加藤シゲアキ2016が最高/加藤シゲアキさん(29)お誕生日おめでとうございます

加藤シゲアキ(29)さんお誕生日おめでとうございます。
ところで、私が好きになった加藤さんは24歳でした。「ピンクとグレー」が出版されたあのとき。

 

あのときは、こんな未来がすぐそこにあるなんて思いもしていなかった。

メンバーも必死だっただろうけれど、ファンも必死だった。そうしているうちに、ふと気が付けば、あの増田貴久さんが30歳を迎え、そして加藤さんも29歳になっていた。私が好きになったきっかけのデビュー作「ピンクとグレー」に端を発し、既に単行本が4冊、文庫が2冊刊行されていて、2016年には雑誌で長期連載、短編、小説だけじゃなく旅行記、書評とさまざまな作家活動を継続的に行っている。24歳(正確には23歳)の加藤さんがそのすべての基盤を作ったのだと思うと、大変だったろうなという思いと、頑張ってくれてありがとう今ファンとして楽しい人生を送れていますと感謝の意でいっぱいです。

小説家デビューと同時に改名の発表を聞いたときは、一体何をするんだろうと唖然としていたけれど、たった4年余りで、こんなにカタカナが馴染むようになるなんて思いもしなかった。それまでずっと「加藤さん」と呼んでいたのに、もういまでは「シゲアキさん」と下の名前で呼ぶようになっていて、「シゲ」と呼んでいたような人たちも「シゲアキ」と呼んでいたりして、あのとき「加藤シゲアキ」と改名したことが必然だったことかのように思える。フルネームで呼んでもらえるように、と言っていたのをぼんやり思い出したりします。錦戸亮からも昨年末に「カタカナかっこいいね」とのお言葉も頂戴いたしましたし。

最近のインタビューで「5年前の自分に」とメッセージを残すことが多々あり、それを読んでは感慨深くなる2016年です。なんというかいろいろと本当によかった。NEWSというアイドルとしても、作家としても、「これから先どうなっていくのか分からない」ほどの新しい境地に挑んでいる、ここからどこまで躍進していけるのかファンにはおおよそ見当もつかない可能性を持っている、加藤シゲアキさん(29)。24歳のときの「これから先どうなっていくのか分からない」とは全く種類の違うどきどきで、ただひたすらこれから先の未来が楽しみで仕方ないというような。あのころだって言うほど悪くなかったよ。かっこよかったよ。けれど、いまのシゲアキさんは加藤成亮史上一番かっこいいと思う。過去が悪いんじゃなくて、あまりにも未来に期待しかないから。

 

私の担当は錦戸亮です。けれど、よくよく考えてみれば、錦戸亮ちゃんだけを好きでいたときより、シゲアキさんのことも好きでいる期間の方が長くなっていた。いつの間に、という気持ち。どっちが好きとか、多分錦戸亮を降りることはないんだろうけれど、あまりにもシゲアキさんと錦戸亮ちゃんの重なる部分が多すぎて、もう選べないんだろうなと思います。選ぶ必要がない気もしている。

どちらも、自分の知らない歴史が圧倒的で、好きになってからの時間の経過が一瞬のように感じるのだけれど、こうして着実に時間は過ぎていっていて、ファンになった当時にはあれほど自分が知り得ないと強く胸を焦がしていた、彼らの歴史の一端が作られていくところを今は実際に見ている。そう思うと不思議な感じがします。そういうことが、これから先も、たくさんあるんだろう。これから先がたくさんあるのだと思うとたまらなく幸福だと感じる。どうにもいかずたくさんもがき苦しみ、そして努力をしてくれたのであろう過去がすべて愛おしく思える。過去のすべてに敬意を払いたくなるし、実際に払っているのだろうと思う。という脳みそゆるゆるっぷりも、くそポエムも、誕生日なので許されるような気がしている。

加藤シゲアキにハマるなら最高のタイミングが2016年夏以外にないんじゃないか。「加藤シゲアキの快進撃に巻き込まれてファンになったんです♡」って一度でいいから言ってみたい。


こういうブログを書いてしまうのは「2016年夏」に寄せる思いがとんでもなく大きいからなんだろうな~~~。

タイムリープ」「あの夏」というフレーズだけで、「恋を知らない君へ」という歌だけで、もう、どの夏にでもとんでいけそうな気がします。だって「扉はいつもきっとあの夏に繋がっているから」。けっして戻りたい・やりなおしたいわけじゃないけれど、今に繋がっていると信じたい・大切にしたい「あの夏」が誰しもひとつくらいあるんじゃないかな。2016年夏がそういう夏のひとつになればいいな、と思う。キラキラと輝いていて、夢に溢れていて、あの夏があるからいまのすべてがあるのだと未来で思えるような、そんな夏に。

 

加藤さんが錦戸亮よりメディアに出演する2016年夏を誰が予想していました?
それでも相変わらず飄々としている錦戸亮2016には、焼けずにいてほしいひげをそってほしいという気持ちばかり大きくなっていきますが、加藤シゲアキ2016にはどうかこの夏を精一杯生きてほしいと切々と思うだけです。ところで、マクベス観劇の件*1 はどうなんでしょうね。「どんな気持ち?」と煽りに行きたい気持ちでいっぱいです。

世界はもう充分すぎるくらい加藤さんに優しい、けれどそれは、加藤さんが世界に優しさを見つけ出したからじゃないかな、と思う。世界に絶望していた加藤さんが世界に自力で希望を見出したんだろう。

シゲアキさんの「楽しい」とわくわくする、先日のぐるナイの釣り企画で見せたような笑顔をできればたくさん見られますように。加藤さんがいつか「一人でも応援してくれる人がいるならおれはNEWSの加藤成亮を辞めない」というようなことを言っていたことを記憶していて、それから数年たった今でも時々思い出しては「少なくとも私は死ぬまでファンでいるから、加藤さん辞めないね」と安心していたりします。

 

こうやってまたNEWSは楽曲に思い入れをたくさん増やしていくんだろうね。「僕らはなぜ出会えたんだろう」とかつては歌いながら、今でも「出逢えた事 今傍にいれる事 ありがとう」と歌うNEWSが、今傍にいない人たちとの出会いにもお辞儀をしているように感じられて、とても好きです。いまだに6人と4人が同時に存在しているような気分になったりして、未練がないと言えばうそになるし、けれど、それらを全部投げ打ってでも今が好きだと言いたい。未練のかたまりみたいな私を、救ってくれたのはシゲアキさんの言葉だった。ありがとう。

 

君の未来に幸あれ。

 

 

 

 

 

*1:7月8日マクベス錦戸亮加藤シゲアキが隣同士の座席で観劇していたという目撃情報がいくつか。まだ本人たちから言及がないので当然半信半疑です。