関ジャニ's エイターテインメント/遠征費のまとめとまとめ
怒涛のコンサートツアーだった「関ジャニ'sエイターテインメント」も無事に終わって、卒論という爆弾を抱えながらひたすら風邪を引くという個人的に最低な年末年始を過ごしたわたしも、無事に卒論を提出することができました。実際にはツアー中に提出したんですが。
例によって遠征費のまとめを出して反省して、次のツアーに備えたいと思います。私立文系くそ意識の低い大学4年生の遠征反省文です。
・大阪在住です
・今回のツアーは名古屋以外参加しました
・計算するのが面倒だったので食費は省きました
◎札幌公演(12/9~12/10)
・伊丹→新千歳の飛行機代 8700円
・新千歳→伊丹の飛行機代 8000円
・宿泊費(2泊分) 8640円
・チケット代 8100円
・グッズ代(福袋) 1500円
・交通費(ざっくり) 3000円
・新千歳→新大阪の新幹線代 34000円
63940円
反省点
・行ったということに関して以外わたしは悪くないけれど、本来なら37940円で済んでいた
・ブーツの靴擦れが酷すぎたため、もうたまらんといらないグッズ判定をしていた「エイターテインメント福袋」を買ってしまった、靴擦れにリストバンドがめちゃくちゃ良かった
・帰りの新幹線を学割で購入できればよかった
・NOROSHIのIDを無駄にした
雑感
大混乱だった札幌公演でしたが、わたしは前日入りの予定にしていて、それでも飛行機が1時間は遅れたんですが、なんとか結局飛んだのでよかった。LCCを選ばなかったのもよかったのかもしれない。往復とも友人と同じ飛行機を予約していて、行きの遅延・帰りの欠航ともに友人と行動できたのが心強かった。雪すごかった、人生であんな雪に遭遇したのは初めてだったので、どきどきした。
帰りはホテルを出た後で欠航を知り(前日の時点では「予定通り運行」とあったのに)、それでも友人の「今日中に帰りたい、陸路でいまなら帰れる」という英断に便乗して、昼過ぎに陸路で帰ることにした。相当しんどかった覚えがあるけれど、満員の特急のなかで「もう二度と12月の札幌には来ない」と散々文句言った気もするけれど、「じゃあパッチ2だったら?」「え、行く」という馬鹿っぷりだった。本州に入った途端もう地元みたいな気分だった。東京が家みたいだった。12時間かかったけれど当日中(日付は変わっていた)に帰れたのであの状況ではベストな選択だったと思う。
札幌で乗車券を購入する余裕もなかったため、東京駅の窓口で34000円程度の乗車券を購入した。あのときほどクレジットカードを持っていて良かったと実感した日はない。
行けた人、行けなかった人もみんないろいろと大変な札幌公演だったけれど、もう二度とこういう悪天候に見舞われなければよい、と願うしかない。それくらいしかできない。交通手段にはいつでもリスクがあって、それはいつどんなことが原因で起こるかわからない。いままで無事に遠征できていたことは当たり前のことじゃなかったのかもしれない、と思い直すきっかけになった。
◎東京公演(12/15~12/18)
・大阪→東京の夜行バス代 5710円
・東京→大阪の夜行バス代 4150円 払い戻し手数料 830円
・東京→大阪の夜行バス代 5640円
・宿泊費(16.17) 4500円
・交通費 3000円
・チケット代(1枚分) 8100円
・グッズ代(パンフ・バンダナ)3200円
30980円
反省点
・最終日に風邪を引いた
・ツアーが始まる直前に友人の誘いで、当初木曜日のみの日帰りの予定だったのが4日間ともに増えたので夜行バスの確保・宿の確保が不十分だった
・限度額がよわよわのクレジットカードが使えなくなりました
・遠征先として過ごす東京4日間は長い
・東京駅のポケモンセンターでガチャガチャ(1回300円)を3回した記憶がよみがえってきた
雑感
そういえば札幌行く前に伊丹空港で、スタバカードに5000円入金したんですが、それの恩恵にあずかってばかりだった。先に入金してしまえば実質タダの気持ちでスタバのコーヒーが飲めるので、遠征時には大変ありがたい入金方法だなと思った。スタバってどこにでもある、マジで助かる。
チケット代に関しては、直前に友人に誘われた分は察してください。1秒に3通くらいLINEが来ました。出世払い。
宿を1日目は知人宅、2日目はカプセルホテル(2000円)、3泊目はネットカフェ(2500円)というだんだん劣悪になる環境で過ごしたせいか、ネットカフェで寝落ちしたせいか、風邪を引きました。この風邪が後々ものすごく響いてきます。みんな冬のツアーの風邪対策はちゃんとした方がいいです。風邪を引いた人間もドームにいるので。特に大学4回生は。ツアーと卒論とバイトの両立はできても、そこに風邪が入ってくるとすべてが狂います。
◎カウコン(12/31~1/1)
・ 往復新幹線代 23740円
・ネットカフェ 2000円
・チケット代 9500円
・グッズ代 1200円
36440円
反省点
・なんで行った
・なんで当たった
・風邪が悪化しすぎて声が出ずグッズを買うので精いっぱいだった
・帰りに貧血を起こして元旦からあらゆる人の世話になった
・なんで行った
・ネカフェが年末年始料金だった
雑感
なんで行ったんやろ。なんで当たったんやろ。ジャニヲタが一度は行ってみたい東京カウコン。加藤シゲアキと錦戸亮を同時に肉眼で見てやる、という意地だけが行く理由だった。行ってよかった。「4月からツアーやります!」にうそやろと崩れ落ちたのも良い思い出です。楽しみです。これに行ったせいで、福岡公演に行けるか否かの瀬戸際に追い込まれます。実家の回復力がやばい。
◎福岡公演(1/2~1/3)
・伊丹→福岡の飛行機代 17160円
・博多→新大阪の新幹線代 12250円
・チケット代 16200円
・ホテル代 7300円
・交通費 2000円
54410円
反省点
・上記に含むのは悔しかったのですが夜行バスをキャンセルし忘れて5000円失っていますありがとうございました
・行きの飛行機が高い
・常用している薬以外は飲むな
・カッターナイフは機内に持ち込めません
雑感
風邪が治って(前日まで行くべきか散々迷ったのにすんなり熱が下がった)、荷造りを当日してバタバタで出発するという事態だったのですが、カッターナイフを捨てる羽目になったこと以外はすんなり福岡に行けました。空港から博多駅まで近い近いとは聞いていたけれど本当に近い。年始の航空券の価格には怯えたけれど、いい感じの時間のを買えていたのでもうなんでもよかった。後日見たら買えなくなっていたので。新幹線は学割料金です。
キャンセルはキャンセルが決まったときにしっかりキャンセルしておきましょう。おねがいします。
帰りの新幹線に座るために初めてコンサートを途中抜けしたら可愛い可愛いほほえみちゃんを見逃したらしくて反省点というかもう受け入れたのでいいんですが当分引きずりそうです。クロニクルに帰宅が間に合ったのでよしとします。
伊丹に行くまでがめちゃくちゃ高い、遅いし。
◎大阪公演(1/12~1/15)
・チケット代 32400円
・交通費 2000円
・グッズ代 3000円
37400円
反省点
・特になし
雑感
まさかの大阪にも雪が降る始末。なんだかんだ言って降らない大阪だけれど今回はオーラスだし降るんじゃないかと思ったら、降りましたね。電車も遅れて最後まで波乱万丈のツアーの締めくくり感がすごかった。全員いてよかったとしかいいようがない。
グッズは、うちわ・写真・クリアファイル・バンダナ、です。
個人的には、大阪公演の間に卒論の締め切り日がやってきたので、達成感が半端じゃない、のにツアーが終わってしまう切なさでどうにかなってしまいそうだった。と、思ったら「夏」。この金額と同じだけを春の前振り込みツアーと同時進行で用立てられるんだろうか。楽しみだ。はーーー生きねば、稼がねば。総額出しますね。
札幌 63,940円
東京 30,980円
福岡 54,410円
大阪 37,400円
合計 186,730円
14分の11公演でこんな感じです。
5大ドームツアーは、4大ドーム(うち3大ドーム遠征)なら20万くらいあればだいたい足りると思って相違なさそうですね。
いま思い出したけれど、冬場は白湯しか飲まないので(水が好き)(寒いからぬくいのがいい)このツアー中ずっと水筒を持っていました。水筒は最高の遠征グッズです。夏場も冷たいまま持っておけるので、重いけれど持つべき。おすすめです。コンビニで白湯さえ売ってくれれば、と何度も思った。
卒論は福岡公演から大阪公演からの間に書き切りました。年末の時点では6000字だったのがちゃんと20000字超えて体裁も一応整ったかたちで提出できたのでよかったです。どうなることかと思った。なんだかんだどうにかなるもんですね。個人的には就活で十分に稼げなかったところに、夏のリサイタル、冬の関ジャニ'sエイターテインメントと遠征ばっかりしていたのが反省点。お金がどこから出ているのか、わたしにもわかりません。これきりにします。たぶん。
◎まとめ
ツアーの感想をちょっとだけ。なんかいろいろと賛否両論あるのは知ってたんですが、正直そこまで不満もなく全編通して楽しいツアーだったな? というのが個人的な感想。そもそもわたしは「関ジャニズム」とか「元気が出るLIVE」とかのコンセプトを自分のなかで消化できているタイプの人間なので「いつまで同じコンセプトやねん!」という不満こそあっても「なんなんこのセトリ、何が言いたいのかわからない」ということはなかった。初日に入ったとき感じた不安があるとすれば、レンジャーのイリュージョン。これを残りの公演ずっと同じことをするのか、自由度低すぎて何公演も見て飽きないかなって心配だった。終わってから考えてみれば、案外どの公演も楽しく見れたな、という。わたしだけかな。MCがね、短いですよね。さみしい。
360度ステージは、良かったと思う。どこがいい!と明言させないことが目的だったのか、ここが一番いい、というのはなかったけれど、複数公演はいればだいたい満遍なく見られる。ただ、1公演のみのひとがアリーナに入ってしまうと見えないストレスは大きいんじゃないかなって思った。最近男性増えましたし。
そうだ、男性が増えるのはエイトのテンションも上がるのでいいんですが、好きになるのに性別は関係ないんですが、頼むからアリーナにいる限り、キャップとニット帽だけは脱いでくれ。頼む。アリーナ席だけでいいから。あなたが顔を動かすたびに顔からはみ出ている部分が後ろの人の視界を遮ります。これは女性にも言えることで(誰よりも身長が低いという場合を除いて)、盛り髪がNGなのと同じく、キャップ、ハット、ニット帽、あとは上に盛らないからOKというわけではなくて顔の横に大きい髪飾りをつけるのとかも、アリーナ席にいる限りなるべく辞めてほしい。ここ数年ニット帽を浅く被る人種に殺意しか沸かない。
ジャニーズのコンサートでアリーナ席にはいるとき、あたまになにか被っていれば、もれなく1人以上に嫌われていると思ってください。
まあそれもいろんなタイプの人がいるということで、コンサートの醍醐味なのかもしれませんが。まあ、曲間にタレントの名前を叫ぶ人種には死んでもなりたくないけれど。やすくんのことを「章大くん」と呼ぶ安田担の数が多い。自担の呼び方って個性でるよね。だんだん、あの場にいることが日常になっていく不思議な感覚に陥っていたのだけれど、いざ終わってみればぜんぶ夢だったような気もする。口座残高の異様な減りと片付かない遠征用品、無造作に放り投げられているグッズによって「ああ夢じゃなかった」と悟る日々です。片づけたい。
今回のツアーで好きだったのが、バクステから歩いて登場してアンコールでメインの方に歩いて退場していくところ。NOROSHIで始まって本編がNOROSHIで終わるところ。このNOROSHIが、1曲目はOP映像から繋がるヤクザパロで魅せる「NOROSHI」の世界観そのものという印象で、最後のほうは「関ジャニ∞」として披露する最新シングルの「NOROSHI」だったな、という印象を持っていたのでとっても好きだった。「NOROSHI」のおいしいところ全部吸いつくした感じ。あとはその最後の「NOROSHI」に繋がるまでの、ご当地セッション、「Tokyoholic」「象」の流れ。言うまでもない、言ったところで全部は伝えられない。最高だった。あと、アコースティックの錦戸亮ちゃん感。全公演で曲が違ったらこの2017年関ジャニ∞のこと好きでいられると思う、ということを東京公演のときに友人に話していたのですが、まあそんなこともなく。まあでも、まさかこんなに関ジャニ∞のバンドを好きになるとは思わなかったなとぼんやり思う。ダンスの「Steal your love」も「Black of Night」もよかったけれど、特にステージの使い方がよかった、それでも印象に残っているのが悉くバンドって個人的にはとっても意外だった。アンコールは総じて消化試合感がすごい。そろそろ気球はもう見たくない、2010年の遺物だから。それ以上にあの場で最後に歌う曲として「オモイダマ」を選んだ理由はなんだったんだろうか。
なんだかんだ言ってちゃんと練られて考えられたセトリなんだろうと思うと愛着も沸く。文句を言うのは簡単かもしれないけれど、楽しく好きでいたいのなら楽しく好きでいようとする努力も必要なんじゃないかなと思うこのごろ。文句を言って好きでいたいなら別だけれど。いつかわたしの大好きな曲たちも、ああやってアレンジされて披露される日がくればいい。「JUKEBOX」「関ジャニズム」「元気が出るLIVE」と続いてきた「関ジャニ∞らしい」冬のコンサート。どれも楽しかったけれど、そろそろ「関ジャニ∞らしい」コンサートじゃないものも見てみたい、とも思う。*1 けれど、夏のツアーのタイトルが同じく「関ジャニ'sエイターテインメント」ならその望みもしばらくは叶いそうにないですね。同じコンセプトでどこまでつっぱしるのかもそれはそれで楽しみです。「冬」、お疲れさまでした。
それでは、みなさま、良い夏を。
*1:という際によく名前の挙がる「8UPPERS」は「DIVE」「Do you agree?」を序盤のトロッコのお手振り曲で済ませるというよくわからない部分もあった