2016年10月7日(金)/NEWS脱退から5年のまとめ

この夏、シゲアキさんの「チカラウタ」が放送されてから、わたしは何度「がんばれ、もっとがんばれ、だれよりもがんばれ!」のシゲアキさんの左手を真似したことか。

そういえば今日は金曜日ですが、2011年の10月7日も金曜日でしたね。5年前と一緒で明日から3連休なので思う存分悲しんだって大丈夫ですよ。

 

 

何度同じテーマでブログを書くのだろう、と我ながら思う。

何度も何度もうるせえな、と思う方は、まあまあちょっと落ち着いてオタクとして年端もいかない世間知らずの言うことなんて真に受けずに、あなたの好きな人が出ているドラマでもDVDでも見て、すぐにでもこのブログのことは忘れてください。そもそもこんなブログまともに読む価値すらないですから。ただ、わたしにはわたしなりのオタクとしての物語があって、おそらくわたしはその物語を、次の章へと進めたがっている、そのためにはこの章を完結させる必要がある。いつまでも同じところにはいられない。彼らと同じ時代を生きているのだから、ずっと過去にいたってしょうがない。書いて自分のなかで整理してけりをつけられるのなら、いくらでもそうします、書かせてください、という気持ちで書いています。今年も。

去年のブログを書いてから、色々と考えたので、とりあえずそれだけは形に残しておきたかった。

関連したテーマのブログをざっと。

moyashi1984.hateblo.jp

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こうしてみると、人を突き動かすのは「楽しい」よりも「悔しい」なのかな、と思ったりする。自分でブログを書いて「6人」への想いを発信することによって、いくらか共感してもらえたりすることがあって、ああ少しだけ浮かれていたのかもしれない、と最近反省したりもしています。当時わたしがこういったテーマのブログを書いたのは、自分が圧倒的少数派だという自覚があったからで、ほとんどやけくそみたいなものだった。錦戸担として関ジャニ∞の活動を漏れなく追いかけ、さらには担当不在*1 のNEWSについてもCDを買ったりコンサートに行ったりするような人、というのが私の周りではほとんどいなかった。悔しかった。ろくに「4人」を見てもいないような人に「NEWS」がいつまでも自らのグループの問題かのように語られたりしていて、そういうのがずっと悔しかった。*2

それが、あのブログを書いたことによって、なんとなく共感してくださる方が現れて、ああ、立場は少し違えどもこんなに切ない思いをしているのは自分だけじゃないのだ、と知れて、うれしかった。ずっと避けてきたけれどこんな風に思っている人もいたのか、というようなコメントもあったり、「脱退」当時を知らないけれどファンはこういう風に思っていたのかと初めて知れた、と言ってくださったり*3して、少数派なりに、喜んでしまった。けれど、いろいろ考えて、結局この秋にたどり着いて気が付いたことは、わたしの目線はわたしにしか見ることができないのだ、ということ。この1年間、「共感」は様々な場面でわたしを慰めてくれたけれど、本当に感謝しているけれど、それでもわたしは「脱退」について、いまはもう何も考えることはない、と思うようになってきている。あとは、彼らの時間に任せるだけ、とさえ考えている。

「5年後笑ってお酒が飲めたら」と、シゲアキさんが2012年春に言っていたことをわたしは勝手に目安にしてきたけれど、2016年の夏に、数年前の錦戸とお酒の場で交わした会話を思い出して泣くようなら、無理でしょう。無理だ、と確信してしまったら、なぜだかすっきりした。5年という月日はあまりにも短くて、たどり着いた5年後の未来でははまだ無理だったけれど、それでも、5年前、こんな未来は想像できなかった。あれから随分遠いところまで来たような気がする。勝手に決めた5年というのは計算違いだったことにするとして、「笑ってお酒を飲めたら」という願いを泣いてしまったシゲアキさんが捨てていなければいいなあ、と思う。それだけが「6人」に対するわたしの未来へのモチベーションになっています。

 

最近になって、なぜか、ただひたすら、脱退を悲しめるようになった。ちょうど5年前の3連休、家族で移動する車の中でふと「もう2度とNEWSとして錦戸さんは歌わないのか」「NEWSの歌を踊るところを見ることはないのか」と思って、そっと泣いた、あのときの純粋な悲しさを思い出すようになった。「悔しい」という言葉が、正しいのかわからないけれど、悔しくて悲しい、嫌味な言い方をすれば、死んでしまったことがただ悲しい、というような気持ち。今の活動とか、これからとか、そういうことをすべて差し引いてあの瞬間を思い出したとき、ふ、と、気が付けば泣けてしまっている。ああ、あのときのわたしは悲しかったんだ、とようやく肯定できて、悲しんでも大丈夫になったのかな、と思う。2016年が好きです。だいすきです。あのときああなっていれば、なんて、わたしはもう思わないけれど*4思わないからこそ、これだけ悲しいんだろうな、と思ったりする。

 

 とはいえ、シゲアキさんからの山下さんへの言及がここまでないと、まだまだダメージ大きそうな気もして笑ってお酒飲める日も遠そうだなと。どうにもならない理由を盾にして、脱退を選んだ錦戸のことは、まあ、どうにか受け入れられるのかもしれないけれど、そうはいっても、そうじゃないひとのことはそれこそ「引き止められなかった」といまだに思っててもおかしくないよな、と思ったり。いや、実際どうなのかはファンにはわからないけれど。にしてはちょっと山下さん寂しげでは、と外野が思ってしまって、切ない。ソロだから当然っちゃ当然だと思うけど、ねえ。錦戸さんも山下さんの話しないし。笑ってお酒を飲める日は来るのかしら。まあでもたぶん、来るだろう、となんの衒いもなく未来に期待しています。5年前にこんな未来が想像できなかったのだから、未来はもしかしたらめちゃくちゃすごいかもしれない。すごいに決まっている。

 

ピンクとグレーが映画化されて、シゲアキさん原作小説が連続ドラマ化されて、その主題歌をNEWSが歌って、NEWS全員でのバラエティ番組が半年限定とはいえ始まって評判も上々のうちに終わって、そうしてなにより24時間テレビがあった。6月には少年倶楽部プレミアムの司会も任されて、その場に関ジャニ∞をゲストで招いて共演までして。2016年の経験値の貯めっぷりがすごい。24時間テレビを見て、ああ、もう正真正銘4人なのだ、とオープニングで泣いてしまったことは秘密にしてください。

正直この数年間、文字通り毎日のように答えの出ないことについてあれこれ頭を働かせて、いよいよ堪え切れずにいたところ、文字にすることでたったこれだけの問題だったのか、と気が付き、そうしているうちに2016年がやってきて、もう2度と踊らないと思っていたSUMMERTIMEを踊るから、それがかつてのスタイルと違っていても、ああもう充分だ、と思った。言及はなんにもされてないのにちょろいね。でもNEWSがいままでにたくさん説明してくれたから、それをしっかり聞いてきたわたしにとってはもう充分だった。NEWSとしてNEWSの人数が9人8人6人だった時代の歌も歌い継いでいく、と決意をしてグループを存続させてくれた4人が、過去の楽曲を蔑ろにせずにいてくれるので、NEWSというグループのかたちが変わろうとも、敬意を持っていられる。錦戸さんがいたNEWSを過去のものだと割り切って考えられるようになった。そもそもそういうことに関しても彼がどう願っていたのか知る由もない、錦戸担としてはちょっとちょろすぎるかもしれない。まあしょうがないね、そういう人を好きになったんだから。*5 来年はさくらガールでお願いしますね。うそです。

 

ひとつだけわがままを言うとしたら、同じグループとしてでなくてもいいから、かつて同じ曲を歌い踊った仲間として、当時の曲を、みんなで踊ってほしい、と思う。やっぱりずっと願ってきたことは、これなのかもしれない。これに尽きる。現状を全員で肯定して、「懐かしいね」というただそれだけの感情で、みんなで歌ってほしい。そういう未来に生きたい。

わたしは誰のことも嫌いにならずにここまでこれてよかった。初めて出逢った6人のNEWSのことも、4人のNEWSのことも、NEWSの錦戸亮のことも、関ジャニ∞錦戸亮のことも、みんな好きでいられてよかった。ありがとう。

 

 

 

 

 

*1:そもそもわたしの贔屓のシゲアキさんを担当と呼ぶのかというのは別の問題

*2:NEWSが「脱退」について言及していることを脱退したメンバーのファンだという人間に批難されることがよくあって、抜けたグループに言及しない姿勢を貫くタレントことが正しいというような主張をしたいがためにどうしてそのタレントのファンだという人間が、批難と言うかたちで言及することができるのだろう、タレントの美学に沿わない行為のそのみっともなさとはどう折り合いをつけているのだろうかと疑問に思うことが多々あった。

*3:もちろん自分の考え方は個人的なもので、ほかにもたくさんいるファンの考えかたと違うかもしれないことは分かっていただけているだろうけれど。それでも、当時こういう風に感じたファンが少なくとも一人はいたのだ、と知っていただけたことはありがたい

*4:シゲアキさんもこの秋ではどう答えるのでしょうね

*5:と打ちながらそういう思想の人ではない…けれどほかにどう表現していいのかわからない…だって好き…と思いながら、言及されないことに不満の一つもないようになってしまった…ちょろい…

2016年夏/「SUMMER TIME」関ジャニ∞リサイタル

 

夏も、9月も、もう終わりますね。

今日は9月20日。リサイタル徳島から帰ってきて、これを書いています。

リサイタル初日に入った友人から「サマタイを踊る」という知らせを受けてから、1ヵ月半。いろんなレポを見ながら、ずっと混乱していたように思います。ひたすら、いろんなことを考えた、24時間テレビもあったし、いろいろ。考えて考えて、自分なりに「多分見たいものは見られない」と覚悟をして、9月16日からの3公演、リサイタルにはいりました。

帰りのバスのなかでもいろいろ考えて、実際に見たからこそ思うことがたくさんあって、レポを読んでいたときには「混乱」しかなかったのが、考えるうちに諦めもついてきて、いざ入って実際に目の当たりにしたら、すっきりしました。ようやく見られた。ようやく見られた、それだけで十分だと思えました。NEWSと錦戸亮のことについて、脱退から散々泣いてきたけれど、それでも、自分にとっての「正解」は自分にしか導き出せないのだとしたら、書くしかないと思った。ただ、このブログの解釈が、他のだれかに解釈を押し付けることにならないように、公開するのはオーラスが終わってからにしようと思います。言うまでもなく、ただの馬鹿なオタクの感想です。わたしが間違っているのは重々承知しています。それでも、あの日泣いた自分にけりをつけたいから。

 

そもそも、「SUMMER TIME」という曲が好き。あのダンスが好きだし、自担のパートが好きだし、「オーイエス」で目を合わせて笑う加藤さんと錦戸さんのアンプラグドが好きだった。4人になってからというもの、CMタイアップもあってか、夏ソングがみるみるうちに増えて、気が付けば、「渚のお姉サマー」「恋祭り」「NYARO」「チュムチュム」…「恋を知らない君へ」と、今までならサマタイを歌っていたであろう場面でも、他に歌える曲が増えたので歌われなくなっていて、いやーーーサマタイも聞きたいんだけどな!そろそろ!アレンジ無しのやつ!と思っていた。ら、まさか、錦戸亮が歌うとは。いやまあ、錦戸さんは「恋を知らない君へ」を歌えないんですけどね。

リサイタルでサマタイがどうして歌われるのか、説明しようとしても、リサイタル自体を説明することが難しいんですよね。簡単に言うと、「ジャニーズ夏(っぽい曲)メドレー」のなかの一曲です、「熱中症」というオチに向かうための。お察しですが、まともなメドレーじゃないです。終始笑うためのメドレー。それでも他のジャニーズの楽曲は、嵐とかキンキとかあとはSMAPとかの曲ばかりなので、NEWSをわざわざ歌うってことは、「わざわざ」なんだろうなという印象。イントロなしのサビから始まって、錦戸亮の「手招きしてる太陽~」のパートからそれぞれエイトがソロパートを歌う。最初のサビはきちんと全員踊るけれど、錦戸丸山すばる以外は途中からトロッコ移動。錦戸はまあ、メインに残って踊ったり、踊らなかったり、まるすばに便乗してふざけたり。16日はイヤモニがおかしかったのか、ステージ上手でスタッフと話していた。他の17日18日はまあ、踊っていると言えば踊っているし、踊っていないと言えば踊っていない、ような、そんな感じ。衣装は柄シャツをアンクル丈のジーンズにインしているスタイル。かわいい。

この、まるすばに便乗してふざけたり、っていうのをレポで見たときは本当に誰に対してでもなく、全面的に憎しみしかなかったんですよね。自分が入る公演がツアー終盤ということもあって、前半でふざけられるともう軌道修正もされないだろうから、どうなるのかと怖かった。そもそも、かつて掛け持ちしていたグループの歌を「わざわざ」歌うのに、ふざけるのか、ふざけてもいい曲だと思っているのか、と。歌い継いでいく側は、あれだけの覚悟を持って歌ってゆこうとしていたのに、抜けた側はグループ全員で「おふざけ」にするのかと。先日の少年倶楽部プレミアムで、錦戸が発した「嬉しい人もいるかもしれない」というような発言をほんのちょっと恨んでいたわたしにとって、夢にまで見た(そしてもう今後二度と見られない)大好きな歌を歌って踊る錦戸亮ちゃんを見られる喜びと、「おふざけ」に利用されることへの嫌悪で、ただただ混乱していた。最初は単純に「もう一度見られるのだ」と嬉しかったし、関ジャニ∞がふざけるのなんて今年に始まったことではないので別段気にしていなかったけれど、わたしは、NEWSとしての錦戸亮は死んだけれど楽曲だけでも生かしてくれるために歌ってくれるものだと勘違いしていたようだった。そういう期待を最初に持ってしまっていたのがよくなかった。公演を重ねていくうちに様々なレポが流れてきて、当然と言えば当然で、気が付かなかった方がおかしいのだと今では思えるけれど「ファンに喜んでもらうため」にあの曲を選んだのかと思い至って、さらにはふざけることで喜んでもらえる(と思っている)、そのことに気が付いたときは相当ショックを受けた。しかも、喜んでもらうためという理由だったとしても、自担にとって「踊る/踊らない」はさしたることじゃないんだ、とも気が付いて落ち込んだ。「再現」ではない、ということを、思い知らされた。一番切ないことだった。

 

それこそ、こっちはまだ「終わってない」「解決してもらってない」と思っているわけで、「終わってない」と思うからこそ自担がサマタイ踊ることにもなにかを探すわけで。探すことが間違っていると賢い人なら思えるのかもしれないけれど、脱退以後ずっと、いつか遠い未来にでも彼が脱退に言及して、彼の手ですっぱり終わらせてくれることを期待してしまっていたファンにとっては、酷なことだと思っていてもいいですよね。

 

だから、このリサイタルでのサマタイが、その、彼の手によって終わらせてくれることなのだ、と思うことにしました。あのサマタイは、私の知っている「SUMMER TIME」じゃなかった。NEWSと関ジャニ∞という違い以上に。錦戸亮ですら。当然だろ、と思われる方は思われるかもしれないけれど、ろくに言及のない5年では時間の経過すらよくわからなかった。エンドレスサマーのように、あの夏に、いつでも戻れるものだと思っていた。てっきり、扉は繋がっているものだと。

 

錦戸亮ちゃんがもう、NEWSとしての魔力を持っていないところを見た。

同じ曲だからこそ、ありありと分かってしまったのだろうと思う。私が最後に「NEWSの錦戸亮」を見たのが、2010年9月18日。徳島公演最終日の18日が、あれからちょうど6年。前髪はないわ、髭は剃らないままだわ、って多分6年前じゃ信じられない。6年前のビジュアルが一番好きだというのは、まあ、差し引いても。

たまたま、この夏の間に、「グレート・ギャツビー」の原作本を読み、ハリウッドでの映画「華麗なるギャツビー」、そして内博貴くんがギャツビーを演じた舞台を観た。作中で何度も、5年前の恋人とよりを戻そうと奮起するギャツビーに友人ニックが「過去は取り戻せない」と言い聞かせる。ギャツビーはそれを受け入れず、5年前に戻れると信じてやまない。過去は取り戻せない。

でも、過去は消せないし、消えないし、だからこそ錦戸亮は自分のパートがあるサマタイの自分のパートを歌える。けれども、それでももうNEWSではない。帰りのバスで何故か「Distance」を聴きながら号泣した。「恋を知らない君へ」を歌えない、「NYARO」も「恋祭り」も「渚のお姉サマー」も「チャンカパーナ」も「フルスイング」も。「SUMMER TIME」ですら、もう。

4人の新境地「恋を知らない君へ」で小山さんが「この悲しみも過ぎてくのかな」と歌っていて、あの脱退発表時に「時間にだけは解決させてたまるか」と強く思っていた自分を思い出した。自担に解決済みかのように扱われているなか、所詮傍観者でしかないファンの自分だけが未解決のまま抱えていることに疲れてしまっていて、そんな2016年に「共に過ごした夏はもう二度と戻らない」とNEWSが歌うので、それでもいいかな、と思った。そう考えながら、なんで泣いているのか、どうしてまだ泣けるのか、分からないけれど。現状に満足しきっているわけではないけれど、それでも不満ばかりじゃない、それなのに「悔しい」と考えてしまう。何が悔しいのか分からないけれど「悔しい」と泣いている自分がいる。

脱退に際して、自担から幻滅させるような言葉はもらえなかったけれど、いつか言及してくれる日が来るのかは分からないけれど、絶対に「言わないこと」が最善だとは思わないけれど、それでも、これも自担によるひとつの終焉のかたちかな、と思う。「終わっていた」ところを観られてよかった。

なんでこんなに「NEWSの錦戸亮」に執着するのだろう。まあ、「錦戸亮」が好きだったから、という理由に相違ないのですが。錦戸さんが好きなのに、エイトもNEWSも選ぶ必要なんてなかった。他に理由があるとすれば、わたしが肉体から離れて語られる物語が好きだから、ですかね。「NEWSの錦戸亮」の一人の人間とは思えない、「錦戸亮」そのままが「関ジャニ∞錦戸亮」なら、当然そちらも好きだけれど、一人の人間とは思えないなにか特別なものを纏っているようなところも好きだった。NEWSというグループにも言えるけれど。アイドルとは、ああいう姿を言うんだろうとも思う。

どうせ選ばれないグループを「嫌い」になれたらどれほど楽だったのだろう、と思うときがある、いまだに。でも、それでも脱退以前に、以後にも、もしもNEWSのことを嫌いになっていたら、自分の感情の整理のためとはいえ知ろうという気持ちを捨てていたら、この終焉に自分はたどり着けていなかっただろうという思いがある。思いがけずボーナスをもらったような気分。

自担のいないグループ、自担が選んだグループ、どちらも、あれからずっと応援してきたからこそ、こうしていま、穏やかな気持ちで秋を迎えられるのかもしれない。

 

 

 

 

あの6月の少年倶楽部プレミアムは、やっぱり、関ジャニ∞が許されるための企画ではなくてNEWSがもう「掛け持ち(脱退)」にしがらみを残していないことのアピールを行うための企画だったのかな、と思う。シゲアキさんのチカラウタも、そうだと思った。シゲアキさんは泣いてしまったけれど、あれは「NEWS」としての話ではなくて、シゲアキさんが「加藤シゲアキ」という人間を語る上で錦戸亮の存在、あの「深夜高速」という歌が欠かせないだけであって、引きずっているのはグループとは少し違うんだろうと思う。小山さんの、関ジャニ∞とああいう形で共演が出来てNEWSとしての次の段階に、という補足が、小山さんの、シゲアキさんへのプライドのような気がしてとてもうれしかった。うちの加藤を勘違いされたら困る、みたいな。「最善じゃない」と言う人間、それでも現状が一番だとファンに胸を張る人間、それぞれがバランスよく存在しているからうまく成り立つのかもしれない、コヤシゲってそういうところ…と、おもむろに「尊い…」と拝んでしまいそうだった。シンメなのに解釈違いを起こしていて、加藤さんの見ていた「錦戸亮」が多分、わたしも好きなんだと思う。いろいろ話題になった24時間テレビだったけれど、よかった。シゲアキさんの「人生で一番忙しくて熱い夏にしようという覚悟をしました」というコメントが、2016年夏を象徴しているような気がした。

良い夏だった。

良い夏だった、と思う。次の夏も、そうでありますように。

 

 

 

 

 

と、思ったら、「夏の記憶」って殺す気かよ、という少年倶楽部プレミアム9月21日放送回。恋祭り→エンドレス・サマー→秋の空 というなんとも形容しがたいメドレー。エモさが人を殺す夏です。

秋が来ますね。

 

 

 

 

ベストオブほほえみエピソード決定戦

 

 

【ほほえみコンビ】

 関ジャニ∞丸山隆平錦戸亮を指すコンビ名。2012年のイベントでの罰ゲーム「ほほえみデート」を二人で行ったことに由来。それ以前は特にコンビ名はなく、名前を取って適当に呼ばれていた。ジャニーズ事務所の同期。同じ高校に通っていた過去もある。2016年8月現在、村上信五を含んだユニット曲「ビースト‼」、錦戸から丸山へ送られた歌「いっこにこにこ」はあるが、二人でのユニット曲は制作されていない。二人とも名前の頭文字が「R」という共通点がある。

 

 

いろいろ、いろいろあったけれど無事に8月も半ばになって、本日8月12日を迎えることが出来ました。間に合いませんでした。
8月12日。2012年8月12日。
いわゆる「∞祭」*1での催し「ガチンコ祭り!センターは俺だ!!」によって、センターが決定したのと同時に、下位2名への罰ゲーム「ほほえみデート」の該当者が決定した日、が、4年前のこの日でした。前日の時点で、錦戸亮の罰ゲームはほとんど確定していて、残すはあと一人が誰なのかというところだった。大倉さんか、丸山さんか。このあたりのあらましは、映像で見られるので特に説明する必要もないか。とにかく、まあ、そういう記念すべき日なのです。

そんな日を記念して、先日ツイッターからご協力いただいた「ベストオブほほえみエピソード決定戦」(7月17日~7月30日)のアンケートの集計を発表させてもらおうと思います。

docs.google.com

 

明らかに重複だと分かる票のみこちらで除外しました。37票頂きました。ご協力ありがとうございました!
投票してくださった層はこんな感じです。丸山担のおおさ!&関心度高くないとこんなポンコツ野郎のアンケート投票しないですよねありがとうございます!

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ざっくりランキングを発表すると
1位 キス 8票
2位 高校時代 7票
3位 顔がタイプ 6票
という結果でした。(下記に、頂いたエピソードはすべて記載しています。)

 

1位 キス 8票

内訳:「エレベーターでキスする話」5票

   「47メイキングでのキス」2票

   「『関ジャニ∞ TOUR 2009 PUZZLE』でのおでこにキス」1票

 

お二人さん、キスの話題多すぎでは?
いまさら詳細について特筆すべきところもないような気がするのですが、ざっくりとした説明だけ。

  • エレベーターでキスする話

  元気が出るLIVE‼の2016年1月16日大阪公演MCでの発言。何故か分からないけれど、全く持って意味が分からないけれど、事実を述べると「元気が出るLIVE‼DVD」にはこのエピソードは収録されておりません。そのため以下のレポのツイート参照。丸山さんのキス魔っぷりが酷い、という話題の流れで村上さんが錦戸さんに「亮は? なんか被害ある?」と振ってくれ、露呈したエピソード。自分から強請っているため厳密には“被害”ではない。

つい先日の2016年7月31日リサイタル幕張公演でも同様の話題が出た*2

  • 47メイキングでのキス

  「47」という2007年のツアーDVDの初回盤特典に収録されている「茨城」のオフショット(ディスク3)。開演前、エイトコールが聞こえる会場裏で、真っ赤な特攻服のOP衣装を着たメンバー(左から大倉・丸山・渋谷・錦戸の順)が談笑しているときに、壁にもたれたままの錦戸さんが「まる、キスして、くち」と言い、「kiss is the Master key」とすばるさんが口ずさむとなりで、丸山さんが(おそらく)キスをしたところが収録されている。キスして、と強請ったくせにそのあともノーリアクション、衣装で唇を拭く錦戸さん。キスの感想を口にしてすばるさんに気持ち悪がられる丸山さん。むふ、と笑ったままの大倉さん。だいたいみんなサングラス。技術的な問題等々で、動画を上げられないのが残念。

  • パズルコンでのおでこにキス

  東京ドーム公演での出来事。ベース演奏中、丸山さんのヘッドセットのマイクトラブルのため、錦戸さんがハンドマイクを差し出してあげ、そのままおでこにキスをした。WSで映像が流れているため、探せばどこかに映像があると思う。

キスにまつわるエピソードとしては、2011年の「KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」というDVD特典MCダイジェスト「福岡」で、錦戸は丸山と安田とはよくキスしている、村上さんともしたことがある*3という話題が出ている。こういう話がすでに出ているにも関わらず、こうして「エレベーターでキスをするというエピソード」を挙げてくださった方が多かったのは、エレベーターという場所がよほど衝撃的だったのだろうと思う。わかる。監視カメラの映像ください。

 

以下引用の形式で、実際にいただいたコメントを載せています。

「エレベーター」
・元気が出るLIVE‼︎大阪公演 MC エレベーターでキスする話
・元気が出るLIVE!!大阪公演 MC エレベーターでキスする話
・元気コンでのエレベーターキス事件
・元気魂大阪16日でのMCにて、日常的にエレベーターキスをしていること
・元気が出るLIVEでのエレベーターでキスする話
「47」
・DVD47の例のキスの前の錦戸さんの発言「丸キスして、クチ」
・47ツアーDVDメイキング、特攻服でキスするシーン
「パズル」
・まるちゃんかりょうくんのどちらかのマイクが潰れた時に一緒に歌いながらおデコにチューしたこと

 

 

2位 高校時代 7票

内訳:「高校時代」7票(うち入学式 2票)

 「入学式」
関ジャニズムでの名古屋公演(あやふや)のMCで話していた、亮ちゃんが高校入学の時、丸ちゃんが階段の上から「ヨッ!」と話しかけた話
・錦戸くんの高校入学式に迎えに来た丸山くんがスーパーイケメンだった話
「高校時代」
関ジャニズム 12/25名古屋公演MC 錦戸さんが丸山さんの高校時代を自慢気に話している時
・亮ちゃんが高校を選んだ理由のひとつに、"まるちゃんがいること"を挙げている(雑誌名は不明) 『あと丸(丸山)がいるっていうのも、この学校を選んだ大きな理由のひとつやね。丸も「来いや〜」って言ってくれてたし。4月からは丸の後輩や。丸山先輩か〜。違和感あるなぁ(笑)。』 こんなこと言っておいて未だに高校時代のエピソードにまるちゃんしっかり紐付けされてるのキュンとします。
関ジャニズム名古屋公演MC 高校時の丸山くんの話をする錦戸くん
・ニズムの名古屋MCやありえへんにゲストで出た時?にりょうちゃんがしてた(思い出せるのがこの2つですがこの話は何度かしているのかなと)高校生になったばかりの時亮ちゃんを迎えに来たマルの真似をする亮ちゃんが凄く好きです。
関ジャニズム名古屋公演 MC 同じ高校に通っていたときの話

案外みなさん、同じ高校に通っていたエピソード自体から感じる「萌えポイント」が違うんだな、と思った。
なかでも、入学式の話とか、高校時代の話そのものが印象的だという方や、錦戸さんが高校を選ぶときに丸山さんがいるところをわざわざ選んだこと、あるいは、30歳になっても同じ学校に通っていた時代のことを思い出して話すということが印象的だという方がそれぞれいて、「いつの話ですか」という質問項目にも、そのエピソードの中身である「デビュー前」とする方と、エピソードが語られた時期の例えば「2013~2015」とする方とに分かれていて、とても興味深い結果が知れた。錦戸亮ちゃんは高校に一年しか通えなかったと言っているけれど、その一年の間に見た、学校の人気者だった丸山先輩、のことを覚えているんでしょうね。年上の丸山さんが年下の錦戸亮ちゃんに、普段は「おまえ」と呼ばれていても、実際には年上であることを知らしめるような高校のエピソードが多い気がします。「丸山先輩」というような。そしてそれらが得られる環境に自ら飛び込んだのが、錦戸さん。
高校時代のエピソードはさがせばさがすほど、見つけられる、途方もないと感じたので、今回はざっくりと。
入学式のエピソードを一番手軽に知れるのは2014年「関ジャニズム」DVDの名古屋公演のMCダイジェストだろうと思う(この公演をエピソードとしてあげてくださる方が多かった)。

 

 

3位 顔がタイプ 6票

内訳:「∞祭」「ZIP」

  • ∞祭

は上記ですでに説明済みの2012年のイベント、対決ゲームのうちのひとつの競技である「手押し相撲」での丸山錦戸の対決時のコメントで 「もし僕が女の子やったら、メンバーの中で一番顔がタイプです」「僕が女の子やっても、君の顔が一番タイプです」と発言したこと。ベストアルバム「8EST」の特典に収録されているので、そちらをぜひ参考にしてください。*4

  • ZIP

錦戸さんが2013年に出演した際にインタビューコーナーで「もし生まれ変わるなら(メンバーのうちで誰か)」という質問に「気さく」「誰からも好かれる」「おもしろい」「黙ってたらかっこいい」「顔的に一番タイプなんですよね」と丸山さんを選び、コメント。インタビュアーの「もし女性ならお付き合いしたいですか?」という質問にも「かもしれないですね」と答えていた。普段メンバーと仕事終わりにご飯に行くことはほとんどないけれど「たまに行くのがマルちゃんなんですよね」とも発言し、「誰に紹介してもあの子いい子やね、って言われる」「そんな風に言われたいですね」と続けていた。憧れがすごい。「(女性なら)顔がタイプ」と「女性なら」という注釈をつけてまで、発言する意図がよくわからないのですが、実際に「顔がタイプ」なんだったら仕方ないか。

「∞祭」
・∞祭のときにお互いの顔が一番タイプだと告白しあっていた話
・∞祭ガチンコ対決手押し相撲丸山vs錦戸 対戦前コメント「もし僕が女の子やったら、メンバーの中で一番顔がタイプです」「僕が女の子やっても、君の顔が一番タイプです」
・∞祭りの好きな顔のタイプはのくだりで2人でにこにこしながら話していた時。 その後の手押し相撲もほほえましかったです。
・∞祭手押しゲーム(?)でお互いの顔がタイプだと告白し合うところ
「ZIP」
・zipのQQクエスチョンで錦戸くんがもし自分が女性だったら付き合いたいのは丸山くんと言っていた話
県庁おもてなし課(?)の取材(恐らくZIP)で錦戸くんが生まれ変わるなら丸山くん、気さくで誰からも好かれて面白くて黙ってたらかっこよくて顔的に一番好きだから、お付き合いとしても丸山くんかもしれない、あまりメンバーとは食事に行かないが丸山くんとはたまに行く、誰に紹介してもあの子ええ子やねと言われるのでそんなふうになりたい、と地上波で盛大にノロケた(?)話

 

4位同率 3票

・ほほえみデート
・ごはん(ホテル・三重)

 

「ほほえみデート」はいわずもがな、ですね。そりゃそうだ。
「ごはん」はツアー期間中のごはんを指します。雑誌で読めるものなら以下のようなものがあります。

加藤「ライブのときって、メシどうしてます?」
丸山「地方のときやったら、イベンターさんが連れてってくれるところに行く人もいれば、ケータリングですませてホテルに戻る人もいれば、ホテルのルームサービスですませる人もいる。俺とか(錦戸)亮ちゃんは、ホテルに直帰して、ルームサービスとるパターンが多い。たまに亮ちゃんがうちの部屋に来て、いっしょにテレビ見ながら食べたり。っていってもほとんど話すことないから、飲んで食って、終わったら「じゃあな」って。やのにあの人来はるから、なんでやろ?って。」
MYOJO 2013年11月号

上記のZIPでも「たまに(ごはんに)行くのはマルちゃん」という発言があり、また、いつかの丸山さんのweb連載でも錦戸さんとご飯に行ったと書かれており、ご飯に行くエピソードはいくつかある。いくつか…*5

 

「ほほえみデート」
・ほほえみデート 3票
「ごはん」
・会報No.4マル目線:この2年くらいで、ツアーの際に、ホテルの部屋で一緒に食事をする習慣が出来たという話
・みんなが飲みに外に出ている時にお互いの部屋にこもって飲んでいた(?)話
・お前のハートを掴んだるリサイタル(三重?)のMCでまるりょで前日海鮮料理屋に行ったエピ。2人でいっぱいあわびや脱皮したての伊勢海老??食べた。丸山さんはブログに写真を載せていたが誰ととは明記せず、きっとライブで訊かれていなければ本人達からの公表は無かったであろう、というとこまで含む。(しかし店の方のブログには載ってしまう。店員さんグッジョブ) 丸ちゃんとだったら何故かちょっと苦手な海鮮系を食わせられる(何年か前にも2人で魚を食べに行こうとして店が閉まってたり、「ホタテが無い」含む)亮ちゃん、という魚にまつわるほほえみが大好きです。

 

 

その他

総票数があまり多くなかったことも関係して、1票のみ入ったエピソードが多くあるので、ひとつずつ紹介します。

・エンドロールでいちゃいちゃ

 → いつのでしょう、2010~2012年とお答えくださっているので、顔を突き合わせてへらへらしているやつ(のちにリミックスされたバージョンでハートマークの加工をされているやつ*6)なら、「KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS」ですかね。

・ パズルコン
 → ざっくりすぎて(心当たりが多すぎて)、これですかね、と明言できないのですが、「関ジャニ∞ TOUR 2∞9 PUZZLE」に収録されているレンジャーは丸山錦戸が対になるエピソードなのでハッピーです。個人的にとてもツボだった、「メンバーで行った温泉の水風呂で丸山さんが錦戸さんに上がるなと命令していた、のを目撃した横山さんの話」がMCで披露されたのは京セラ公演でした*7また、すでに上がっている、東京ドーム公演のおでこにキスも、このツアーですし。下記もそうですね。
・パズルコン福井公演レンジャー 仲直りシーンでイエローがオレンジに抱き付いてそのまま駅弁した瞬間
 → 表現が卑猥!だめ! とは思いつつも、このエピソードは知らなかったので、ありがたいです。2009年の錦戸さんの体重の軽そうな感じは目に見えて異常。そして可愛い。どうか、その記憶を人生の宝にしてください。
・ 聞くジャ二エイトというラジオで、お互いに感謝の気持ちを言い合うという企画で、丸山くんが錦戸くんに「亮ちゃんのためだったらお金貸してとかいうお願い以外、ある程度のことはできるから」と話していたこと。
 → 2009年のラジオですね。

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この記事にその部分だけの文字起こしがあります(ガチ)。ここから「いっこにこにこ」に繋がると個人的には考えていて、「ほほえみコンビ」の底本みたいなもののひとつだと感じています。

・03年クリコン10年後の今日の日もでまるちゃんが大倉くんにほっぺチューした後 彼氏の浮気がバレたカップルの修羅場みたいになってたまるりょ
 → 記憶をお金で売ってください。言い値で買います。見た過ぎる。記憶の売買ができるようになるまでは、その記憶を大切に守り抜いていただきたいと思うばかりです。記憶狩りに遭いませんようくれぐれもお気を付けください。
・多分関ジャニズムかJBなんですけど、まるりょで手でハートを合わせようとしていて、亮ちゃんがまるちゃんの作った片手はーとをがぶっとするところです!
 → 「関ジャニズム LIVE TOUR 2014≫2015」のDVDにも収録されているオーラス公演ですね。「CloveR」の曲中の戯れ。思い出しただけでも可愛さで頬が溶けてなくなりそうです。衣装がダサいけど。
・いつのものか忘れてしまったのですが、ジャニ勉の3タックのオープニングの音楽が流れてる時に2人が向かい合ってほほえみあってるやつです。りょうちゃんが「できひん>_<」みたいなことを言っていたと思います…横山くんが金髪のときです。いろいろと曖昧ですみません。
 → わかります、あれですよね、いつのか探しておきます。
・2009年4月20日「めざにゅ~ハマsong」*8  過去回想型な丸山さんと未来展望型な錦戸亮ちゃんは脳の使い方が真逆で、感覚的に分かり合える事が少なそうなんですが、この番組の「相手の好きな曲が自分も好きになった」という話が、相手の心情が分かり、少しだけ気持ちが混じり合えた様なエピソードで印象深かったです。
 → わたし2009年大好きなんですよね、だいすき。それ以上のことばがありません。だいすき。考え方が正反対な二人、良い。
・2006年レンジャー連載亮ちゃんの生い立ちシリーズのオーデのくだり、紫迷彩というタイトルで、男前で変な紫の迷彩のカーゴパンツに紫のでかいリュックで堂々としていた丸ちゃんを見てこういう人が受かるんだ自分は多分無理やな、それくらい丸はかっこよかった(2回目オチ付き)云々語っていた回
 → 錦戸さんの丸山さんへの「憧れ」ありがとうございます。こういう風に、なんだかんだいって、めちゃくちゃ評価している(からこそ「頑張ってほしい」と思う気持ちが先行して厳しくなってしまう)のが、錦戸さんの丸山さんへのスタンスだったように思います。

 

 

アンケート結果は以上です!

実は、いつ頃のエピソードなのか、という質問項目もあったのですが、「高校時代」のところでも触れたように過去のエピソードを「いつ」と判断するのか差異があり、また、間違って投票されていた方や「わからない」とされていた方が多くいたので、今回は特に触れませんでした。集計結果を見て、2004~2006年が少ないように感じましたが、あとはおおむね、どの年代も同じくらいの割合でした。わたしは、ひとつ、ここもほほえみコンビの特徴かな、と思います。この期間だけ特別仲が良かった、とか、この時期はちょっと疎遠になっていた、とか、そういうのがなく、ずっといままで安定している付かず離れずの関係性なのかな。丸山さんが、2016年1月のコンサートで錦戸さんのとの関係性を「遠距離恋愛の恋人」と例えたのも、そういう感覚からなのかな、と思ったり*9

ほかにも、丸山さんだけが(その当時)錦戸さんの家に行ったことがあるとか、引っ越しした錦戸さんの家のシャワーを一番最初に使ったのは丸山さんだとか、錦戸さんの両親が来ているときにシャワーを借りた丸山さんとか、一緒に住もうと何度も丸山さんを誘っては断られている錦戸さんとか、その雑誌のインタビューで一緒に住むなら亮ちゃんと丸山さんが答えていることとか、高校時代丸山さんの好きだった人から告白された錦戸さんととか、丸山さんの「ひき肉ダンス」が異様に好きな錦戸さんとか、錦戸さんからさりげなく高いジャケットもらったことを「これ話してええんかな」と笑いながらテレビで話した丸山さんとか、そのジャケットは実はお礼で錦戸さんが先に丸山さんの着ていたジャケットをかっこいいと言ったら同じもの(高い)をプレゼントされていたとか、丸山さんが舞台で主演する作品のハリウッド映画版を見て「これをマルがやると思ったら泣いてた」錦戸さんとか、丸山さんの錦戸さんへの「嫌われ役をかってでてくれてありがとう」「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」というようなコメントであるとか、2016年に丸山さんが取り付けた亮ちゃんにサーフィン連れて行ってもらうという約束の話とか、覚えているだけでもこれ以上ぽろぽろ出てくる、から、忘れているものも含めれば本当に膨大な量になる。実は粕汁、「ほほえみデート」よりも先に「はなまるマーケット」で振る舞っていることとか。あとはもう伝説級の「高尾山ロケ」とか。

 

という具合に、いろいろ挙げるとキリがないことに気が付いたので、この辺りで切り上げようと思います。

本当はなんかもう少し、せっかくアンケートしていただいたのだから、良い感じの考察とか、まとめとか、したかったのですが、無理だったので、とりあえず「ほほえみデート」と「『with』での連載『C∞MBI i(コンビアイ)』の2013年05月号」を見てくだされば、だいたい「ほほえみコンビ」がどういうコンビなのか伝わると思います。ほほえみコンビ厨の方にも、久しぶりに見るとなおのこと可愛いですよ*10  とオススメしておきますね。ほほえみコンビについて、わたし個人としては「コンビとしての化学変化がないコンビ」だと思っています。丸山さんはより丸山さんらしく、錦戸さんはより錦戸さんらしく、そういうお互いの個性を個性そのまま増幅させているようなコンビだと、いつも一人でしみじみとしています。

どうか、この二人のお互いへのあどけない羨望と、「笑う」「笑わせる」のギブアンドテイクの充足感が、たくさんの人に伝わりますように!

 

 

 

 

:追記

 

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 エピソードを抜粋して年表を作りました。こちらもあわせてどうぞ。

 

*1:(読み:はっさい)(正式名称は「∞祭 ~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~」)

*2:朝からでもキスしてくれるときがある、という新情報

*3:年上組とはしたことないとこのとき発言していたけれど、「47」沖縄公演ですばるさんとキスしている写真が撮られているため、この発言からカメラのある場でのキスはキスとして判定していない可能性が浮上

*4:個人的には手押し相撲での、丸山さんが錦戸さんの後ろを指さしたときに、罠だと分かっていただろうに思わず振り向いてしまう錦戸さんが、丸山さん相手に気を抜いているような素直さを披露するところも見どころかなと思います

*5:いま手元にある資料が抜けありまくりなので、いくつか、とさせてください

*6:これは「KANJANI∞LIVE TOUR!! 8EST〜みんなの想いはどうなんだい?僕らの想いは無限大!!~」

*7:のちに「急☆上☆Show!!」発売時のMステでのトークでも横山さんから披露され、全国ネットで結構スベった。2014年1月29日放送の「TOKIOカケル」では丸山さんからの情報「亮ちゃんはやたらとM」のエピソードとして「サウナの水風呂に、肩までつかりなさい、と言うと、うるんだ目をしながらかわいく、はい、と答える」とサウナ水風呂のことを挙げており、4年経っても記憶にあることがわかる。しかも「かわいく」という本人の主観入り。

*8:http://www.tudou.com/programs/view/HE3l2EZPMGI

*9:正直メンバーほど近しい距離にいて、なんでわざわざ「遠距離」なの!? とは思ったが。

*10:関パニとか各種DVD収録のレンジャーとか

加藤シゲアキ2016が最高/加藤シゲアキさん(29)お誕生日おめでとうございます

加藤シゲアキ(29)さんお誕生日おめでとうございます。
ところで、私が好きになった加藤さんは24歳でした。「ピンクとグレー」が出版されたあのとき。

 

あのときは、こんな未来がすぐそこにあるなんて思いもしていなかった。

メンバーも必死だっただろうけれど、ファンも必死だった。そうしているうちに、ふと気が付けば、あの増田貴久さんが30歳を迎え、そして加藤さんも29歳になっていた。私が好きになったきっかけのデビュー作「ピンクとグレー」に端を発し、既に単行本が4冊、文庫が2冊刊行されていて、2016年には雑誌で長期連載、短編、小説だけじゃなく旅行記、書評とさまざまな作家活動を継続的に行っている。24歳(正確には23歳)の加藤さんがそのすべての基盤を作ったのだと思うと、大変だったろうなという思いと、頑張ってくれてありがとう今ファンとして楽しい人生を送れていますと感謝の意でいっぱいです。

小説家デビューと同時に改名の発表を聞いたときは、一体何をするんだろうと唖然としていたけれど、たった4年余りで、こんなにカタカナが馴染むようになるなんて思いもしなかった。それまでずっと「加藤さん」と呼んでいたのに、もういまでは「シゲアキさん」と下の名前で呼ぶようになっていて、「シゲ」と呼んでいたような人たちも「シゲアキ」と呼んでいたりして、あのとき「加藤シゲアキ」と改名したことが必然だったことかのように思える。フルネームで呼んでもらえるように、と言っていたのをぼんやり思い出したりします。錦戸亮からも昨年末に「カタカナかっこいいね」とのお言葉も頂戴いたしましたし。

最近のインタビューで「5年前の自分に」とメッセージを残すことが多々あり、それを読んでは感慨深くなる2016年です。なんというかいろいろと本当によかった。NEWSというアイドルとしても、作家としても、「これから先どうなっていくのか分からない」ほどの新しい境地に挑んでいる、ここからどこまで躍進していけるのかファンにはおおよそ見当もつかない可能性を持っている、加藤シゲアキさん(29)。24歳のときの「これから先どうなっていくのか分からない」とは全く種類の違うどきどきで、ただひたすらこれから先の未来が楽しみで仕方ないというような。あのころだって言うほど悪くなかったよ。かっこよかったよ。けれど、いまのシゲアキさんは加藤成亮史上一番かっこいいと思う。過去が悪いんじゃなくて、あまりにも未来に期待しかないから。

 

私の担当は錦戸亮です。けれど、よくよく考えてみれば、錦戸亮ちゃんだけを好きでいたときより、シゲアキさんのことも好きでいる期間の方が長くなっていた。いつの間に、という気持ち。どっちが好きとか、多分錦戸亮を降りることはないんだろうけれど、あまりにもシゲアキさんと錦戸亮ちゃんの重なる部分が多すぎて、もう選べないんだろうなと思います。選ぶ必要がない気もしている。

どちらも、自分の知らない歴史が圧倒的で、好きになってからの時間の経過が一瞬のように感じるのだけれど、こうして着実に時間は過ぎていっていて、ファンになった当時にはあれほど自分が知り得ないと強く胸を焦がしていた、彼らの歴史の一端が作られていくところを今は実際に見ている。そう思うと不思議な感じがします。そういうことが、これから先も、たくさんあるんだろう。これから先がたくさんあるのだと思うとたまらなく幸福だと感じる。どうにもいかずたくさんもがき苦しみ、そして努力をしてくれたのであろう過去がすべて愛おしく思える。過去のすべてに敬意を払いたくなるし、実際に払っているのだろうと思う。という脳みそゆるゆるっぷりも、くそポエムも、誕生日なので許されるような気がしている。

加藤シゲアキにハマるなら最高のタイミングが2016年夏以外にないんじゃないか。「加藤シゲアキの快進撃に巻き込まれてファンになったんです♡」って一度でいいから言ってみたい。


こういうブログを書いてしまうのは「2016年夏」に寄せる思いがとんでもなく大きいからなんだろうな~~~。

タイムリープ」「あの夏」というフレーズだけで、「恋を知らない君へ」という歌だけで、もう、どの夏にでもとんでいけそうな気がします。だって「扉はいつもきっとあの夏に繋がっているから」。けっして戻りたい・やりなおしたいわけじゃないけれど、今に繋がっていると信じたい・大切にしたい「あの夏」が誰しもひとつくらいあるんじゃないかな。2016年夏がそういう夏のひとつになればいいな、と思う。キラキラと輝いていて、夢に溢れていて、あの夏があるからいまのすべてがあるのだと未来で思えるような、そんな夏に。

 

加藤さんが錦戸亮よりメディアに出演する2016年夏を誰が予想していました?
それでも相変わらず飄々としている錦戸亮2016には、焼けずにいてほしいひげをそってほしいという気持ちばかり大きくなっていきますが、加藤シゲアキ2016にはどうかこの夏を精一杯生きてほしいと切々と思うだけです。ところで、マクベス観劇の件*1 はどうなんでしょうね。「どんな気持ち?」と煽りに行きたい気持ちでいっぱいです。

世界はもう充分すぎるくらい加藤さんに優しい、けれどそれは、加藤さんが世界に優しさを見つけ出したからじゃないかな、と思う。世界に絶望していた加藤さんが世界に自力で希望を見出したんだろう。

シゲアキさんの「楽しい」とわくわくする、先日のぐるナイの釣り企画で見せたような笑顔をできればたくさん見られますように。加藤さんがいつか「一人でも応援してくれる人がいるならおれはNEWSの加藤成亮を辞めない」というようなことを言っていたことを記憶していて、それから数年たった今でも時々思い出しては「少なくとも私は死ぬまでファンでいるから、加藤さん辞めないね」と安心していたりします。

 

こうやってまたNEWSは楽曲に思い入れをたくさん増やしていくんだろうね。「僕らはなぜ出会えたんだろう」とかつては歌いながら、今でも「出逢えた事 今傍にいれる事 ありがとう」と歌うNEWSが、今傍にいない人たちとの出会いにもお辞儀をしているように感じられて、とても好きです。いまだに6人と4人が同時に存在しているような気分になったりして、未練がないと言えばうそになるし、けれど、それらを全部投げ打ってでも今が好きだと言いたい。未練のかたまりみたいな私を、救ってくれたのはシゲアキさんの言葉だった。ありがとう。

 

君の未来に幸あれ。

 

 

 

 

 

*1:7月8日マクベス錦戸亮加藤シゲアキが隣同士の座席で観劇していたという目撃情報がいくつか。まだ本人たちから言及がないので当然半信半疑です。

24時間テレビを控えて。先日の日テレの音楽特番「THE MUSIC DAY 夏のはじまり。」で、NEWSが「フルスイング」を歌ったことを受けて。この夏は特別な夏になると思うので。

誰か特定の人を傷付けようと思ったり、不特定多数に喧嘩を売ろうとして、書いた記事ではないことをご留意くださると助かります。馬鹿の言うことを真に受けてしまう方の閲覧はお控えください。

 

6月24日ごろに、ツイッターでアンケートを取りました。

  

 

 

実態調査というやつです。

150票前後と決して多い数字ではないのですが、傾向としてはこのような感じなのかなという印象。このアンケートをとったアカウント自体が「錦戸担・加藤の話、NEWSの話もよくする・関ジャニ∞がメイン」というアカウントですので、まあ、錦戸担としては(少し“今の”NEWSにうるさいくらいの)割合一般的な層なのかなと自負しています。それでも票は割れるものですね、というかNEWSがお嫌いな方は私をフォローしてくださっている方なんでしょうか? 超ストレスじゃね? それともアンケート見かけて喧嘩売りに来てくださったんでしょうか? 何はともあれ、ご協力ありがとうございました! おかげでわたしにとってほんの少しは信憑性のありそうなアンケート結果になりました。

 

・錦戸担へのアンケート

意図:「そもそも錦戸担いまのNEWS知らないでしょう?」という実感があった。「アルバム『QUARTETTO』聴きました?」「変ラボ見てますか?」「あのストレス皆無の『White』DVD観ました?」にはじまり、一番気になっていたのが、コンサートに行くのか、というところ。コンサートに行くにはお金を使う必要があるので、このような質問になった。

個人的な雑感として、案外NEWSにお金を使っている錦戸担が32%と多いのだなと。ただ、これに関しては、私がそういう人間だから似たような方がフォローしてくださっていて、票が伸びた可能性がある。

しかし、やはりというか、42%とお金を使わない層が圧倒的に多い。この層が後のアンケートのどの項目に投票したのかが気になる。勝手に「これぞ錦戸担」という印象。この「お金を使うほどではない」項目には「興味がない」という票も含みました(補足アンケート参照)。「お金を使うほどではないが好意的に感じている」という錦戸担が数としては一番多いのかな。

脱退後嫌いになったというのが12%、もともと嫌いだという方が14%。この二つの項目を合わせても26%と、好意的に感じている層に及んでいないのは、やはりアンケートをしたアカウントによるものなのだろうか。

おおむね想定の範囲内、という結果だった。確認したかっただけなのかもしれない。

 

・NEWSが公的な場面で「脱退」の話をすることについて

意図:これはまあ、「いつまで脱退をネタにするんだ」というエイト側ファンの意見に対して私が「いつまで当事者の気分でいるんだ」と感じていたからですね。24時間テレビの露出も増えてきたり、東京公演の様子が掲載された新聞など、「脱退」について言及するメディアがいくつかあったことで、 反応が気になった。のと、錦戸とNEWSの共演があったのでいろいろと考えていた。

反省:項目3つ目の「いつまでも周りが騒ぎすぎ」というのが、私としては上記のような「いつまで当事者・被害者の気分でいるんだ」の状態を指していたのですが、指摘もありよくよく考えてみれば、こうしていまだに私がとやかく言っているのも「騒ぎすぎ」のひとつだよな、と思い、回答項目として不十分だったかな、という反省。私がいつまでも騒ぎすぎなのは、錦戸担ではあるがNEWSが好きだから、というただそれだけの理由です。堪忍してください。

 

この結果が意外だった。

てっきり錦戸担は「語らない」ところが好きなのだと思っていた。(「脱退した側」というのを錦戸ではなく山下を思って投票した、という方がいたので全部が全部錦戸ではないのだろうけれど。) 個人的な意見もこれだった。ザ少年倶楽部プレミアムの影響だった。その番組を見た後に書いた自分のブログ*1 からもわかるように、それまで感じていた「言及しないことであらゆるファンが抱えている思想・思い出の可能性を否定しない」というスタンスでの「語らない」を自分が全面的に肯定できなくなっていたことに気が付いた。語られること・真実を知ることは怖いけれど、語られることもなく錦戸から「ネタ」として扱われることの方がよっぽどだった。そういう私の考えを汲んでくださったのか、それとも同じようにそう感じた方がいたのか、そもそもはなから話すべきと考えていた方からの票なのかは分からないけれど、個人的には意外な結果だった。

項目①と②は随分拮抗していた。そりゃそうか。

個人的に思うのが、この「いつまでもネタにしすぎ」の項目に投票してくださった方が、どれほどNEWSの活動について知っている方なのかということ。*2 錦戸担はともかく、NEWSのファンのなかでも、色々意見のあるところではあるので。私の周りではこのような結果になった、というくらいに受け止めておきたいと思う。思うんだけれど、「ネタにしすぎ」と思う方は私をブロックしていないんですね、と少し驚いた。ご迷惑おかけしております。

こうしてブログを書いた理由は二つ。自分のために書き残しておきたかったのと、誰かに似たようなアンケートをとってもらいたかったから、という理由です。

 

一番何が悔しいかって、この4年間でNEWSがどのような活動をしてきて、その活動の中でいかにして「脱退」という物語から抜け出し進化を遂げようとしてきたのか、ということをはなから理解しようとしてはくれない人が大勢いるんだろうな、ということ。楽しい仕事いっぱいしてんのになーーー!!!!???

人は見たいものしか見ない、見れないので、はなから受け入れる気のない人には「脱退」という物語で語るNEWSについての情報だけ目に入るのだろうと思う。そんな方々に「それしかネタがないのか」と散々言われても、「あなたがそれ以外のNEWSのネタに興味がないのでしょう」としか思えない。錦戸側だと自認されている方々は、いまだにNEWSから「脱退」について錦戸が悪者にされていると思っているのだろうか。錦戸についてNEWSがいまだに言及していると思っているのだろうか。「苦労してきた」のは、「苦労」を売りにするのはどこも同じだと認めたくないんでしょうか。

加藤に関してはアイデンティティの確立・自信を得るまでの過程がどうしても「脱退」の話へとつながるので、余計にそう捉えられるのかもしれない。とはいえ、それもデビュー作「ピンクとグレー」の映画化に関連した露出で語りきったように感じる。とはいえ、そういう方々はインタビューの内容はどうでもよく、脱退について言及してあるか否かにしか興味がないのだろうなとも思う。

ただ、どうしてもNEWSがメディアに取り上げられる際に「脱退」ということばがついて回ることはいまだに多い。先の音楽特番での「チカラウタ」コーナーでのエピソード・再現ドラマ付の「フルスイング」*3もその一例なのかもしれない。*4

2012年のコンサートでは新曲が「チャンカパーナ「フルスイング」それと各メンバーのソロ曲のみだった。1曲目が「チャンカパーナ」、本編最後の曲が「フルスイング」。あの手越祐也がファンの前で泣いた曲。

2013年のコンサートツアーでは「フルスイング」 は7曲目。2015年のコンサートツアーでは10曲目。どちらも序盤の暗転する前の楽曲として使われている。もちろん泣かずに歌い上げる。

そして2016年のコンサートツアーでは「フルスイング」は歌なわれなかった。察するでしょう。そんな2016年に初めて地上波で歌われる「フルスイング」。「新生NEWS」のための楽曲からファンより外に向けた応援歌として昇華された「フルスイング」「NEWS」というグループ自体はもうほとんど「脱退」の物語を必要としていません。ただ、足りないのが「知名度」「認知度」。それらのために、わかりやすい「物語」として世間に知ってもらおうとしているのが、このごろの「脱退」についての言及なのかなと、思う。

個人的には、「フルスイング」という相当思い入れのある、「新生NEWS」を体言するような楽曲が、たったの4年でここまで昇華されているのがわかるようなところ、楽曲から、セトリからその彼らの心境のようなものが伝わってくるところが、NEWSがエモいと言われる所以なのかなと思ったりする。NEWSを作っているのは「歌」なのだろう。

この夏、24時間テレビでどこまで知ってもらえるか。私は、この夏が過ぎたあと、NEWSに「脱退」についてのコメントが求められなくなるような、そんな世界になればいいとただ願っている。いまこうして私が、「脱退」について書いているのは、それがもう、語られなくなる日がおそらくそこまで来ていると感じているからだろうと思う。あとちょっと。あとちょっと。

 

 

 

ところで「あの夏」ってどの夏ですか? 

 

 

 

 

*1:錦戸亮とNEWS ザ少年倶楽部プレミアムを見ました - 「君によく似た甘い言葉を」

*2:気楽に投票していただけるからという理由でツイッターでのアンケートにしたけれど、詳細を知りたいと思う部分が多すぎて普通のアンケート機能にすればよかったと思った。

*3:http://j-lyric.net/artist/a000eb2/l029606.html

*4:日テレさんはなんでかNEWSにめちゃくちゃ優しい。こちらは前回まで「寸劇」扱いだったのに。

ネタバレ禁止のコンサート/感想「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」と Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」

今週のお題「2016上半期」

 

2016年上半期のコンサート参戦まとめ(元気が出るLIVE大阪公演を除く)

・4/1大阪城ホール NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO 

・6/5アスティとくしま Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」

・6/12東京ドーム NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO

 計3公演

 

ところでPerfumeとNEWSはなんか似てるなってずっと思っていました。なんでだろうね、おしゃんな雰囲気が似てるのかな(雑)。それぞれの人と、グループとが別の生き物のように感じるところとかかな。

NEWSはFC入るほど好きですが、Perfumeは所謂茶の間でした。*1 CDを購入したのは今回のアルバムが初めて。「FLASH」のMVが観たかった。一般抽選全部落選して、一般販売で徳島公演立ち見のチケットを確保しました。「いつか行きたい」ならいま行くべきでは、モットーにオタク活動を行っております。だって、何事も永遠じゃない。女の子の、人間の、「いま」は永遠じゃない。いまが好きならいま行くしかないと思った。「FLASH」を生で見たかった。

それぞれの公演についての雑な感想と、ネタバレについて雑に考えたブログです。

 

 

4月分のNEWSの感想は以前に書いたので割愛。

 

Perfume「CSMIC EXPLORER」

ジャニオタ初めての立ち見をPerfumeで経験しました。そもそもジャニーズじゃないコンサート・ライブはB'z以外だとはじめて、たぶん。アリーナクラスの会場だとはじめて。

・みんな荷物が少ない(うちわを持つ文化がないので、当然大きなかばんが要らない)

・男女比が半々(男の人の声援の大きさに驚いた「キャー」じゃなく「うおー」)

本当に馬鹿みたいだけれど、自分だって持っていなかったけれど。普段コンサートで見る人たちって荷物が大きいんですよね、ツアーバッグから、ポスターやうちわの柄が何本もはみ出ているのがふつうで。カバンは「うちわが入る・入らない」というのがひとつの基準になったりする。男性が手ぶらで会場に入るのはともかく女性まで小さい外出用カバン一つ、というのは、自分が普段見ている風景と違っていて本当に新鮮で、「そっか、うちわ要らないからだ」「ポスター買わないからだ」と気が付いたときの衝撃ったらなかった。

会場外で、コスプレみたいなジャニーズで言う顔真似?(と一緒にするのは失礼か)の方を数人見かけた。分かりやすく言うと、手越祐也の男性ファンの身なりがだいたい手越に似ているようなそれです。ちょっと違うかもしれない。好きだと憧れるからビジュアルを寄せるのか、ビジュアルの目指すところが一緒だから惹かれるのか。男女ともに軽装の人が多い中、そういう方がいるとはっと目を引くなあ、と思った。

立ち見だったんです。たまたま前の席(つまり最後列)の人が、男性4連だったので、本当に見えなかった。絶望的に見えにくかった、立ち見は相当覚悟した方がいいのだと思い知った。それでも、開演前にちょっと気に掛けてくれていたので別段気にすることもなく、そっかー男の人の後ろって見えないんだなー立ち見やべーランダムで立ち見チケットが当たるジャニーズこええ、というような新鮮な気づきだった。普段は同じような身長の人ばかりだし、そういう意味ではジャニーズのコンサートって見やすいんだなと。なんだかんだ肩の隙間から見えたし、アリーナじゃなくてよかった、と思った。ヒールのある靴を履いていっていて、よかった。ジャニーズのコンサートだと躊躇うような高いヒールでも全然履いていって問題ないと思う、足が疲れるとかは別の問題だけれど、グッズも並ばないし問題なさそうだった。

・グッズ

通販は勿論、会場でクレジットも使える。なによりすごいのが、HP上でグッズの画像が見られる。これすごいと思う。現物もグッズ売り場内のブースに展示してあって、なんかすごい。FC限定のグッズもあって、至れり尽くせりでは、という印象でした。FC限定のジャンパーを着ている人を徳島の街中でたくさん見かけて、ずっと可愛いなーと思っていた、お揃いで着ているのも可愛い。個人的にダンスヒールの試着が出来たのが嬉しかった。サイズ確認して、ちょっと悩んで、あとからネットで購入しました。ただ、ジャニオタ的にはあとから通販でも買えるのかと思うと財布のひもがゆるまない*2ので、テープセットとバッヂだけ現地で購入。満足。とはいえ、うちわとかクリアファイルがないと何買っていいか分からないね。

・アンケート

会場内でなんかチラシの類をもらう。(立ち見は入場時、席のある人は席に置かれていた)通販用のチラシとか、アンケートとか。アンケートとか!!! 「本日のライブで印象に残った曲」とか「好きな曲」とか「グッズの感想」「ライブの感想」とか、書いて提出できる。多分これ読んでくださっているのでしょう? すごいとしか言えなかった。6月27日現在、インフィニティレコーズ(関ジャニ∞のレコード会社)に意見を言う場がない、メールフォームもない、というので代わりにAmazonのレビューが荒れている*3関ジャニ∞界隈からしてみれば、びっくりするくらいの対応。いいなーーーーすごいなーーーーーーーー。信頼感がすごい。

・可愛かった

普段テレビで茶の間が適当に摂取できる量の「可愛い」を優に超えていて、終演後馬鹿みたいに「可愛かった」「びっくりするくらい可愛かった」と言うことしかできなかった。Perfumeのお三方がめちゃくちゃ細くて可愛いのは知っていたんですよ、知っていたんですが、ここまで「可愛い」を振りかざしてくるとは思っていなかった。ここまでとは思っていなかった。三人とも「可愛い」を惜しみなく振りまいていて、ちょっとだけあざといところも絶妙に可愛くて、愛嬌たっぷりめにぶりっ子している自覚は本人たちにもあるだろうけれど、それがこんなに可愛いなんていう自覚はないんだろうな、と公演中にしみじみしていた。愛想を振りまくことは大切ですよね、という風なハイテンションに、なんというかもうありがとうございますさいこう、ということしか言えなかった。普通にしてても可愛いのに、ちょっとふざけてあざとく可愛い素振りをするもんだからそりゃ当然めちゃくちゃ可愛いでしょう。あ~ちゃんさんが冗談で自分のスカートめくろうとしたときの、セクハラギリギリのお客さんとの絡みも、単純にここまで笑っていいところにするのか、と驚いたのと同時に笑いにしようとする振る舞い方がとても可愛くて、もだえた。彼女らの「可愛さ」に敬意を払うような雰囲気が印象的だった。普段31歳男性に「可愛い」と言いすぎているので、自分の「可愛い」と世間の「可愛い」にギャップがあるように感じてもいる。当然かっこいいから「可愛い」んですよね、与えられる「可愛さ」というような。うまく言えない。

 徳島公演だったので、阿波踊りを踊ってくれたんです。かしゆかちゃんが女踊りを。のっちさんが男踊りを。男踊りはともかく、女踊りって浴衣で踊るんですよね、盆踊りなので当然。それをね、かしゆかちゃんのあの衣装で踊るわけです。露出度高めのあの衣装。もうね~~~~脚が見えてるだけであんなに色気出るもんなの!? ってめちゃくちゃドキドキした。最高だった。わたしにとっての阿波踊りはあの異様に耳につく鐘の音だったので。

・垣間見えるクレバーっぷり

挨拶に隙のないところが大好きです、あ~ちゃんさんの。敬意をこめて「さん」づけしています。ああいう挨拶ができる人が自担だったら最高だよな、といつも思う。関ジャニ∞には無理。聞いていて大変気持ちの良い挨拶やコメントばかりでずっと感心しっぱなしだった。演出に添えるコメントも、絶妙で、こんなコメントを言われたらそりゃ演出にも愛着がわくし、応援しようと思う、軽率に思う。あ〜ちゃんさんが「いまはいましかないんだから!」と煽るのに「ですよねえ( ;  ; )」と泣きそうになった。永遠じゃないけど、確かにここにある素晴らしい現在。その「いま」Perfumeのライブにいる選択をした私を褒めてやりたかった。

・演出(ネタバレはしません)

すごく覚えていることがあって、演出というか上記でも話した「演出に添えるコメント」の演出が…演出がそろそろゲシュタルト崩壊してる。演出がね、二つあって、それをする理由を最初に話してしまうことで、その演出ごとまるっと好きだ、と思わせてしまえるところがすげえなと感心しっぱなしだった。はじめてのPerfumeだったし、演出がどうこう思えるところまで覚えていないし、正直セトリもほとんど覚えていない。見ること・楽しむことに必死だった。自分が覚えていることは「楽しかった」「すごかった」という根本的なものだけだけれど、それだけで十分だと思う。公演後にあれだけ興奮した状態で散々言ったのに、一週間経っても二週間経っても、そして一ヶ月ほど経とうとしているのに「楽しかった」というエネルギーだけでブログを書いているのだから、もうそりゃめちゃくちゃに楽しかったんですよ。

はじめてのPerfumeライブ、めちゃくちゃ楽しかったです。めちゃくちゃ楽しかった。ネタバレだな~~これ、ネタバレですわ。楽しかった。ちょう楽しかった。一通り発売されているアルバムを聴いていれば全然はじめてでも楽しいやつだった。ジャニオタでも全然楽しかった。馬鹿みたいな感想しか言えないけれど、友達みんな誘ってジャニオタの友達もみんな誘ってドーム追加公演行きたい。

 

 

 

 

「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」

東京ドームオーラス。大阪公演での「シリウス」の記憶がシゲアキさんのセグウェイに全部持っていかれたのが悔しくて悔しくて。基本的にドームが大好き。あの深海のような、宇宙のような、青みがかったぽっかりとした空間にスポットライトがまっすぐ差しているのが好きで。実距離の近いアリーナ会場のコンサートも特別感があって近いのに遠いところとかめちゃくちゃ好きだし、病みつきになるけれど、ドームで走り回るアイドルが好きです(訳:フロート・トロッコばかりはつまんない)。アンコールで、フロートでステージ下手に着いたかと思えば、一目散にセンステまで走るシゲアキさんを見て惚れ直した。

オーラスを迎えたからと言って、丁寧なネタバレ・セトリバレをするつもりはありません。できません。わたしの雑な感想です。

ひとつだけどうでもいいけれど、どうしても言いたかったのは、今回のこのツアーのオープニングと、「元気が出るLIVE‼」オーラスの最初が、ダブること。分かってても心臓に悪い。しかもオーラスちょっと開演遅れてんの、あとのMCで小山さんのせいだと知るんですが、ちょっとだけ恨んだ。せめて暗転してほしかった。ドームであれは予想以上にきつい。という話はまあ、どうでもいいんですが。

・「Wonder」のレーザーがめちゃくちゃすごかった、すごかった。

・Departureを踊らなかった罪は重い(嘘です)スクリーンたのしかったです。

・KAGUYAのモニター映像見れていません・シゲアキさんの頭に乗る落下物を取ってあげる小山さんというコヤシゲ

・叫び厨はどうぞドームの外に出て叫んでください

・NEWSKOOLあたりのシゲアキさん身体が重そうで「重そう」と思った・そしてなんでフード被るの最高・フード被った「S」のシゲアキさんめちゃくちゃかっこよかった

・うさみみバンダナ慶ちゃんが可愛すぎて人生が楽しい

・「四銃士」「星をめざして」のオーケストラアレンジは背筋が伸びる

・「星の王子さま」のメガネのレンズの色って変わっていますか?

・増田さんソロ「LIS'N」のモニター映像の増田さんだけエフェクト? というのかな、映像加工されているのすごい

・全力ぶりっ子の「さくらガール」間奏でのくしゃっとした笑顔とダブルピースごちそうさまです

ろくなことが言えなくて大変申し訳ないのですが「楽しかったんだな」ということを察していただければ。いろんな観点から見ても楽しいコンサートなんだと思います。ただひたすらに雰囲気が楽しい人もいれば、色々考えてこそ楽しい人もいる。みんな楽しいコンサート。

「見つめるたびに恋」の「チェリッシュ」から、「愛することは共に同じ方向を向くことだ」という意の言葉が添えられる「星の王子さま」に繋がるところとか、散々言われてきたところでしょうが、何度思い出しても良いなあと思う。「星の王子さま」の演出というか立ち位置が独特で、大好きだった。加藤シゲアキのソロ曲なんだけれど、NEWSのコンサートに、セトリに、すんなり入り込んでいて、ソロ曲っぽくないと勝手に感じていた。小山さんの「愛のエレジー」が個人的にめちゃくちゃ好きで、めちゃくちゃ好きなんだけれど「QUARTETTO」というよりは「小山慶一郎」の最新版、という感じ。他のメンバーもそう。シゲアキさんの「星の王子さま」は勝手な印象で、とてもNEWSっぽいなと感じていて、「NEWS・加藤シゲアキ」って感じだった。ペンライトのいろいろ*4が、先日ラジオで話されたそうなんですが、その演出在りきというところがそう感じさせていたのかもしれないなと思ったりした。

良いコンサートだった。シゲアキさんが挨拶で言う「4人になって4年・4枚目のアルバム・4回目のツアー」ということばを「脱退」「新生NEWS」という物語ではなく、なんかちょっと違う物語で見ているような気分になったのは、「ヒカリノシズク」のおかげかな、と思う。加藤シゲアキの快進撃。レギュラー番組が何本? 24時間テレビパーソナリティも控えていて、シゲアキさん出演のドラマも決まっていて、ツアーオーラスを迎えても全然寂しくない。それでもオーラスが終わってほしくないと願う気持ちは会場全体で同じだったように思う。あれくらいの熱量のあるコンサートが、好きです。

「来年」を約束してくれたので、楽しみに待ちます。2016年夏がNEWSにとって良い夏になりますように。

 

 

 

ネタバレについて

昨年ごろからNEWSがはっきりとファンにお願いをするようになった、ネタバレ禁止。何度か本人らがなんらかの媒体で口にしていたとは思うが、毎公演メンバーから言われるわけでもなく、けれど、ファンの間では暗黙の了解となっていたように感じる。私の感じるところでは一つクッションを置いて、ネタバレしますと表記したり「ふせったー」とかを使ってある程度、コンサートに入った人同士ではわかるような感想の交換をしていたように思う。最終公演がドームで、それまでのアリーナ公演がチケット激戦だったこともあって、「メンバーのお願い」ということにあわせて「ドーム公演にしか入らない人への配慮」が特に感想を言う人のネタバレ配慮に繋がっていたように感じていた。この「ネタバレ禁止」に関してそれぞれファンにも思うところはあるでしょうが、まあ、所詮は個人の自由ですよね、というところ。

Perfumeの演出のネタバレ禁止は、公演前のアナウンスにて公式から発表されます。「演出」「曲順」「衣装」等のネタバレをWeb上に載せることは控えてください、とのこと。ジャニーズの「うちわは胸の高さ」と同じような位置づけのマナーなのかな、という印象。

NEWSに関しては自分が入るまではネタバレを避けはしたものの、Perfume関連はツイッターで避けるまでもなく情報が入ってこないのでネタバレ禁止の影響もそこまで感じなかった。一緒に行った友人はNEWSもPerfumeもセトリを見ていたので、ネット上に落ちていないということではないんだろうと思う。

ネタバレを控えるようアーティストからお願いされるコンサートに行ってみて、私が感じたのは「ネタバレしない方が(私は)楽しい」ということくらいです。Perfumeのファンのどれくらいがリピーターなのかは存じ上げないのですが、NEWSのファン(というかジャニーズのファン)はリピーターが多い。今回のツアーに限って言えばいつもより少なかったのかもしれませんが、イントロが流れたときに大きな歓声があがるのはやっぱりファンとしても楽しいし、自分も「( ゚д゚)ハッ!」となるのは楽しい。Perfumeの公演前アナウンスでは「これからのライブの参加を楽しみにしている方のため」というようなことが言われていて、とにかくこれに尽きるのだろうと思う。ネタバレを一切知らない状態で参加したい人のために、みなで配慮しましょうね、ということなんだろう。入らない人間は蚊帳の外なのかな、どうなんだろう。そもそもツアーが始まればネタバレがバンバン落ちてくるのが「正しい」わけではないもんな、もちろんいけないわけでもない、直接見なきゃわからないものだってたくさんあるものな、といろいろ思う。

いろいろ思うけれど、私は「できれば知らずに参加したい」人間なので、やっぱりそういうのは助かる。まあ、本気でネタバレしたくなかったらツアー初日に入ればいいだけの話なのですが、最近は関係者のインスタグラムでセトリが流出したりする世なので、なんともむずかしいね。ツアー始まると「ネタバレ呟きます」とか「ネタバレ垢あります」とか「MCはRTします」とか「いつの公演までネタバレ避けるので消えます!」とかそういう避けたい人・積極的に見たい人それぞれのスタンスに影響のないように、それぞれが配慮するSNSであってほしいという、ただそれだけの想いなのかな。自衛しやすいように、っていう。ネタバレされないことが良いわけじゃなくて、ネタバレを避けたい人が避けられるのが良いんでしょうね。自己責任だね。

とはいえ、NEWSオーラス前日の公演終了後に、フォロワーさんから「ドームアレンジ」があるということだけ聞いて、そのあとTLで見かけた「オケ」の一言である程度察した自分がいたので、ネタバレを避けるって自分が鈍感でいることが何より大切なのだなと実感しました。むずかしいね。

 

 

ということをぼんやり考えながら、ひたすらNEWSの露出を追いかけた上半期だった。2016年上半期で「ヒカリノシズク」から始まり「QUARTETTO」へと続く物語が綺麗に終演したのか。拍手喝采のオーラスだった。そして、いよいよこれから、といった感じがするNEWS。「加藤シゲアキ2016が最高」が口癖になっている。大変楽しい上半期だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:年末の歌特番などはここ数年分全部残してある、ドキュメンタリー映画も観に行った、オープニングで泣いた

*2:「次の公演で買えばいいか」はある

*3:関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!(完全生産限定盤) [DVD]

*4:自分らで案を出したペンライトの無線機能が使いたくて、一斉に点灯させるためのフレーズとして「星の光をいま」という歌詞を書いたというもの

錦戸亮とNEWS ザ少年倶楽部プレミアムを見ました

6月15日放送関ジャニ∞ゲストの回の、ザ少年倶楽部プレミアムを見ました。オンタイムで。
大変読みづらい文章が続くかと思います。あまり気持ちの良い感想ではないので、やめておこう、と思われた方は素直にやめておいた方が良いと思います。ただひとつだけ、最初に断っておきたいのは、あの空間に私の嫌いな人は一人もいない、ということです。みんな好きです、大好きです、たとえ私の「好き」が捻じ曲がっていたとしても。
どっからどう読んでもくそポエム。

 

 


夢にまで見たような気もするし、目の当たりにしたくなかったような気もする、不思議な共演でした。先月のザ少年倶楽部プレミアムの最後に次回ゲストとして関ジャニ∞という名前が発表されたにも関わらず、しばらくしてからも「関ジャニ∞が」という番組詳細しか出ずに、4月の初回放送でへいせいじゃんぷが出演した際は、メンバー全員ではなくて、数名が代表して出演するというかたちだったので、関ジャニ∞もそうなのかもしれないおそらくそうなのであろうと思って、錦戸亮が出演する可能性は低いだろうなと思っていました。なんなら出てくれるなとすら思っていました。NEWSが少プレの司会をKAT-TUNから引き継ぐと発表されたとき、関ジャニ∞のファンの多数が「NEWSが司会なら関ジャニ∞は出れなくなったね」と言っていて心底腹が立ったので、次回ゲストが発表されたとき、正直ざまあみやがれ、とは思いました。別に出たってさしたる支障はないと思っていましたし。
まあ、でも、錦戸亮が出るとは、期待していなかったかもしれない。
一週間前になっても、出演者に関して「関ジャニ∞」以外の何の情報もなく、各所に問い合わせても「関ジャニ∞のうちの誰が出演するか、それとも全員なのか」の答えははっきりしなかったそうで、テレビ誌に写真のひとつでも載りそうなものなのにそれもなく、ずっと怯えたように暮らしていた1ヶ月でした。結局、放送2日前の月曜日、13日にネット上のテレビ欄の情報が更新され、「錦戸が明かす増田の素顔」という文章によって、錦戸亮の出演が知らされることになります。

あんなにテレビ番組が始まるのを緊張して迎えたことは、いまだかつてなかったかもしれない。


番組自体はとても楽しかったです。そりゃそうだ、私の大好きなグループのうちの2つが共演して、楽しげにトークをしているのだから。ハラハラしながら迎えたオープニングで、手越さんの運勢占い(おそらく即興で考えたもの)を聞くとは思ってもいなかった。笑って緊張がほぐれたような気がしてありがたかった。登場したときに、丁寧にお辞儀をする錦戸亮はとても彼らしくて、髭さえ剃ってくれればと思わずにはいられなかった。とはいえ、ちょっとびっくりするくらい綺麗な顔をしていて、たまらなかったのはたしか。番組自体は楽しかった。特に言及する必要もないし、見れば楽しいのは一目瞭然であるし、どこを見ても、誰が喋っても「大好き」だった。

 


うれしかったこと
・そもそも共演が出来るのだということ
 ずっと、錦戸亮ちゃんは、各局の音楽特番のジャニーズシャッフルでもNEWSとは組まされなかったし、NEWSのメンバーが多く出演している日テレ特番にも出演していなかった。2度ほど、増田さんが出演する「いっぷく」という情報番組にドラマの番宣で出演した(2014年)のと、小山さんがスタジオにいたevery.という情報番組に関ジャニ∞として中継出演したのみ(たぶん)で、NEWSというグループと共演することはなかった。それが、こうして共演ができるということは大きい。
・NEWSの4人がかつてのように錦戸亮に対する姿が見られたこと
 嫌われてなかった~~~~( ;∀;) よかった~~~( ;∀;) しかも昔のエピソードも覚えててくれてる、ああ、このちょっと厄介なんだけど逆らえない先輩ポジションなつかしい( ;∀;) と思わずにはいられなかった。あんな風に本人を目の前にして話してくれるとは、思っていなかった。うれしかった。手越さんめちゃくちゃ可愛がられてたよね~~こんな子じゃなかったよね~。そうだった、増田さんは錦戸亮に対してこういうスタンスの人だった、と思い出した。かわいかった。増田さんにはからあげを手掴みで渡さないところも、らしくて。シゲアキさんの「被害者」はもう「被害者」でしかなかったので、ほんっとそうだよねファンが知る限りでも「被害者」だったなあ、と思い出していた。とはいえ加害者側の愛が溢れすぎて無罪だけれど。小山さんの「亮ちゃん」呼びがやけに心にしみる。
・その逆で、錦戸亮がNEWSの4人に対して話している姿が見られたこと
 長い間、ロクに喋っていなかっただろうに、「接し方」を覚えているというか、なにかちょっと言われても「なんやねん!」と笑って返しているところ、変わっていないように見受けられて、良かった。変わらないということは、昔も今と変わらず後輩が気を遣っていたということかもしれないけれど。そういうところも含めて。ああいう話し方をする錦戸亮を、NEWSでしか見たことがなかったので、その片鱗が垣間見えて、よかった。これは単純に懐かしくて、うれしかった。
・からあげの話可愛い
 からあげの話可愛い。人の驚いた顔が見たい錦戸亮ちゃんエピソード集めたら小冊子くらいはできそう。誰か作ってください。

 

 


いままでずっと、シゲアキさんに対して、自分を奮い立たせるためにどうしてあれだけ仲良くしていた先輩と「仲良くしようと思えばできる、でもあえて引きずっている」*1 と、疎遠になろうとしているのが、なんだか切なくて、いやいや仲良くしてくれよ!と思っていた。そんな覚悟や自戒のために、錦戸さんと疎遠にならないでくれ、と。シゲアキさんの気持ちもわかる、でも錦戸さんだって人間だ。
どういうかたちであれ、錦戸亮ちゃんと仲良くしてくれていた人が、錦戸亮ちゃんから遠ざかって疎遠になってしまうのはいやだった。さみしそうな自担を想像したくなかった。2012年夏、なんだかちょっとメンバーとの距離感をうまく掴めないでいたような、あの錦戸さんを、思い出したくなかった。さみしそうなエピソードは全部、自分のことかのように傷ついた。

だから、脱退後の錦戸亮との交流を、わざわざ絶っているシゲアキさんがちょっとだけ恨めしかった。さみしいと錦戸さんが感じているかは分からないけれど、さみしくさせているようなふるまいをするシゲアキさんをちょっとだけ憎んだ。そこまで、あの日のこと頑なにそういう風にしてまで忘れずにいようとしなくても良いのでは、と思っていた。錦戸さんは、きっと、仲良くすることを望んでいるだろうから。だって、あれだけゆっくり交流を深めて、だんだんと趣味が合うと打ち解けていったのに。丸山さんがスベったあとに「誘われたってくれ」と錦戸さんに笑いながら言われて、笑いながら軽く頷いたシゲアキさんは、どう思ったのだろう。落ち着かないのか、ずっと札を手で弄んでいたけれど。

シゲアキさんが2012年春に、多分「未来シアター」の制作発表関連のインタビューで言った(と私が記憶しているだけ)「(脱退したメンバーと)5年後笑ってお酒が飲めていたら」という言葉を、私はずっと覚えていて。ソースもロクにみつけだせなかったんですが。その2012年から数えて5年後、2017年が来年に迫った今年。いよいよ共演なのか、と、思った。シゲアキさんがときどき、「5年前」の自分に対してコメントしていることがあって、シゲアキさんにとって「5年」という歳月は特別なのだろうかと考えたりします。

 


結論から言えば、「私の見たかった共演はこんなものだったのだろうか」というのが一番。
あんな風に、錦戸さんに「見てくれてる人も嬉しいかもしれない」と言われるほど、嬉しくはなかった共演だった。NEWSに言われるならまだしも、錦戸亮に。

あの「(増田さんが怖くて)抜けたのとは関係ない」という一連のくだりが、なんだったのかわからない。ネタにできるほど時間が解決してくれていたのだ、とは少しも思えなかった。
わたしがあの場を、誰も嫌いにならないまま、NEWSを、関ジャニ∞を、錦戸亮を、好きなまま迎えられたのは、錦戸亮のおかげではなくてNEWSのおかげだったのだと気がついた。NEWSがこの4年間、誰も悪くなかったのだと、たくさん説明をしてくれていたから、だった。わたしの場合は、ただ時間が解決してくれたのではなく、4人のNEWSとともに過ごした時間が解決してくれていたんだった。
増田さんが怖くてNEWSを抜けたのと関係ないんですけど、と冗談でも口にしたのなら、自分で口にしておいてあれほど強く否定したのなら、本当の理由も口にして欲しかった。スケジュールの問題なのだったら、あの場でそう言って欲しかった。それを貫いて欲しかった。

あの場に、ああやって意図的なのかは不明だけれどそれでも脱退をネタにした場に、去っていく背中を忘れないと誓った後輩がいることを、彼は知っているんだろうか。初共演でああやってネタにするには、あまりにもナイーブだし、ナイーブだと自覚がありながら処理をしてこなかった錦戸亮にほんのちょっとズルくない? という思いがあります。「言うてもナイーブですから」と話す自覚があるのに。いままで話してこなかったのは、ナイーブだからなんですか? 避けて通ってきたんですか? あなたの美学に基づくことではなく、ただ、言及することが難しいから避けて通ってきたんですか?
脱退はメンバーのせいだったの? スケジュールの問題だったんでしょう? そのへんを話さないのも、彼らしいとは思うけれど、すべてを自分だけが引き受けるところは強くて好きだけれど、あまりにも薄情じゃないかと思った。脱退以後のNEWSの活動を知らずにあの番組を見た人はどう感じたのだろう。NEWSがそれぞれあの「脱退」から悩み、考え、必死でグループ存続に邁進したのを知っているNEWSのファンは、あの錦戸亮を見てどう思ったのだろう。まあでもあれNEWSの番組なんですけどね、「招いた」ところは誇らしいですよね。

そういう、もやもやを全部一手に引き受けようとするのは、どうしてなのだろう。
自分が何かNEWSに対して言及することで、誰かを傷付けてしまうのなら、と言及を避けるのは、ズルいよ。抜けた側として話すべきことは、たぶん、あったと思う。時間じゃなくて、錦戸亮に解決してもらいたい。このブログへたどり着いた検索ワードで「錦戸亮 NEWS 脱退 理由」というものが多いのですが、わたしの記憶している限りは「スケジュールの問題で、どうやってもどちらのグループにも迷惑をかけるから」というようなものしか発言されていません。「スケジュールの問題でNEWSを辞めて」という事実しか、錦戸亮の口から語られていないことを、どう受け止めたらいいのかわからない。嘘でも「辞めたくなかったけれど」とか、それこそ「ずっと辞めたくてタイミングを探していた」とか、言えばいいのに。本音じゃなくてもいいから。どうせアイドルなんて虚構なのだから。ファンはファンで勝手に解決してくれってか。頑張ります。
でも私は、どんな結果になろうとも、錦戸亮の言葉で、態度で、「NEWS脱退」を受け入れたいのだな、とようやく気が付いた。

解決させない、というのが、錦戸亮の「脱退」したことへの受け入れ方なのだとしたら、それはそうだと諦めるしかないんだろうか。誰にも解決させないまま、あのとき負った傷を、あのとき負わせた傷を過去のものにせず、誰にも打ち明けずに、自分だけで抱えていくのが、錦戸亮なのかと思うと切ない。錦戸さんは、どんなことに対しても、生々しく腐らせないままいまだに鮮血が滴っている傷を自分のなかで大切に仕舞いこんでいるイメージ。解決させないことがいちばんの解決、とでもいうような。
だから、共演すると身構えてはいても、あそこまで錦戸亮の口から、笑いが起こる「脱退」の話が出るとは思ってもいなかった。本人の口から出た「脱退」という言葉で笑えてしまうのか、と思うと悲しくて仕方がなかった。わたしの時間は解決してくれなかった、時間しか経っていないのに、なんだかテレビの向こうの錦戸亮は自分なりに解決しているように見えて、悔しかった。
いまだにこんなに引きずっているのは、シゲアキさんとわたしたちだけなんですか?

 


とはいえ、共演したことは確かであるし、ずっと望んできたことでもあります、テレビだしカットされたところもあるんでしょう。
この共演が、なにかの契機になりますように。「5年後笑ってお酒が飲めるように」なるための、なにかひとつのきっかけになりますように。
いつか、NEWSと錦戸亮ちゃんが、そして山下さんとも、笑って共演ができますように。
勢いそのままほとんど推敲もあえてせずに書き上げたブログですので、大変お見苦しいものだったとは思いますが、私はこうして書き起こしておかなければ忘れてしまうので。自分の言葉で、こうして書き留めておかせてください。ここまで読んでくださって、こいつ何様だよ馬鹿だなァとあざ笑っていただけるのであれば、いちばんうれしいです。

 

 

 

 

 

 

*1:1年ほど前のMyojoの10000字インタビューでの言葉。今はどう思っているのでしょうか。