24時間テレビを控えて。先日の日テレの音楽特番「THE MUSIC DAY 夏のはじまり。」で、NEWSが「フルスイング」を歌ったことを受けて。この夏は特別な夏になると思うので。

誰か特定の人を傷付けようと思ったり、不特定多数に喧嘩を売ろうとして、書いた記事ではないことをご留意くださると助かります。馬鹿の言うことを真に受けてしまう方の閲覧はお控えください。

 

6月24日ごろに、ツイッターでアンケートを取りました。

  

 

 

実態調査というやつです。

150票前後と決して多い数字ではないのですが、傾向としてはこのような感じなのかなという印象。このアンケートをとったアカウント自体が「錦戸担・加藤の話、NEWSの話もよくする・関ジャニ∞がメイン」というアカウントですので、まあ、錦戸担としては(少し“今の”NEWSにうるさいくらいの)割合一般的な層なのかなと自負しています。それでも票は割れるものですね、というかNEWSがお嫌いな方は私をフォローしてくださっている方なんでしょうか? 超ストレスじゃね? それともアンケート見かけて喧嘩売りに来てくださったんでしょうか? 何はともあれ、ご協力ありがとうございました! おかげでわたしにとってほんの少しは信憑性のありそうなアンケート結果になりました。

 

・錦戸担へのアンケート

意図:「そもそも錦戸担いまのNEWS知らないでしょう?」という実感があった。「アルバム『QUARTETTO』聴きました?」「変ラボ見てますか?」「あのストレス皆無の『White』DVD観ました?」にはじまり、一番気になっていたのが、コンサートに行くのか、というところ。コンサートに行くにはお金を使う必要があるので、このような質問になった。

個人的な雑感として、案外NEWSにお金を使っている錦戸担が32%と多いのだなと。ただ、これに関しては、私がそういう人間だから似たような方がフォローしてくださっていて、票が伸びた可能性がある。

しかし、やはりというか、42%とお金を使わない層が圧倒的に多い。この層が後のアンケートのどの項目に投票したのかが気になる。勝手に「これぞ錦戸担」という印象。この「お金を使うほどではない」項目には「興味がない」という票も含みました(補足アンケート参照)。「お金を使うほどではないが好意的に感じている」という錦戸担が数としては一番多いのかな。

脱退後嫌いになったというのが12%、もともと嫌いだという方が14%。この二つの項目を合わせても26%と、好意的に感じている層に及んでいないのは、やはりアンケートをしたアカウントによるものなのだろうか。

おおむね想定の範囲内、という結果だった。確認したかっただけなのかもしれない。

 

・NEWSが公的な場面で「脱退」の話をすることについて

意図:これはまあ、「いつまで脱退をネタにするんだ」というエイト側ファンの意見に対して私が「いつまで当事者の気分でいるんだ」と感じていたからですね。24時間テレビの露出も増えてきたり、東京公演の様子が掲載された新聞など、「脱退」について言及するメディアがいくつかあったことで、 反応が気になった。のと、錦戸とNEWSの共演があったのでいろいろと考えていた。

反省:項目3つ目の「いつまでも周りが騒ぎすぎ」というのが、私としては上記のような「いつまで当事者・被害者の気分でいるんだ」の状態を指していたのですが、指摘もありよくよく考えてみれば、こうしていまだに私がとやかく言っているのも「騒ぎすぎ」のひとつだよな、と思い、回答項目として不十分だったかな、という反省。私がいつまでも騒ぎすぎなのは、錦戸担ではあるがNEWSが好きだから、というただそれだけの理由です。堪忍してください。

 

この結果が意外だった。

てっきり錦戸担は「語らない」ところが好きなのだと思っていた。(「脱退した側」というのを錦戸ではなく山下を思って投票した、という方がいたので全部が全部錦戸ではないのだろうけれど。) 個人的な意見もこれだった。ザ少年倶楽部プレミアムの影響だった。その番組を見た後に書いた自分のブログ*1 からもわかるように、それまで感じていた「言及しないことであらゆるファンが抱えている思想・思い出の可能性を否定しない」というスタンスでの「語らない」を自分が全面的に肯定できなくなっていたことに気が付いた。語られること・真実を知ることは怖いけれど、語られることもなく錦戸から「ネタ」として扱われることの方がよっぽどだった。そういう私の考えを汲んでくださったのか、それとも同じようにそう感じた方がいたのか、そもそもはなから話すべきと考えていた方からの票なのかは分からないけれど、個人的には意外な結果だった。

項目①と②は随分拮抗していた。そりゃそうか。

個人的に思うのが、この「いつまでもネタにしすぎ」の項目に投票してくださった方が、どれほどNEWSの活動について知っている方なのかということ。*2 錦戸担はともかく、NEWSのファンのなかでも、色々意見のあるところではあるので。私の周りではこのような結果になった、というくらいに受け止めておきたいと思う。思うんだけれど、「ネタにしすぎ」と思う方は私をブロックしていないんですね、と少し驚いた。ご迷惑おかけしております。

こうしてブログを書いた理由は二つ。自分のために書き残しておきたかったのと、誰かに似たようなアンケートをとってもらいたかったから、という理由です。

 

一番何が悔しいかって、この4年間でNEWSがどのような活動をしてきて、その活動の中でいかにして「脱退」という物語から抜け出し進化を遂げようとしてきたのか、ということをはなから理解しようとしてはくれない人が大勢いるんだろうな、ということ。楽しい仕事いっぱいしてんのになーーー!!!!???

人は見たいものしか見ない、見れないので、はなから受け入れる気のない人には「脱退」という物語で語るNEWSについての情報だけ目に入るのだろうと思う。そんな方々に「それしかネタがないのか」と散々言われても、「あなたがそれ以外のNEWSのネタに興味がないのでしょう」としか思えない。錦戸側だと自認されている方々は、いまだにNEWSから「脱退」について錦戸が悪者にされていると思っているのだろうか。錦戸についてNEWSがいまだに言及していると思っているのだろうか。「苦労してきた」のは、「苦労」を売りにするのはどこも同じだと認めたくないんでしょうか。

加藤に関してはアイデンティティの確立・自信を得るまでの過程がどうしても「脱退」の話へとつながるので、余計にそう捉えられるのかもしれない。とはいえ、それもデビュー作「ピンクとグレー」の映画化に関連した露出で語りきったように感じる。とはいえ、そういう方々はインタビューの内容はどうでもよく、脱退について言及してあるか否かにしか興味がないのだろうなとも思う。

ただ、どうしてもNEWSがメディアに取り上げられる際に「脱退」ということばがついて回ることはいまだに多い。先の音楽特番での「チカラウタ」コーナーでのエピソード・再現ドラマ付の「フルスイング」*3もその一例なのかもしれない。*4

2012年のコンサートでは新曲が「チャンカパーナ「フルスイング」それと各メンバーのソロ曲のみだった。1曲目が「チャンカパーナ」、本編最後の曲が「フルスイング」。あの手越祐也がファンの前で泣いた曲。

2013年のコンサートツアーでは「フルスイング」 は7曲目。2015年のコンサートツアーでは10曲目。どちらも序盤の暗転する前の楽曲として使われている。もちろん泣かずに歌い上げる。

そして2016年のコンサートツアーでは「フルスイング」は歌なわれなかった。察するでしょう。そんな2016年に初めて地上波で歌われる「フルスイング」。「新生NEWS」のための楽曲からファンより外に向けた応援歌として昇華された「フルスイング」「NEWS」というグループ自体はもうほとんど「脱退」の物語を必要としていません。ただ、足りないのが「知名度」「認知度」。それらのために、わかりやすい「物語」として世間に知ってもらおうとしているのが、このごろの「脱退」についての言及なのかなと、思う。

個人的には、「フルスイング」という相当思い入れのある、「新生NEWS」を体言するような楽曲が、たったの4年でここまで昇華されているのがわかるようなところ、楽曲から、セトリからその彼らの心境のようなものが伝わってくるところが、NEWSがエモいと言われる所以なのかなと思ったりする。NEWSを作っているのは「歌」なのだろう。

この夏、24時間テレビでどこまで知ってもらえるか。私は、この夏が過ぎたあと、NEWSに「脱退」についてのコメントが求められなくなるような、そんな世界になればいいとただ願っている。いまこうして私が、「脱退」について書いているのは、それがもう、語られなくなる日がおそらくそこまで来ていると感じているからだろうと思う。あとちょっと。あとちょっと。

 

 

 

ところで「あの夏」ってどの夏ですか? 

 

 

 

 

*1:錦戸亮とNEWS ザ少年倶楽部プレミアムを見ました - 「君によく似た甘い言葉を」

*2:気楽に投票していただけるからという理由でツイッターでのアンケートにしたけれど、詳細を知りたいと思う部分が多すぎて普通のアンケート機能にすればよかったと思った。

*3:http://j-lyric.net/artist/a000eb2/l029606.html

*4:日テレさんはなんでかNEWSにめちゃくちゃ優しい。こちらは前回まで「寸劇」扱いだったのに。

ネタバレ禁止のコンサート/感想「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」と Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」

今週のお題「2016上半期」

 

2016年上半期のコンサート参戦まとめ(元気が出るLIVE大阪公演を除く)

・4/1大阪城ホール NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO 

・6/5アスティとくしま Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」

・6/12東京ドーム NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO

 計3公演

 

ところでPerfumeとNEWSはなんか似てるなってずっと思っていました。なんでだろうね、おしゃんな雰囲気が似てるのかな(雑)。それぞれの人と、グループとが別の生き物のように感じるところとかかな。

NEWSはFC入るほど好きですが、Perfumeは所謂茶の間でした。*1 CDを購入したのは今回のアルバムが初めて。「FLASH」のMVが観たかった。一般抽選全部落選して、一般販売で徳島公演立ち見のチケットを確保しました。「いつか行きたい」ならいま行くべきでは、モットーにオタク活動を行っております。だって、何事も永遠じゃない。女の子の、人間の、「いま」は永遠じゃない。いまが好きならいま行くしかないと思った。「FLASH」を生で見たかった。

それぞれの公演についての雑な感想と、ネタバレについて雑に考えたブログです。

 

 

4月分のNEWSの感想は以前に書いたので割愛。

 

Perfume「CSMIC EXPLORER」

ジャニオタ初めての立ち見をPerfumeで経験しました。そもそもジャニーズじゃないコンサート・ライブはB'z以外だとはじめて、たぶん。アリーナクラスの会場だとはじめて。

・みんな荷物が少ない(うちわを持つ文化がないので、当然大きなかばんが要らない)

・男女比が半々(男の人の声援の大きさに驚いた「キャー」じゃなく「うおー」)

本当に馬鹿みたいだけれど、自分だって持っていなかったけれど。普段コンサートで見る人たちって荷物が大きいんですよね、ツアーバッグから、ポスターやうちわの柄が何本もはみ出ているのがふつうで。カバンは「うちわが入る・入らない」というのがひとつの基準になったりする。男性が手ぶらで会場に入るのはともかく女性まで小さい外出用カバン一つ、というのは、自分が普段見ている風景と違っていて本当に新鮮で、「そっか、うちわ要らないからだ」「ポスター買わないからだ」と気が付いたときの衝撃ったらなかった。

会場外で、コスプレみたいなジャニーズで言う顔真似?(と一緒にするのは失礼か)の方を数人見かけた。分かりやすく言うと、手越祐也の男性ファンの身なりがだいたい手越に似ているようなそれです。ちょっと違うかもしれない。好きだと憧れるからビジュアルを寄せるのか、ビジュアルの目指すところが一緒だから惹かれるのか。男女ともに軽装の人が多い中、そういう方がいるとはっと目を引くなあ、と思った。

立ち見だったんです。たまたま前の席(つまり最後列)の人が、男性4連だったので、本当に見えなかった。絶望的に見えにくかった、立ち見は相当覚悟した方がいいのだと思い知った。それでも、開演前にちょっと気に掛けてくれていたので別段気にすることもなく、そっかー男の人の後ろって見えないんだなー立ち見やべーランダムで立ち見チケットが当たるジャニーズこええ、というような新鮮な気づきだった。普段は同じような身長の人ばかりだし、そういう意味ではジャニーズのコンサートって見やすいんだなと。なんだかんだ肩の隙間から見えたし、アリーナじゃなくてよかった、と思った。ヒールのある靴を履いていっていて、よかった。ジャニーズのコンサートだと躊躇うような高いヒールでも全然履いていって問題ないと思う、足が疲れるとかは別の問題だけれど、グッズも並ばないし問題なさそうだった。

・グッズ

通販は勿論、会場でクレジットも使える。なによりすごいのが、HP上でグッズの画像が見られる。これすごいと思う。現物もグッズ売り場内のブースに展示してあって、なんかすごい。FC限定のグッズもあって、至れり尽くせりでは、という印象でした。FC限定のジャンパーを着ている人を徳島の街中でたくさん見かけて、ずっと可愛いなーと思っていた、お揃いで着ているのも可愛い。個人的にダンスヒールの試着が出来たのが嬉しかった。サイズ確認して、ちょっと悩んで、あとからネットで購入しました。ただ、ジャニオタ的にはあとから通販でも買えるのかと思うと財布のひもがゆるまない*2ので、テープセットとバッヂだけ現地で購入。満足。とはいえ、うちわとかクリアファイルがないと何買っていいか分からないね。

・アンケート

会場内でなんかチラシの類をもらう。(立ち見は入場時、席のある人は席に置かれていた)通販用のチラシとか、アンケートとか。アンケートとか!!! 「本日のライブで印象に残った曲」とか「好きな曲」とか「グッズの感想」「ライブの感想」とか、書いて提出できる。多分これ読んでくださっているのでしょう? すごいとしか言えなかった。6月27日現在、インフィニティレコーズ(関ジャニ∞のレコード会社)に意見を言う場がない、メールフォームもない、というので代わりにAmazonのレビューが荒れている*3関ジャニ∞界隈からしてみれば、びっくりするくらいの対応。いいなーーーーすごいなーーーーーーーー。信頼感がすごい。

・可愛かった

普段テレビで茶の間が適当に摂取できる量の「可愛い」を優に超えていて、終演後馬鹿みたいに「可愛かった」「びっくりするくらい可愛かった」と言うことしかできなかった。Perfumeのお三方がめちゃくちゃ細くて可愛いのは知っていたんですよ、知っていたんですが、ここまで「可愛い」を振りかざしてくるとは思っていなかった。ここまでとは思っていなかった。三人とも「可愛い」を惜しみなく振りまいていて、ちょっとだけあざといところも絶妙に可愛くて、愛嬌たっぷりめにぶりっ子している自覚は本人たちにもあるだろうけれど、それがこんなに可愛いなんていう自覚はないんだろうな、と公演中にしみじみしていた。愛想を振りまくことは大切ですよね、という風なハイテンションに、なんというかもうありがとうございますさいこう、ということしか言えなかった。普通にしてても可愛いのに、ちょっとふざけてあざとく可愛い素振りをするもんだからそりゃ当然めちゃくちゃ可愛いでしょう。あ~ちゃんさんが冗談で自分のスカートめくろうとしたときの、セクハラギリギリのお客さんとの絡みも、単純にここまで笑っていいところにするのか、と驚いたのと同時に笑いにしようとする振る舞い方がとても可愛くて、もだえた。彼女らの「可愛さ」に敬意を払うような雰囲気が印象的だった。普段31歳男性に「可愛い」と言いすぎているので、自分の「可愛い」と世間の「可愛い」にギャップがあるように感じてもいる。当然かっこいいから「可愛い」んですよね、与えられる「可愛さ」というような。うまく言えない。

 徳島公演だったので、阿波踊りを踊ってくれたんです。かしゆかちゃんが女踊りを。のっちさんが男踊りを。男踊りはともかく、女踊りって浴衣で踊るんですよね、盆踊りなので当然。それをね、かしゆかちゃんのあの衣装で踊るわけです。露出度高めのあの衣装。もうね~~~~脚が見えてるだけであんなに色気出るもんなの!? ってめちゃくちゃドキドキした。最高だった。わたしにとっての阿波踊りはあの異様に耳につく鐘の音だったので。

・垣間見えるクレバーっぷり

挨拶に隙のないところが大好きです、あ~ちゃんさんの。敬意をこめて「さん」づけしています。ああいう挨拶ができる人が自担だったら最高だよな、といつも思う。関ジャニ∞には無理。聞いていて大変気持ちの良い挨拶やコメントばかりでずっと感心しっぱなしだった。演出に添えるコメントも、絶妙で、こんなコメントを言われたらそりゃ演出にも愛着がわくし、応援しようと思う、軽率に思う。あ〜ちゃんさんが「いまはいましかないんだから!」と煽るのに「ですよねえ( ;  ; )」と泣きそうになった。永遠じゃないけど、確かにここにある素晴らしい現在。その「いま」Perfumeのライブにいる選択をした私を褒めてやりたかった。

・演出(ネタバレはしません)

すごく覚えていることがあって、演出というか上記でも話した「演出に添えるコメント」の演出が…演出がそろそろゲシュタルト崩壊してる。演出がね、二つあって、それをする理由を最初に話してしまうことで、その演出ごとまるっと好きだ、と思わせてしまえるところがすげえなと感心しっぱなしだった。はじめてのPerfumeだったし、演出がどうこう思えるところまで覚えていないし、正直セトリもほとんど覚えていない。見ること・楽しむことに必死だった。自分が覚えていることは「楽しかった」「すごかった」という根本的なものだけだけれど、それだけで十分だと思う。公演後にあれだけ興奮した状態で散々言ったのに、一週間経っても二週間経っても、そして一ヶ月ほど経とうとしているのに「楽しかった」というエネルギーだけでブログを書いているのだから、もうそりゃめちゃくちゃに楽しかったんですよ。

はじめてのPerfumeライブ、めちゃくちゃ楽しかったです。めちゃくちゃ楽しかった。ネタバレだな~~これ、ネタバレですわ。楽しかった。ちょう楽しかった。一通り発売されているアルバムを聴いていれば全然はじめてでも楽しいやつだった。ジャニオタでも全然楽しかった。馬鹿みたいな感想しか言えないけれど、友達みんな誘ってジャニオタの友達もみんな誘ってドーム追加公演行きたい。

 

 

 

 

「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」

東京ドームオーラス。大阪公演での「シリウス」の記憶がシゲアキさんのセグウェイに全部持っていかれたのが悔しくて悔しくて。基本的にドームが大好き。あの深海のような、宇宙のような、青みがかったぽっかりとした空間にスポットライトがまっすぐ差しているのが好きで。実距離の近いアリーナ会場のコンサートも特別感があって近いのに遠いところとかめちゃくちゃ好きだし、病みつきになるけれど、ドームで走り回るアイドルが好きです(訳:フロート・トロッコばかりはつまんない)。アンコールで、フロートでステージ下手に着いたかと思えば、一目散にセンステまで走るシゲアキさんを見て惚れ直した。

オーラスを迎えたからと言って、丁寧なネタバレ・セトリバレをするつもりはありません。できません。わたしの雑な感想です。

ひとつだけどうでもいいけれど、どうしても言いたかったのは、今回のこのツアーのオープニングと、「元気が出るLIVE‼」オーラスの最初が、ダブること。分かってても心臓に悪い。しかもオーラスちょっと開演遅れてんの、あとのMCで小山さんのせいだと知るんですが、ちょっとだけ恨んだ。せめて暗転してほしかった。ドームであれは予想以上にきつい。という話はまあ、どうでもいいんですが。

・「Wonder」のレーザーがめちゃくちゃすごかった、すごかった。

・Departureを踊らなかった罪は重い(嘘です)スクリーンたのしかったです。

・KAGUYAのモニター映像見れていません・シゲアキさんの頭に乗る落下物を取ってあげる小山さんというコヤシゲ

・叫び厨はどうぞドームの外に出て叫んでください

・NEWSKOOLあたりのシゲアキさん身体が重そうで「重そう」と思った・そしてなんでフード被るの最高・フード被った「S」のシゲアキさんめちゃくちゃかっこよかった

・うさみみバンダナ慶ちゃんが可愛すぎて人生が楽しい

・「四銃士」「星をめざして」のオーケストラアレンジは背筋が伸びる

・「星の王子さま」のメガネのレンズの色って変わっていますか?

・増田さんソロ「LIS'N」のモニター映像の増田さんだけエフェクト? というのかな、映像加工されているのすごい

・全力ぶりっ子の「さくらガール」間奏でのくしゃっとした笑顔とダブルピースごちそうさまです

ろくなことが言えなくて大変申し訳ないのですが「楽しかったんだな」ということを察していただければ。いろんな観点から見ても楽しいコンサートなんだと思います。ただひたすらに雰囲気が楽しい人もいれば、色々考えてこそ楽しい人もいる。みんな楽しいコンサート。

「見つめるたびに恋」の「チェリッシュ」から、「愛することは共に同じ方向を向くことだ」という意の言葉が添えられる「星の王子さま」に繋がるところとか、散々言われてきたところでしょうが、何度思い出しても良いなあと思う。「星の王子さま」の演出というか立ち位置が独特で、大好きだった。加藤シゲアキのソロ曲なんだけれど、NEWSのコンサートに、セトリに、すんなり入り込んでいて、ソロ曲っぽくないと勝手に感じていた。小山さんの「愛のエレジー」が個人的にめちゃくちゃ好きで、めちゃくちゃ好きなんだけれど「QUARTETTO」というよりは「小山慶一郎」の最新版、という感じ。他のメンバーもそう。シゲアキさんの「星の王子さま」は勝手な印象で、とてもNEWSっぽいなと感じていて、「NEWS・加藤シゲアキ」って感じだった。ペンライトのいろいろ*4が、先日ラジオで話されたそうなんですが、その演出在りきというところがそう感じさせていたのかもしれないなと思ったりした。

良いコンサートだった。シゲアキさんが挨拶で言う「4人になって4年・4枚目のアルバム・4回目のツアー」ということばを「脱退」「新生NEWS」という物語ではなく、なんかちょっと違う物語で見ているような気分になったのは、「ヒカリノシズク」のおかげかな、と思う。加藤シゲアキの快進撃。レギュラー番組が何本? 24時間テレビパーソナリティも控えていて、シゲアキさん出演のドラマも決まっていて、ツアーオーラスを迎えても全然寂しくない。それでもオーラスが終わってほしくないと願う気持ちは会場全体で同じだったように思う。あれくらいの熱量のあるコンサートが、好きです。

「来年」を約束してくれたので、楽しみに待ちます。2016年夏がNEWSにとって良い夏になりますように。

 

 

 

ネタバレについて

昨年ごろからNEWSがはっきりとファンにお願いをするようになった、ネタバレ禁止。何度か本人らがなんらかの媒体で口にしていたとは思うが、毎公演メンバーから言われるわけでもなく、けれど、ファンの間では暗黙の了解となっていたように感じる。私の感じるところでは一つクッションを置いて、ネタバレしますと表記したり「ふせったー」とかを使ってある程度、コンサートに入った人同士ではわかるような感想の交換をしていたように思う。最終公演がドームで、それまでのアリーナ公演がチケット激戦だったこともあって、「メンバーのお願い」ということにあわせて「ドーム公演にしか入らない人への配慮」が特に感想を言う人のネタバレ配慮に繋がっていたように感じていた。この「ネタバレ禁止」に関してそれぞれファンにも思うところはあるでしょうが、まあ、所詮は個人の自由ですよね、というところ。

Perfumeの演出のネタバレ禁止は、公演前のアナウンスにて公式から発表されます。「演出」「曲順」「衣装」等のネタバレをWeb上に載せることは控えてください、とのこと。ジャニーズの「うちわは胸の高さ」と同じような位置づけのマナーなのかな、という印象。

NEWSに関しては自分が入るまではネタバレを避けはしたものの、Perfume関連はツイッターで避けるまでもなく情報が入ってこないのでネタバレ禁止の影響もそこまで感じなかった。一緒に行った友人はNEWSもPerfumeもセトリを見ていたので、ネット上に落ちていないということではないんだろうと思う。

ネタバレを控えるようアーティストからお願いされるコンサートに行ってみて、私が感じたのは「ネタバレしない方が(私は)楽しい」ということくらいです。Perfumeのファンのどれくらいがリピーターなのかは存じ上げないのですが、NEWSのファン(というかジャニーズのファン)はリピーターが多い。今回のツアーに限って言えばいつもより少なかったのかもしれませんが、イントロが流れたときに大きな歓声があがるのはやっぱりファンとしても楽しいし、自分も「( ゚д゚)ハッ!」となるのは楽しい。Perfumeの公演前アナウンスでは「これからのライブの参加を楽しみにしている方のため」というようなことが言われていて、とにかくこれに尽きるのだろうと思う。ネタバレを一切知らない状態で参加したい人のために、みなで配慮しましょうね、ということなんだろう。入らない人間は蚊帳の外なのかな、どうなんだろう。そもそもツアーが始まればネタバレがバンバン落ちてくるのが「正しい」わけではないもんな、もちろんいけないわけでもない、直接見なきゃわからないものだってたくさんあるものな、といろいろ思う。

いろいろ思うけれど、私は「できれば知らずに参加したい」人間なので、やっぱりそういうのは助かる。まあ、本気でネタバレしたくなかったらツアー初日に入ればいいだけの話なのですが、最近は関係者のインスタグラムでセトリが流出したりする世なので、なんともむずかしいね。ツアー始まると「ネタバレ呟きます」とか「ネタバレ垢あります」とか「MCはRTします」とか「いつの公演までネタバレ避けるので消えます!」とかそういう避けたい人・積極的に見たい人それぞれのスタンスに影響のないように、それぞれが配慮するSNSであってほしいという、ただそれだけの想いなのかな。自衛しやすいように、っていう。ネタバレされないことが良いわけじゃなくて、ネタバレを避けたい人が避けられるのが良いんでしょうね。自己責任だね。

とはいえ、NEWSオーラス前日の公演終了後に、フォロワーさんから「ドームアレンジ」があるということだけ聞いて、そのあとTLで見かけた「オケ」の一言である程度察した自分がいたので、ネタバレを避けるって自分が鈍感でいることが何より大切なのだなと実感しました。むずかしいね。

 

 

ということをぼんやり考えながら、ひたすらNEWSの露出を追いかけた上半期だった。2016年上半期で「ヒカリノシズク」から始まり「QUARTETTO」へと続く物語が綺麗に終演したのか。拍手喝采のオーラスだった。そして、いよいよこれから、といった感じがするNEWS。「加藤シゲアキ2016が最高」が口癖になっている。大変楽しい上半期だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:年末の歌特番などはここ数年分全部残してある、ドキュメンタリー映画も観に行った、オープニングで泣いた

*2:「次の公演で買えばいいか」はある

*3:関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!(完全生産限定盤) [DVD]

*4:自分らで案を出したペンライトの無線機能が使いたくて、一斉に点灯させるためのフレーズとして「星の光をいま」という歌詞を書いたというもの

錦戸亮とNEWS ザ少年倶楽部プレミアムを見ました

6月15日放送関ジャニ∞ゲストの回の、ザ少年倶楽部プレミアムを見ました。オンタイムで。
大変読みづらい文章が続くかと思います。あまり気持ちの良い感想ではないので、やめておこう、と思われた方は素直にやめておいた方が良いと思います。ただひとつだけ、最初に断っておきたいのは、あの空間に私の嫌いな人は一人もいない、ということです。みんな好きです、大好きです、たとえ私の「好き」が捻じ曲がっていたとしても。
どっからどう読んでもくそポエム。

 

 


夢にまで見たような気もするし、目の当たりにしたくなかったような気もする、不思議な共演でした。先月のザ少年倶楽部プレミアムの最後に次回ゲストとして関ジャニ∞という名前が発表されたにも関わらず、しばらくしてからも「関ジャニ∞が」という番組詳細しか出ずに、4月の初回放送でへいせいじゃんぷが出演した際は、メンバー全員ではなくて、数名が代表して出演するというかたちだったので、関ジャニ∞もそうなのかもしれないおそらくそうなのであろうと思って、錦戸亮が出演する可能性は低いだろうなと思っていました。なんなら出てくれるなとすら思っていました。NEWSが少プレの司会をKAT-TUNから引き継ぐと発表されたとき、関ジャニ∞のファンの多数が「NEWSが司会なら関ジャニ∞は出れなくなったね」と言っていて心底腹が立ったので、次回ゲストが発表されたとき、正直ざまあみやがれ、とは思いました。別に出たってさしたる支障はないと思っていましたし。
まあ、でも、錦戸亮が出るとは、期待していなかったかもしれない。
一週間前になっても、出演者に関して「関ジャニ∞」以外の何の情報もなく、各所に問い合わせても「関ジャニ∞のうちの誰が出演するか、それとも全員なのか」の答えははっきりしなかったそうで、テレビ誌に写真のひとつでも載りそうなものなのにそれもなく、ずっと怯えたように暮らしていた1ヶ月でした。結局、放送2日前の月曜日、13日にネット上のテレビ欄の情報が更新され、「錦戸が明かす増田の素顔」という文章によって、錦戸亮の出演が知らされることになります。

あんなにテレビ番組が始まるのを緊張して迎えたことは、いまだかつてなかったかもしれない。


番組自体はとても楽しかったです。そりゃそうだ、私の大好きなグループのうちの2つが共演して、楽しげにトークをしているのだから。ハラハラしながら迎えたオープニングで、手越さんの運勢占い(おそらく即興で考えたもの)を聞くとは思ってもいなかった。笑って緊張がほぐれたような気がしてありがたかった。登場したときに、丁寧にお辞儀をする錦戸亮はとても彼らしくて、髭さえ剃ってくれればと思わずにはいられなかった。とはいえ、ちょっとびっくりするくらい綺麗な顔をしていて、たまらなかったのはたしか。番組自体は楽しかった。特に言及する必要もないし、見れば楽しいのは一目瞭然であるし、どこを見ても、誰が喋っても「大好き」だった。

 


うれしかったこと
・そもそも共演が出来るのだということ
 ずっと、錦戸亮ちゃんは、各局の音楽特番のジャニーズシャッフルでもNEWSとは組まされなかったし、NEWSのメンバーが多く出演している日テレ特番にも出演していなかった。2度ほど、増田さんが出演する「いっぷく」という情報番組にドラマの番宣で出演した(2014年)のと、小山さんがスタジオにいたevery.という情報番組に関ジャニ∞として中継出演したのみ(たぶん)で、NEWSというグループと共演することはなかった。それが、こうして共演ができるということは大きい。
・NEWSの4人がかつてのように錦戸亮に対する姿が見られたこと
 嫌われてなかった~~~~( ;∀;) よかった~~~( ;∀;) しかも昔のエピソードも覚えててくれてる、ああ、このちょっと厄介なんだけど逆らえない先輩ポジションなつかしい( ;∀;) と思わずにはいられなかった。あんな風に本人を目の前にして話してくれるとは、思っていなかった。うれしかった。手越さんめちゃくちゃ可愛がられてたよね~~こんな子じゃなかったよね~。そうだった、増田さんは錦戸亮に対してこういうスタンスの人だった、と思い出した。かわいかった。増田さんにはからあげを手掴みで渡さないところも、らしくて。シゲアキさんの「被害者」はもう「被害者」でしかなかったので、ほんっとそうだよねファンが知る限りでも「被害者」だったなあ、と思い出していた。とはいえ加害者側の愛が溢れすぎて無罪だけれど。小山さんの「亮ちゃん」呼びがやけに心にしみる。
・その逆で、錦戸亮がNEWSの4人に対して話している姿が見られたこと
 長い間、ロクに喋っていなかっただろうに、「接し方」を覚えているというか、なにかちょっと言われても「なんやねん!」と笑って返しているところ、変わっていないように見受けられて、良かった。変わらないということは、昔も今と変わらず後輩が気を遣っていたということかもしれないけれど。そういうところも含めて。ああいう話し方をする錦戸亮を、NEWSでしか見たことがなかったので、その片鱗が垣間見えて、よかった。これは単純に懐かしくて、うれしかった。
・からあげの話可愛い
 からあげの話可愛い。人の驚いた顔が見たい錦戸亮ちゃんエピソード集めたら小冊子くらいはできそう。誰か作ってください。

 

 


いままでずっと、シゲアキさんに対して、自分を奮い立たせるためにどうしてあれだけ仲良くしていた先輩と「仲良くしようと思えばできる、でもあえて引きずっている」*1 と、疎遠になろうとしているのが、なんだか切なくて、いやいや仲良くしてくれよ!と思っていた。そんな覚悟や自戒のために、錦戸さんと疎遠にならないでくれ、と。シゲアキさんの気持ちもわかる、でも錦戸さんだって人間だ。
どういうかたちであれ、錦戸亮ちゃんと仲良くしてくれていた人が、錦戸亮ちゃんから遠ざかって疎遠になってしまうのはいやだった。さみしそうな自担を想像したくなかった。2012年夏、なんだかちょっとメンバーとの距離感をうまく掴めないでいたような、あの錦戸さんを、思い出したくなかった。さみしそうなエピソードは全部、自分のことかのように傷ついた。

だから、脱退後の錦戸亮との交流を、わざわざ絶っているシゲアキさんがちょっとだけ恨めしかった。さみしいと錦戸さんが感じているかは分からないけれど、さみしくさせているようなふるまいをするシゲアキさんをちょっとだけ憎んだ。そこまで、あの日のこと頑なにそういう風にしてまで忘れずにいようとしなくても良いのでは、と思っていた。錦戸さんは、きっと、仲良くすることを望んでいるだろうから。だって、あれだけゆっくり交流を深めて、だんだんと趣味が合うと打ち解けていったのに。丸山さんがスベったあとに「誘われたってくれ」と錦戸さんに笑いながら言われて、笑いながら軽く頷いたシゲアキさんは、どう思ったのだろう。落ち着かないのか、ずっと札を手で弄んでいたけれど。

シゲアキさんが2012年春に、多分「未来シアター」の制作発表関連のインタビューで言った(と私が記憶しているだけ)「(脱退したメンバーと)5年後笑ってお酒が飲めていたら」という言葉を、私はずっと覚えていて。ソースもロクにみつけだせなかったんですが。その2012年から数えて5年後、2017年が来年に迫った今年。いよいよ共演なのか、と、思った。シゲアキさんがときどき、「5年前」の自分に対してコメントしていることがあって、シゲアキさんにとって「5年」という歳月は特別なのだろうかと考えたりします。

 


結論から言えば、「私の見たかった共演はこんなものだったのだろうか」というのが一番。
あんな風に、錦戸さんに「見てくれてる人も嬉しいかもしれない」と言われるほど、嬉しくはなかった共演だった。NEWSに言われるならまだしも、錦戸亮に。

あの「(増田さんが怖くて)抜けたのとは関係ない」という一連のくだりが、なんだったのかわからない。ネタにできるほど時間が解決してくれていたのだ、とは少しも思えなかった。
わたしがあの場を、誰も嫌いにならないまま、NEWSを、関ジャニ∞を、錦戸亮を、好きなまま迎えられたのは、錦戸亮のおかげではなくてNEWSのおかげだったのだと気がついた。NEWSがこの4年間、誰も悪くなかったのだと、たくさん説明をしてくれていたから、だった。わたしの場合は、ただ時間が解決してくれたのではなく、4人のNEWSとともに過ごした時間が解決してくれていたんだった。
増田さんが怖くてNEWSを抜けたのと関係ないんですけど、と冗談でも口にしたのなら、自分で口にしておいてあれほど強く否定したのなら、本当の理由も口にして欲しかった。スケジュールの問題なのだったら、あの場でそう言って欲しかった。それを貫いて欲しかった。

あの場に、ああやって意図的なのかは不明だけれどそれでも脱退をネタにした場に、去っていく背中を忘れないと誓った後輩がいることを、彼は知っているんだろうか。初共演でああやってネタにするには、あまりにもナイーブだし、ナイーブだと自覚がありながら処理をしてこなかった錦戸亮にほんのちょっとズルくない? という思いがあります。「言うてもナイーブですから」と話す自覚があるのに。いままで話してこなかったのは、ナイーブだからなんですか? 避けて通ってきたんですか? あなたの美学に基づくことではなく、ただ、言及することが難しいから避けて通ってきたんですか?
脱退はメンバーのせいだったの? スケジュールの問題だったんでしょう? そのへんを話さないのも、彼らしいとは思うけれど、すべてを自分だけが引き受けるところは強くて好きだけれど、あまりにも薄情じゃないかと思った。脱退以後のNEWSの活動を知らずにあの番組を見た人はどう感じたのだろう。NEWSがそれぞれあの「脱退」から悩み、考え、必死でグループ存続に邁進したのを知っているNEWSのファンは、あの錦戸亮を見てどう思ったのだろう。まあでもあれNEWSの番組なんですけどね、「招いた」ところは誇らしいですよね。

そういう、もやもやを全部一手に引き受けようとするのは、どうしてなのだろう。
自分が何かNEWSに対して言及することで、誰かを傷付けてしまうのなら、と言及を避けるのは、ズルいよ。抜けた側として話すべきことは、たぶん、あったと思う。時間じゃなくて、錦戸亮に解決してもらいたい。このブログへたどり着いた検索ワードで「錦戸亮 NEWS 脱退 理由」というものが多いのですが、わたしの記憶している限りは「スケジュールの問題で、どうやってもどちらのグループにも迷惑をかけるから」というようなものしか発言されていません。「スケジュールの問題でNEWSを辞めて」という事実しか、錦戸亮の口から語られていないことを、どう受け止めたらいいのかわからない。嘘でも「辞めたくなかったけれど」とか、それこそ「ずっと辞めたくてタイミングを探していた」とか、言えばいいのに。本音じゃなくてもいいから。どうせアイドルなんて虚構なのだから。ファンはファンで勝手に解決してくれってか。頑張ります。
でも私は、どんな結果になろうとも、錦戸亮の言葉で、態度で、「NEWS脱退」を受け入れたいのだな、とようやく気が付いた。

解決させない、というのが、錦戸亮の「脱退」したことへの受け入れ方なのだとしたら、それはそうだと諦めるしかないんだろうか。誰にも解決させないまま、あのとき負った傷を、あのとき負わせた傷を過去のものにせず、誰にも打ち明けずに、自分だけで抱えていくのが、錦戸亮なのかと思うと切ない。錦戸さんは、どんなことに対しても、生々しく腐らせないままいまだに鮮血が滴っている傷を自分のなかで大切に仕舞いこんでいるイメージ。解決させないことがいちばんの解決、とでもいうような。
だから、共演すると身構えてはいても、あそこまで錦戸亮の口から、笑いが起こる「脱退」の話が出るとは思ってもいなかった。本人の口から出た「脱退」という言葉で笑えてしまうのか、と思うと悲しくて仕方がなかった。わたしの時間は解決してくれなかった、時間しか経っていないのに、なんだかテレビの向こうの錦戸亮は自分なりに解決しているように見えて、悔しかった。
いまだにこんなに引きずっているのは、シゲアキさんとわたしたちだけなんですか?

 


とはいえ、共演したことは確かであるし、ずっと望んできたことでもあります、テレビだしカットされたところもあるんでしょう。
この共演が、なにかの契機になりますように。「5年後笑ってお酒が飲めるように」なるための、なにかひとつのきっかけになりますように。
いつか、NEWSと錦戸亮ちゃんが、そして山下さんとも、笑って共演ができますように。
勢いそのままほとんど推敲もあえてせずに書き上げたブログですので、大変お見苦しいものだったとは思いますが、私はこうして書き起こしておかなければ忘れてしまうので。自分の言葉で、こうして書き留めておかせてください。ここまで読んでくださって、こいつ何様だよ馬鹿だなァとあざ笑っていただけるのであれば、いちばんうれしいです。

 

 

 

 

 

 

*1:1年ほど前のMyojoの10000字インタビューでの言葉。今はどう思っているのでしょうか。

錦戸亮に歌ってほしいB'zの楽曲10選

 

 関ジャムという番組の可能性を知ってしまった関ジャニ∞ファンなら、誰しもが一度は考える、好きなアーティストがゲストで来たら何を歌ってほしいか。お察しの通り、そういうことを書きます。生まれた時からぼんやりB'zを聞いて育ってきた20代女性の独断と偏見に基づく、「もしB'zがゲストで来るなら錦戸亮ちゃんがいなきゃいやだ」の主張をしたいがためのブログです。ゆる~いファンである私の好きな楽曲に偏るのは許してください。基本的に松本孝弘さん役は安田章大で想像しています。「愛でした。」のビジュアルが似ている。

 

 

1. OH! GIRL *1

Let Me Go みだらに続く濡れたハイウェイ To You Home

Don't Stop ブレーキ踏めばすべてLockしてイキそう

I'm Too Hot こんなにも熱いエンジン落ち着かせるのは

ただ一つすいこまれそうな君の胸だよ

 時代感溢れる男女の駆け引きを描いている曲です。上記に引用してあるのは歌詞です。歌いだしを引用したので、「相手が気になる夜の長電話が僕を走らせてる」と続くんですけど(時代感…)、そういう振り回される恋愛の歌詞が似合いそう。あと単純に曲がかっこいい。苦しそうに片方の口角を引き上げて、ちょっと身体逸らして歌っている姿が想像できる。似合う。

 

2.結晶 *2

僕らだけしか知らない 美しく光る秘め事

何億年先までも 深く氷に閉ざされる

まばゆいほどの言葉が 正しく繋がりつづけ

ま新しい結晶いつしか花開くでしょう

吐き出す息はまっ白く はっきりとカタチを見せる

思わず僕は口走る また君に会えますように

 シングル「衝動」に収録されている曲です。ちょっとネチャっとした歌い方もできる錦戸亮ちゃんにはピッタリじゃないかなと思います。歌詞の、幻想的で夢見がちなところとか、錦戸亮ちゃんが歌うしかないですね。錦戸亮ちゃんも「何億年先までも深く氷に閉ざ」してそうですし。ここはやっぱり稲葉さんのように、スキニーとか履いて、あの黄色いジャケット(関ジャムの揃いのジャケット)は脱いでシャツ一枚になってもらいたいですね!

 

3.ながい愛 *3

もっとながい間 愛してくれませんでしょうか?

そういうものが今 僕らにゃいるんだ

初めてみたいに 抱きしめあいたいと

だれもがみな望み 夢見ている

 この曲もネチャっとしてる系の曲です。聴いてもらわないことには魅力をお伝えできないなとは思うのですが、聴いてもらえる方法がないのが歯がゆいところです…。「もっとながい間 愛してくれませんでしょうか」と錦戸亮ちゃんに歌ってもらいたいためだけの「ながい愛」です。

 

4.孤独のRunaway *4

何がイヤだったの? 金なの? マンネリなの?

今頃おまえはどこかで叫んでる like this! 

  

 たったこれだけの理由。女のひとに出ていかれる曲なんですよね。この曲はスタンドマイクで片足で足踏みリズム取りながら歌ってほしい楽曲部門ナンバーワンです。「許されないのは わかってるつもり 世間のしくみにとても勝てないから」とか。

 

5.スイマーよ!! *5

でもね だれか言ってたけど

何でも気の持ちようじゃないの

食欲なさそうな顔で

ストローかむなら僕を噛んで

 「なんでも気の持ちよう」って言いそうだし。噛んでほしそうだし。「僕を噛んで」でジーンズのチャック上げ下げしてほしい。アップテンポな曲なので、頑張って、マイクスタンドからマイクを外して、マイクを持つ手と逆の手で、マイクスタンドを掴んだまま、歌ってもらいたい。

 

6.Pleasure 2008 ~人生の快楽~ *6

いつのまにかこの街に 丸め込まれたのは僕?

居心地いいと笑ってる そんな余裕はいらないのかな…

 錦戸亮に歌ってほしいのか、それともただ楽曲が好きなのか、わからないけれど。この「Pleasure」という曲は数年経つと新しいバージョン、少し歌詞が変わったバージョンが発表されるのですが、別に2008年バージョンじゃなくたって構いません。「いつのにかこの街に 丸め込まれたのは僕?」「丸め込まれたのは君?」「丸め込まれるのは誰?」の言い換え三連ちゃんが、どうしても錦戸亮っぽい。彼のソロ曲で例えるのなら「HalfDown」。

 

7.ねがい *7

願いよかなえ いつの日か

そうなるように生きてゆけ

僕は僕に 君は君に

拝みたおして 泣けばいい

 これは完全に引用したサビの部分を筆頭に、歌詞を歌ってほしいだけです。あと、どことなく「最終電車に揺られて」という歌いだしから始まるせいか「ビースト‼」に雰囲気が似ている。ところでわたしはこのスタンドマイクというものが激烈に好きです。振り回してほしい。


B'z / ねがい

 

 8.BAD COMMUNICATION *8

曖昧なウワサで 煙に巻かれそうだから

狂ったように抱き合える体が欲しいだけ

Give me youe guitar(キ・ミ・は・ギ・タ・ー), yeah alright

We say wow wow wow wow wow wow wow

 「E.style」という英詩バージョンとも迷いましたが、この引用部分めちゃくちゃかっこいいんですよ。というわけで何卒よろしくお願い申し上げます。

 

9.裸足の女神 *9

OH MY 裸足の女神よ キズをかくさないでいいよ

痛みを知るまなざしは 深く澄んでもう萎れることはない 

 歌詞だけ見ると、ラブスーパーマン(@関ジャニクロニクル)感があって笑ってしまいそうですが、「裸足の女神」の朝の澄んだ空気感は錦戸亮ちゃんのパブリックイメージに相応しいと思います(と言いながら自分で言い過ぎかなと反省しています)。いっそギターでアレンジして弾き語りしてほしい。エイトが「涙の答え」で出演したMステで歌っていました。曲中で稲葉さんが松本さんに渡す何か(ぎゅいんぎゅいん鳴るやつ)を使った後に客席に投げ込むところはいつ見ても痛そう、な曲。

 

10.この手をとって走り出して *10

この手をとって走り出して ねえ

ここじゃないどこかへ

光浴びて 風にふかれ

あふれる人波つきぬけて

世界中で2人しか知らない

真実を胸にしまって

せまってくる 夜の闇に

ゆっくり溶けてしまいたい

 これだけB'zではなく、稲葉浩志さんのソロ名義での曲なのですが、どうしても10選に入れたかったので…(というか、この楽曲ありきの10選でした)。引用したのはサビの部分ですが、ここだけじゃなく、2番の冒頭の歌詞が個人的な「錦戸亮ちゃんに歌ってもらいたいフレーズ」堂々の1位にランクインしている。個人的にめちゃくちゃ歌ってほしいやつです。なんとなく引用するのも躊躇うくらいなので、歌詞を検索するかCDアルバムを購入するかなどして、どうにかして聴いていただきたいです。この曲をもし、彼に歌ってもらうのなら、TOKIOさんの「あきれるくらい僕らは願おう」を少年倶楽部プレミアムで歌っていたときのように、座って切なくのびやかに歌ってもらいたい。

Hadou

Hadou

 

 

いろいろ考えた結果、選抜漏れした楽曲

  • Bule Sunshine *11
  • いつかまたここで *12

  「Bule Sunshine」は私が一番好きな楽曲なのでいまさら自重しました。そりゃ好きな人(自担)が歌ってくれたら嬉しいよね、っていう。「いつかまたここで」も似たようなもので、楽曲自体が特別感情的にさせるような気がしたので。といいつつ、せっかくなので挙げておきます。同世代のジャニヲタに合うかわかりませんが、良い曲なのでどうぞよろしければ。

 

 

  個人的に、錦戸亮ちゃんと稲葉さんって似ていると思っていて。言い方悪いですが、ちょっと偏屈なところとか、あまりはしゃがないパブリックイメージを持たれているところとか、感情論を押し通さないところとか、視点をずらして物事を考えそうなところとか。控えめなところとか…って、挙げれば、まあそりゃ好きなのでいくらでも挙がりそうなのですが、歌詞もどことなく似ているような気がするんですよね。

 錦戸亮さんは声変わりをする前はよく稲葉さんのモノマネをしていたそうですし、声変わりしている今でもしっくりくると思うんですよね!!!!! 正直、関ジャムにB'zが来てくれるのならなんっでもいいです!!!なんでもいい「ultrasoul」でも「LOVEPHANTOM」でも「イチブトゼンブ」でも「いつかのメリークリスマス」でもなんでもいいですなんでも嬉しいです!!!!そこに錦戸亮さえいれば。(これで欠席だったらせめてもの反抗でテレ朝に足向けて寝ます)(嘘です)

  というわけで、「錦戸亮に歌ってもらいたいB'zの楽曲個人的な10選」でした。読んでくださり、ありがとうございました。他にもあれば、ぜひとも聞かせてください。

 

 ::::追記

  上手く説明できないのですが、こういうところが似ている、というか勝手に似ていると感じている、という。「ビースト‼」の「出来ることは人並みに 取り組んできたつもりです でも先週気付いたんだ 僕が得る幸せも人並みです」と通じるところがあるような。なんなんでしょうね、こちらからしてみれば、圧倒的才能があるにもかかわらず地に足が付いていそうなところとか。(「いつのまにか」に関しては、私自身がそういう考え方を好んでいるので知らず知らず、そういうところを自担にもとめているのかもしれません)

 補足で別のメンバーも。やすくんには「熱き鼓動の果て」とか、すばるさんには「美しき世界」とか「Calling」とか。村上さんにはいっそ「恋心(KOI-GOKORO)」とか歌ってもらって、「松本に相談しようか」の部分は三馬鹿のどっちでもいいですね。蛇足ですが、稲葉さんはやんまーの20歳上、松本さんは三馬鹿の20歳上です。横山さんは「BUDDY」。ほとんど歌詞(とメロディ)で選んでいます。たくさんつらつらと歌詞を引用したりして書きましたが、結局、聴いてもらわなきゃ分からない、拳を突き上げたくなるような、この絶妙な「ダサさ」。関ジャニ∞もB'zも楽曲は情けないのに、当人らが最強にかっこよくて惚れ惚れするばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きなだけ雑記 / QUARTETTOツアーネタバレあり〼

 どうも(似非)就活生です。2017年度卒就活生です。2017、2017と聞きすぎて今年が2016年だって言われると「まだそんなもん?」と思う病気にかかりました。卒業単位が足りていません。「最善は尽くすけれど最終的には運」というチケット業務と同じ姿勢で臨んでいます私立文系クソゆとり女子大生です。会社説明会からはしごする現場がないって嘆いています錦戸担です。スーツ姿で鞄からハイチュウプレミアムを取り出す就活生がいたらきっとそいつは錦戸担です。自担のお仕事発表がない朝に絶望しながら就職活動をしているので慰めてあげてください…「元気が出るLIVE!!」のDVD発売情報まだですか…!? 出るの今か今かと待ってるんですけど!?

 というわけで、タイトルの通り、好きなだけ好きなことについて書かせてください、雑記です。

 

 

錦戸亮が好きです」とカミングアウトしたときの返答

 「かっこいいよね」 知ってる!!!!全人類が知ってる!!!!なんて面白味のない返答!!耳にたこができるほど聞いてきました!!ありがとうございます気を使っていただいて!!「錦戸亮が好きです」と暴露してこれ以外の言葉が返ってきたことなんてほとんどないので「アーティスト誰が好きなんですか?」の問いに「関ジャニ∞が好きです」と返したときに察してくれ。なんで「誰が好きなんですか?」「誰推しなんですか?」って聞くの。そんなもん、みんな好きですよ。おしまい。

 こちとら年がら年中「錦戸亮ちゃん可愛い」と呟いて生きているので、「かっこいいですよね」と言われても、「らしいね」としか返せません。「そうなんですよお!かっこいいでしょう!?」と言えるかっこいいところリストを持ち合わせていない。錦戸亮ちゃんがかっこいいのなんて自明ですやん、当たり前ですやん、なに、もしかして、かっこいいということを再認識しろって当たり前だと思うなって諭されてるとかそういうことなんですかね。すみませんジャニヲタめんどくさいですね出直してきます。

 「あのDVの…」「ラストフレンズですね」とか「あのニノと…」「流星の絆ですね」とか「あのガッキーとさあ、」「熱愛ですか? 全開ガールですか?」とか何回繰り返したことか。そして何度繰り返していくんだろう。以前男性に、山下ファンだった彼女に脱退日に振られたことがある、という話をされたので、日付を言ったら普通に引かれた思い出があります。

 「NEWS辞めたんやっけ」そのへんややこしいので下手に触れないでください。感情論振りかざして泣くぞ。泣いちゃうぞ。

 

 

「NEWSが好きです」「加藤シゲアキが好きです」の場合

 「NEWSが好きです」への返答はこれも似たりよったりですが「4人なんやっけ?」「何人おるん?」「9人から4人になったんやろ?」等の、人数に関する返しばっかりです。笑顔で「あー、そうなんですよ、いろいろあって、錦戸と山下さんが辞めていまは4人で」って何回説明したことか。思い出すことすらナイーブな問題なのに、挙句の果てに言わされてるところがキッツイ。ま、喜んで説明させていただきますけれど、二度目は無いぞ。

 にゅす担じゃない人は「いつまでNEWSは脱退をネタにしてんの」ってお思いでしょうが、案外、言いたいわけじゃなくて言わされるのかな、ってファンの立場でも思います。こっちが聞きたい、「いつまで脱退をネタにされんの?」って。会話の糸口を探してくださっているのなら、もうちょっとライトな質問をお願いします。「手越くんはすごいね」とかでもいいんで、そしたら喜んで「でしょう!ずっとあんな風なんですよ!すごいでしょう!?」と自慢するので。

 「加藤シゲアキが好きです」への返答は多種多様聞いてきました。「あのイケメン役…!」が一番心に残っています。どれや。でも、だいたい、「かとう……?」みたいな反応をされて、NEWSのメンバー全員の名前を挙げようとして、挙げられたり、挙げられなかったり…。こっちこそ「かっこいいですよね」でいい。わたしが加藤さんのこと説明するときは「あの髪の毛黒くて、シュッとした普通のイケメンです」と言います。「テゴマスじゃなくて、キャスターでもない、小説書いてる、」と言います。知っている人は、そこまで説明しなくても知っているし、知らない人はここまで説明しても知らない。ジャニーズとはそういうものです。

 

関ジャニ∞が好きです」

 「わたしも(おれも)好きですよ! おもしろいですよね」 はい、ありがとうございます。わたしも好きです。おもしろいですよね。

 

 

 

「QUARTETTO」NEWS LIVE TOUR 2016 に行った話

 大阪初日4月1日公演に行った雑記。特に気になったところだけを書くつもりですが、ネタバレを含むので、まだ行っていない方はご留意ください。ネタバレするなよと強要するのもおかしな話だよなとは思いつつ、彼らが「ネタバレ見ないでね」というのだからわたしとしても「見ない方が楽しいよ」と言えるだけです。「見ない努力」「見せない配慮」はされても「ネタバレを書くな見るなの強要」は個人がNEWSの名のもとに行えるものではないなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「QUARTETTO」と「星」

 お題「NEWS「QUARTETTO」レビュー」

 

 お題をお借りしてまでわざわざ書くような感想でもないと思うんですけれどお借りします。馬鹿が馬鹿なりにコンサートに入る前に感想ぶちまけたかったのと、さすがにツイッターで「QUARTETTO最高」「にゅすちゃん天才かよ」と「QUARTETTO」のことばっかり言っていて、申し訳ないなって思った、のと、

 これが一番大きいんですが、「シゲアキのクラウド*1での加藤さんによるライナーノーツのpart3を読んで、どうしようもない情動を持て余しているので。書きます。音楽的なはなしはほとんどできないけど。Johnny'swebの会員登録なさってる方は、一応、「シゲアキのクラウド」読んでからのほうが良いかもしれません。こんなブログ読む気無くすと思うので。このブログを読むにしても、加藤シゲアキの「シゲアキのクラウド」を読むにしても、歌詞カードもあればなお良いと思いますので、ぜひ手元に「QUARTETTO」を…(へたくそ)。

 

QUARTETTO【初回盤】(DVD付)

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  1. Theme of "QUARTETTO"   

  メンバーが発する音でリズムを作るという、斬新な構成はともかく、MVにはなかった部分の、収録曲の一部がアレンジされて曲中に登場するのがちょうかっこいい。すごい。めっちゃ好きです。次の曲「QUAUTETTO」の囁きに端を発しているところも、ちょうかっこいい。溢れ出てる~~~って感じ。「チュムチュム」が良いアクセントだと、この時点で分かる。

 

 2. QUARTETTO

  言い方悪いですけど、割と普通の歌ですよね。別に「チュムチュム」と比べてるわけじゃないけれど。「四重奏」というテーマが至高。「クラウド」のpart3まで読んでこの表題曲を聴くと、ああ、と思う。表題曲もこれでなくちゃいけなかったんだと思える。

  さて、この曲中に「星」という言葉が出てきます。サビです。「星になり奏でる四重奏(メロディライン)」というフレーズ。その少し前、サビの最初「夜空にstarlight 描くように」の部分の「starlight」というフレーズも「星の光」なので、星だということにします。「星にな」るのは直前の詞にある「この想い」。「この想い」は「願いにしかない明日のために 重ね合う」ものだと、書かれています。想いが星になって明日のために明日より遠くへ走るために四重奏を奏でる、って満ち溢れる希望がすごい。「この想い」ってどんな想いなんだろうか、としみじみ考えてしまう。

 

 3. ANTHEM

  ど直球サッカー応援ソング。「いつでも心の中で 描いてた場所 共に願った未来へ」と「願いは確かな絆 共に行こう いま待ちに待ったステージへ」が呼応しているところに最高に胸が熱くなる。ほかには「頂き」「ゴール」に向かって走っているので、ぼんやりとスポーツを彷彿させる、やっぱりサッカー曲。だいすき。なんかよくわからないけど、飛び跳ねたくなるから、すごい。この曲がクラブワールドカップの優勝者が決まったときに流れたせいか、とても「決勝戦感」がするなあ、と思っていたけれど、多分、「いま待ちに待ったステージ」は「頂き」という解釈を無意識にしていたんだろう、と思う。歌詞カードみたけど、「Top of the world here we go」って書いてあるし、そうだね。

 

 4.シリウス

  「星」だよ~~~~。「クラウド」で「シリウス」と言わずにうんたらかんたら、って書いてあるのを読んでiPhone投げるかと思ったくらい興奮したので、わざわざ「星」というフレーズを探して「QUARTETTO」を聴こうと思いました。シリウスという星は冬の星なんですよね。しかも一番明るく光る星。新明解国語辞典には「冬の夜空に青白い光を放つ」という文章も載っています。これだけでもう充分すぎるくらい切ない。夏のCMだったのにね…夏シーズンの女性用下着のCMだったのにね…これでもかってくらいせつない。

  「Oh oh oh...」が、悲痛に泣き叫んでいるように聞こえて仕方がない。

  曲中に多用される「夢のままいられたら」の場面は夜。「このまま時を止め」たら「結ぶ星座のように 君をずっと離さない」と思っているけれど、「一瞬は過ぎてく 永遠だったときめきを置き去りにして」いくので、「叶わぬ恋が朝靄に消えていく」ことになった。次のフレーズで「ただ 空に願う」と歌っているけれど、夜明けを迎えてしまっているので、おそらくシリウス見えていない。*2 シリウス見えない夜明けの空に、叶わない恋を、君を願うところが最高。

  (追記)知らんけど、って言ったもののちゃんと調べたら、シリウスは夏の空にも見えるらしいですね、それも明け方、太陽の昇る少し前。あ~~~~そういうことなのすごい。この楽曲が発表された夏の明け方に見えるシリウス、この楽曲が音源化された冬には夜に見えるシリウス、歌詞中で季節は明言されていないので、どちらであっても劇的で、最高切ない。

 

 5. Touch

  この曲だけは、いつ聞いても「にゅーすちゃんかわいいねええええ」ってなるので聴くと楽しくなりすぎて両手挙げて飛び跳ねそうになる。最高。最高以外に言えることがないので、レビューもくそもない。「不思議だね 寒くない まさか恋の仕業?」ってわたしとNEWSがしてるのは恋じゃないのに、「恋だよ~~」ってなるので最高。恋なのかもしれないけど。この曲があったのでこの冬ぜんぜん寒くなかった。あと街中でしか会ってないところが最高。クリスマスっぽい(偏見)。

 

 6. NEWSKOOL

  なんかよくわからんけど、めっちゃかっこいい。横文字多いとあんまり理解できない人間なので良く聞かないと何言ってるかわからなかったけど。「NEWS / KOOL」なのかと思ったら「NEW / SKOOL(school)」なんですね、「NEWS COOL」とも掛けてあって、ちょー洒落てるすごいおしゃれにもほどがある。一度聴くだけでは、そうなのだと気が付かないほど洒落てるメンバー紹介ラップ最高。増田さんのラップを聴きながら一生暮らしていきたい。

 

 7. 四銃士

  これこそ、無学の凡人にはすごさがわからない。三銃士ではないのね? といくらかツッコミを友人に頂いた思い出。ぜんっぜんわからん。ラフマニノフって誰やねん。初めて聴いたわ。曲を聴きながら改めて歌詞を見たら「手越かよ」ってなる。でも、オーケストラのすごさもなにもかもわからんのに、ついつい聴いてしまう。「その笑顔」と「君の未来」が対応していて、一番では「運命に 身を委ねて」いるのに、二番で「運命を 塗り替えて」と歌っているところ、一番はもしかすると自分の運命を歌っていて、となると二番は「君」の運命のことを歌っているのかもしれないと思ったりもした。

 

 8. Wonder

  イントロから「We are fantastic 4」までの部分ですでに最高にかっこいい。「クラウド」でシゲアキさんが凡人には理解できない高度な解説をしてくださっていたけれど、そんな曲も凡人にかかれば「最高」の二文字で収束します。ありがとうございます。楽曲的なことはまったくわからないけれど、すごいかっこいいということだけはわかります。「最高」か「好き」の二文字で勘弁してください、聴けばわかる、わかるでしょう。「最高」だし「好き」です。手越さんすげえよ。

 

 9. ライフ

  「いつかは星になる事 やがて受け入れられるように」という小山さんのパートが初めて聴いたときから、忘れられずにいます。NEWSのモチーフとして多用されていた「星」を、「星になる」つまり「死ぬ」ということと絡めて使うことで、思いがけないところからハッとさせられた。「いつか見上げた光の方へ」という歌詞の指す「光」というのも「星」のことなのかなあ、「QUARTETTO」を引っ張ってくるのなら「sunlight」でもアリかな、とか、「澄み渡る空に無限の星の数」は、死んでいった人たち なのかな、といろいろ歌詞カード見ながら考え込んでいます。「息を切らして走った日は 遠くで現在を照らすから」という部分、「息を切らして走った日」もいつか星になるということなんだろうか。「願いは未だ あの日のまま この場所に在るよ」と歌う、この曲の「願い」はなんなんだろう。「あの日」ってどの日なんだろう。

 「いつか目指した地平を越えて」が「いつか見上げた光の方へ」と対応しているので、なんとなく輪廻転生感があるよね、と適当な感想を。「光をまた知っていく」というのも。

 

 10. チュムチュム

  大本命。えんやえんやえんやー。あーあーあー。シングル発売してから何度も何度も聴いたけれど褪せることのない中毒感ったらない。だいすき。踊れもしないのに踊れそう。あーあいやーあ。問答無用の最強ソング。語彙を失う曲。たのしい。さいこう。

 

 11. Depature

  冒頭の「見上げた空に流れて消えた」「一瞬」は「流れ星」という解釈で間違ってないですよね? 

  歌詞カード見て「マジか」ってなったのはサビの「そう自分の扉 開けられるのはこの世で 自分しかいない」の後ろの「自分」を「きみ」と読んでいるところです。耳で聴いているだけじゃ、気付かなかった。二回目にこの部分を歌うとき、エフェクト?っていうんですか、ちょっと声質が変えられているけれど「この世に…『自分しかいない』」とかぎかっこで括られているから、だった。

  勝手に自担に当てはめて興奮していたりもしました。

  「叶えたい未来」というフレーズがとても好きです。「HIGHER GROUND」の「届けたい想いだけ未来へと放て」を思い出させるような。「夢に見た旅路」と「君だけの旅路」が呼応していて、「自分しかいない」が際立っている、さいこう。

  

 12. ヒカリノシズク

  雨降ってるの、この曲だけですよね。心の中とはいえ。他の曲では(涙越しだったりするけれど)晴れた夜空に星が見えてるのに。「ヒカリノシズク」の「光」は「星」ではないんだろうか、と打ちながら、加藤シゲアキのことを想って、感傷的になっています。何度も何度も歌えるような、そんな一生一度の奇跡を、彼らは手に入れられたんだろうか。

  「ヒカリノシズク」というタイトルは「この手の中 握りしめた 涙もきっといつの日にか 輝きへの一歩になる」の部分からのものだろうと思うのですが、サビに「一生一度の 奇跡握りしめ」とあるので、手の中にあるものは、かつては「涙」だった「奇跡」なのかな、と思ったり。「そんな夜 そっと寄り添えるような 希望が届きますように」と歌っている「希望」が「頼りない夜に一つの光を 灯せたらいいのにな」の部分の「光」に当たるような気がして、最高。

  この曲を聴いたあとに、表題曲「QUARTETTO」を聴くと胸が苦しくなるのでオススメです。「ヒカリノシズク」を聴いたあとの、「先の見えない闇にも 潜んでいる 夜明けの序章へ」のフレーズの強さが格別。最高。

 

  

 

  と、ひたすらキーボードぱちぱちしていたら午前6時前です。歌詞の分析ばっかりだし素っ頓狂なことを書いていても、眠かったんだな、って許してください。多分書き洩らしいっぱいしてる予感しかない。ねむいっす。こんなブログ書いていないで就活か卒論か、したほうがいい。こんなブログを書いていても夜明けは来る。すごい。

  頻出単語は「夢」「未来」「明日」「願い(願う)」「光」あたりですかね、JPOPっぽいね。手元にあるメモに「~へ」という言葉を書きだしていたので、書き記しておきます。

 NEWSが向かうところリスト

  「光の差す方へ」「夜明けの序章へ」「昨日にはない未来へ」「走り出す明日より遠くへ」「頂きへ」「ゴールへ」「いま待ちに待ったステージへ」「共に願った未来へ」「Brand NEWへ」「音の鳴る方へ」「重ねた剣へ」*3「いつか見上げた光の方へ」「夢に見た旅路へ」「君だけの旅路へ」「叶えたい未来へと」「夢の彼方へ」「闇の先へ」

  でした。

 

        メモ書きに『「元気が出るSONG」前の挨拶の錦戸亮ちゃん vs 「シゲアキのクラウド」のセルフライナーノーツの加藤シゲアキ』という一文があって、ちょっとどういう意図なのだか自分でも分かりかねています。どっちも可愛いという共通点。

  「星」というワードが印象的だったのは「ライフ」のせいでもあるんですが、加藤シゲアキソロの「星の王子さま」のせいでもあるので、それぞれのソロ曲にも「かっこいい」「最高」等々言いたかったんですが……いよいよ眠いので失礼します。

 

 

   追記

  10時に予約投稿していざ寝ようってときに、「あっ総評書くの忘れた」と失態に気が付いたので、追記です、12時です、おはようございます!

  一言で言うと「最高」。多分どのNEWSのアルバムよりも好きです(年月での思い出と思い入れを差し引いたらだけどね)。「QUARTETTO」と銘打っているだけあって「四重奏」、「4人」という数の持てる強さを思い知らされる。4人が4人とも大きな役割をそれぞれの声で担っていて、この、4人以外では作り得なかった最高の名盤だと思う。でも「QUARTETTO」と言われてパッと「4」という数字に繋がらない、一つ捻ってあるところが好きです。すごい。さいこう。(ふと、6人のNEWSの延長線上にこの4人の「QUARTETTO」があるのかと思うと感動して仕方ない瞬間があった)

  シゲアキさんが「クラウド」で言っていた、総評、未来より先へ光を目指して走っていくために今を全力で生きる必要があって、その今が未来に繋がり、その未来が今になる、そしてまた全力で光を星をめざして走る、といったような、「死」を意識することによって「生」を実感するというテーマ。

  次死ぬなら、最後だ、ということなのかな、とぼんやり思ったり。そういうニュアンスがある気もした。もう「一度死んでまた生き返る」ような魔法は誰にもかけられないし、「君」に導かれなくても「光」のほうへ走っていける。「想いは光のように 駆けていく」「明日のために重ね合う この想い 星になり」。その「想い」が「星」になり自分を導いてくれ、そうして重ねた日々がまた、自分を照らしてくれる。その繰り返しなのかな。想いは星であり、光だった。いずれ行きつく先が「死」と知りながらも、繰り返してひたすら走るしかない。エモいね。

  

  かつては、NEWSの楽曲に慣れ親しんだ錦戸担が、自担がいないからって楽曲を聴くのを辞めてしまっているのならそれは勿体ないよ、いや疎遠にするのもわかるんだけど、と常々思ってきたけれど、このアルバムを聴いてより一層思った。ちょうもったいない「QUARTETTO」最高かっこいい。関ジャニ∞で、錦戸亮で言うのなら「元気が出るSONG」の「不確かな日々に潜んだ確かな今を 明日も明後日も繋いでいこう」のフレーズとこのアルバムのエッセンスは一緒だと思う。そういう「永遠」という捉え方がとんでもなく好きなので、どちらも至高でした。

  すぐ自担のはなしをしがち。骨の髄からNEWSに惹かれている。

 

  後半部分、雑多に書き散らかしてしまいましたが、歌詞カードをこんなに読み込もうとしたアルバムもなかったです。楽しかった。NEWSにおける「星」分析、NEWSの楽曲に使われている文脈から「星」の持つ意味を分析する、とか、やりたいな、誰かやってくれないかな、誰かすでにやってないのかな、とそわそわしています。「share」で歌われていた「同じ星が今見えるなら」の「同じ星」とはつまりなんだったのだろうね。ね。ねます。

 

  

 

 

 

QUARTETTO【通常盤】

QUARTETTO【通常盤】

 

 

*1:Johnny's web内の加藤シゲアキさんの個人連載

*2:知らんけど

*3:場所ではなかったので

ジャニヲタめんどくさい

 めんどくさいよね。最近ほんとにそう思います。めんどくせえ。なんでこんなにめんどくさい人種ばっかりなんだろう。なんでこんなにめんどくさいって思うんだろう。世界に自担(と自ユニ)とわたしだけならいいのに。あと、数少ない友人と。

 

 ジャニヲタはめんどくさいその①

 お金が要る。

 何をするにもお金が要る、茶の間ファンとかなら要らないのかもしれないけど、わたしはなんやかやと出したくなるので結局は要る。自ユニの人が「ファンのお財布が心配です」とかって言うと「買う人には何を言っても無駄です」とそっと聞こえないふりをします。財布を開きます。心配してくれてありがとう、と思うけど、心配されてもどうしようもないよ、だって買うし。欲しいし。買ってくれるならもらうけど。

 以前大学で、「就活にかかる費用総額」のアンケート結果みたいなものを見せられたんですけど、大半の人が10万未満だったんですよね。関西圏の大学に通っているので、東京の企業を受けようとすると10万円前後になるそうですが、にしても、ですよ。

 

moyashi1984.hateblo.jp

 ぜんっぜんこっちのほうがお金かかってる…! そりゃそうか、就活ってチケットいらないんだもんね、チケット代もどこに消えるのか分からない手数料も要らないんだもんね。下手な海外旅行より、こっちのほうがお金かかってるんだもんね…。毎年毎年何をしているんだろうね。わたしは学生アルバイターなので、コンサートのための費用はアルバイトで賄っているのですが、ツアー期間中は土日にシフトに入れないため、めちゃくちゃ苦心します。自転車操業の、自転車が漕げなくなるので、めんどくさいです。なんでか分からないけど、ずっとお金がないんですよね。節約するのもめんどくさいので、節約しなかったら、札幌でお金が足りなくなったりします。それにコンサート入るんだから、新しい服とか欲しいし、普段着でしれっとするもの良いけれど、この場で気合いをいれなきゃ(当社比)いつ気合いを入れるの、とか思って服を新調するじゃないですか、チケット代で換算してしまって即決できない自分をふがいなく感じます。「オタクじゃなかったら、この服買えたんだろうなー!」とか、そういう生き方、そろそろめんどくさい…、というめんどくさいその①

 

 ジャニヲタめんどくさいその②

 価値観の違う同担めんどくせえええええ。

 ツイッターで同担(というか自担のアイコン)のツイートって本能的に目に入るし、そのせいで基本的に目に余るじゃないですか。同担といえども同じ解釈をするべきとも全く思わないですし、同じ人をそれぞれ色々な角度から、様々な読み方をして、それぞれの自担の見え方を尊重すればよいと思うんですけど。(というこのわたしの意見も多様な解釈のうちの一つだという自覚はある)「担当にはかくあるべし」などというような事柄をはっきりと強要するようなツイートを見かけるとさすがに萎えます。全ジャニヲタめんどくさい問題を抱えているジャニーズとはいえ、めんどくさい人に好かれたねえ自担は、と、笑っちゃいそうになります。

 普段なら、めんどくせえなと思っておしまい、なんですけど、めんどくさいが溜まりまくって閾値を超えると、なんだか抱えていられなくなって、自分がずっと「他人の価値観に文句をつけるなというわたしの価値観」と自問自答していることが馬鹿らしくなってしまって、めんどくさい、と文字にしてしまいます。わたしの価値観を他人も同様に持ち合わせているわけではない、という点で、自分が優位だと思いたくてそう思っているわけじゃないけれど、そう思っているのかもしれない、と不安になるところが、さすがわたしもジャニヲタなだけあってめんどくさいなと実感します。わたし含めてジャニヲタめんどくさいその②

 

 ジャニヲタめんどくさいその③

 収納するスペースがない。

 「どれくらいのキャパシティで迎え入れればいい?」「どれくらいのスペースがあれば全部とっておける?」とは錦戸亮ちゃんの言わずと知れた名曲「stereo」ですが、

 

www.utamap.com

 

 オタクは全然足りてないです。キャパシティもスペースも本棚もなにもかも足りてないです。なんだか妙にデカいサイズのCD*1が出たと思ったら、なんだかよくわからないハートのポーチに入ったDVD*2を発売されて…、イレギュラー!イレギュラー!と喚いているうちに次のイレギュラーが出る…みたいなわたしの収納事情です。仕舞うべきところが見つからない。カテゴリごとに収納したいという気持ちを持っているめんどくさいタイプのオタクだったのに、カテゴリなんて気にしてたら机に放りだしっぱなしになるのでカテゴリ分けなんてめんどくさいことを諦めて、その辺に突っ込んでます。家のどこかにはあるでしょう、という安心感。

 スペースもキャパシティも、どれだけあっても足りないよ、ということをサビのフレーズでファンに教えてくれているのかもしれない曲です。ただ、わたしの部屋に集められた形に残った瞬間は、永遠にならないだけで。

 

 ジャニヲタめんどくさいその④

 テレビ見るのめんどくさい。

 嬉しいことに、錦戸亮関ジャニ∞)をわたしはおうちのテレビで週に二つの番組で見ることができます。「関ジャニ∞のジャニ勉」「関ジャム」を毎週。嬉しいですね。毎週録画してます。そのくせに、ほとんど見ていないです。録画してあるという安心感+そもそもテレビを見る習慣があまりない+テレビ見ている場合じゃないという謎の切迫感(ブログは書くのに)等々で、まずなんとなくリモコンを持つことを避けがちになります。見たいんだけど、見ようと思えない。だって、あんまり自担が可愛いから、正直テレビ見た後、びっくりするくらい疲れるんですよ。いつまで経っても動く可愛い自担に慣れない。録画なんて停止ボタン押したっきり再生できなくなります。しんどい。わたしがただめんどくさがりなだけな、④

 

 

 でも楽しい

 友達が増えた。相変わらずわたしの知り得る範疇を超えて錦戸亮が可愛い。関ジャニ∞が面白い。もし今後自分の人生がどんなに苦しくなっても多分彼らのファンでいる限りはどうにかして生きていけると思える。どうにかしてでも生きていかなきゃと思わせられる。自分がふがいなくても、馬鹿でも、ろくな人間じゃなくても、自担はそんなこと関係なく凄くて、そのことに救われる。いつ見ても、この世の救いのように可愛い。自担が「頑張る」としきりに言うので、わたしの頑張りが自担に何の影響も及ぼさないことに安堵しながら、自分のペースで頑張ることができる。わたしが失敗したって自担は何にも損なわれない。でも、頑張ったよと心の中で自担に誇れる自分でありたい。

 めんどくさいことはいっぱいあるけれど、この一瞬も自担(と自ユニ)が可愛いんだと思うと、頑張れる。がんばろう。

 

 

 

 

*1:関ジャニズム初回限定」

*2:関ジャニ∞リサイタル お前のハートを掴んだる」