遠征費のまとめとまとめ/関ジャニ’s エイターテインメント夏
「ジャム」オーラスからまだ一ヶ月も経っていないとは思えないほど、すっかり秋めいてきて、あの夏が夢のようです。あ~~~~たのしかった~~~~~~~~と惚けるついでに、現実と向き合って反省するためにも、遠征費とツアーの感想をまとめておきます。夏のドームツアーという初めての経験と、自分の初めての環境で、バタバタしていた夏。コンサートに行かないなんてなかった。
↑ 前回のツアーから春を迎えて環境が変わりました
・就職しました(基本土日休み)
・大阪府在住から愛知県在住になりました
◎札幌公演(7/15~7/16)
・チケット代 8100円
・中部→新千歳 飛行機代 21315円
・新千歳→中部 飛行機代 10600円
・宿泊費 7000円
・交通費 3000円
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50015円
▽雑感
今回はツアー発表からしばらく経ってから航空券を予約した、5月とかだった気がする。そもそもどの土地に配属されるのか分からない状態だったので予約なんてできるわけもなく、候補地からの航空券を検索しては、北海道の夏・三連休の高騰っぷりに相当慄いていた。飛行機が飛ばない怖さが航空券の安さに表れていたんだな、と札幌遠征をするようになって数年、初めて知る。
◎大阪公演(7/20、7/22~23)
・チケット代(3公演) 24300円
・7/20 愛知⇔大阪 交通費 10000円
・7/22.23 愛知⇔大阪 交通費 14000円
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48300円
▽雑感
なぜかタイミングがたまたま重なり、奇跡的に公演日にお休みがもらえたので急遽増やした平日公演。20日は往路が高速バス(2500円)で復路が新幹線(約6000円)、22日はどちらも新幹線の利用。絶妙に近くて良いですね。絶妙にしんどいが。開演ギリギリにドームに行くまでは主に実家で寝ていました。札幌公演から一週間経たない大阪公演のスケジュールに「体力勝負」という言葉が脳裏にチラつきながらも、勢いで乗り切った、金曜日は仕事で入れなかったけれど楽しかった、入ってよかった、と振り返って思えているのでよかった。
◎名古屋公演(8/5.6)
・チケット代(2公演) 16200円
・交通費 4000円
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20200円
▽雑感
名古屋公演の際にかつて夜行バスを逃したことがあるのだけれど、今回は絶妙に乗り換えをするための終電を逃して、結局2駅分くらいタクシーを使うハメになった。1500円くらい損しているわけですが全く反省していないという点をどうにか反省したい。家があるのに帰れない事態に陥るところだった(でも帰れたしいいだろうという甘さ)。名古屋は大阪に比べるとドームの中は涼しかったけれど、外が暑かった。昼過ぎに家を出てコンサートを観て帰るだけの慎ましい名古屋。体力の限界っぷりがここでもわかる。平日公演の存在を忘れ去ることに成功しだした名古屋。同時に社会人のせつなさを知り始める。
◎東京公演は行きませんでした
(実家で寝てました)
◎福岡公演(9/9)
・チケット代 8100円
・中部⇔福岡 飛行機代往復 21400円
・宿泊費 2000円
・交通費 3500円
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35000円
▽雑感
ツアーが始まる一週間くらいまえ、不意に「えげつないが数回しか見られないのやばくないか、耐えられない」と(具体的には東京行きの新幹線の時間を検索するなどして)狼狽えていたら、友人が「福岡土曜日」と悪魔のような勧誘をしてきたのを、「いやいやいやいや」と笑って断ろうとしていたらいつの間にか航空券を購入していました。恐ろしい。オーラスは当日中に帰ってこられない(朝一なら帰れた)ので、万全を期して諦め、諦めて土曜日のためだけに福岡に飛ぶのもいかがなものかとは思うのだけれど、まあ結局、行ってよかったの一言しかない。持つべきものは友人である。
オーラス福岡の地に長居したくなさすぎて、ホテルを予約しなかったことだけは反省してほしい。
◎グッズ代
・うちわ ×2
・ワッペン ×3
・パンフ
・クリアファイル
・フォトセ
・ポーチ
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8100円
▽グッズ雑感
札幌のワッペンが当日会場に着くまでの間に売り切れていて買えなかった。諸事情によりイチゴモチーフがあるものは購入できなかったのが残念。その他かわいいとは思うが好みではない、でもかわいいので良い、ただ好みではない、と自分に言い聞かせ選んだ。複数会場に行くと「次買えばいいや」を繰り返して、購入する量が控えめになるのはあるあるなのかもしれないなあと思う。ポケモンセンターのご当地ピンバッジのガチャガチャは北海道愛知大阪福岡と優に10回(1回300円)以上回したので、関ジャニ∞もピンバッジを作ってほしい。
◎総額 公演数 7/14
・札幌 50015円
・大阪 48300円
・名古屋 20200円
・福岡 35000円
・グッズ 8100円
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161615円
▽遠征まとめ
前回 11公演4都市 186,730円
今回 7公演4都市 161,615円
準備不足の一言に尽きるツアーだったかな、という印象。遠征先の土地に長居しちゃいけないという気持ちのせいなのか、今回ホテルをひとつも予約しなかった。新入社員としてのバタバタと右も左もわからない土地での生活でいっぱいいっぱいで、ツアーの計画を立てる余裕がなく、それでも行けるだけ行かなければ一生後悔すると思った原因の「えげつない」。「えげつない」のせいです。
学生時代と比べて毎月の収入がざっくり10万円増えたことで成り立っていた、雑なお金の使い方だった。反省。来年からはもうちょっと倹約に努めようとおもう。無駄が多すぎる。でも、がんばった! たのしかった! 「新入社員としてのバタバタと右も左もわからない土地での生活」をなんとかがんばれたのは、夏にこうして活力を与えてくれた関ジャニ∞のおかげだった、とつくづく実感している。お金こそ使うけれどオタクでよかった。
▽「ジャム」雑感
ときどき愚痴も混じるけれど読み流してください。
錦戸亮ちゃんの顔の可愛さに慄くばかりの初日だった。ポエムスイッチが常時オンになっていて狂ったようにポエム生成マシンに成り下がっていた。「錦戸亮ちゃん激烈かわいい札幌ドームだった」とか「この可愛い32歳の錦戸亮ちゃんを札幌ドームで見るためにファンになったんだと思う」とか「かわいいが溢れかえっていてもう自分のなかから零れ落ちていくのを感じている」とか「こんなにかわいい錦戸亮ちゃんをありがとう2017年」とか血管が切れたかのように、頭の悪いツイートを繰り返していて、我ながら幸せそうでなにより。ただ、わたしだけでなく会場全体が、錦戸亮ちゃんが喋るたびに「ざわ……ざわざわ…かわいい………ざわざわ」とざわついていたのだけはきちんとお知らせしたい。錦戸亮を愛でるような時代になったのだと思うと、感慨深い。
「えげつない」のために遠征増やしたオタクですが、コンサートでさらに化けやがって頭抱えるしかなかった。振り。サイコー。岡崎体育さんにはやはり頭があがらない。福岡で、周到に用意されていた替え歌披露してきた錦戸亮ちゃんのことをわたしは一生許さない。どれだけ虜にさせる気ですか。
コンサート初日から一縷も疑うことなく「楽しい」コンサートツアーだった、と、おもう。個人的にはあの嫌悪しか抱かせないマナー喚起動画が2度も流れるのは地獄だったけれど。まあそれを差し引いても良いコンサートだった。「需要と供給の相互理解」だとこのツアーに関して印象を抱いているのだけれど「相互理解」これに尽きるんじゃないかと思う。関ジャニ∞はもちろん関ジャニ∞のことを愛しているとおもうけれど、ファンだってきちんと愛されているんだろうなと、実感した。新しいかたちをとるときに「こうしたら喜んでもらえるんじゃないだろうか」と考えてくれたのだろう、とこちらが理解してその姿勢にうれしくなる、相互理解、尊重というのかもしれない。ノスタルジアの衣装はださかった。ノスタルジアの衣装のダサさとマナー動画のダサさは、ダサさの種類が違う。前者が「あ~~~~だっせえええええええ」と笑っちゃうようなそれだとしたら、後者のダサさは「見るべきじゃないな」と身体が判断するダサさ。どうにか、あのファンの人権を侵害しかねない動画が改善されますように。ばかにすんな。
と、明確に不満も言葉にできるほど、限られていたんだろう、と思う。不満なんて数えるくらいしかない。
「良いコンサートだった」とそれしか言えないので、どう伝わるのかわからないけれど、ほんとうによかった、たのしかった。前半をまるっとバンドにするって動きがないようにも思えるけれど、名古屋で覚醒したと村上さんから言われたように、ああいうちょっとした遊びがあればバンドのほうが楽しみに感じたりして、つくづく関ジャニ∞が好きなんだなあと思い知らされた。なんでも肯定するわけじゃないけれど、それでも好きなものを肯定できるってうれしい。
そういえば、V6のファンの方のはてなブログを拝読した。「銀テープを譲り合うV6のファンが素晴らしい」というような内容の。しょうじき、どうしてそんなに心が優しくいられるのか、と疑問でしかない。関ジャニ∞のファンには絶対に無理。少なくとも私には。自分は、数本知人におすそわけしてもらっていたうえに、何公演目かでアリーナの通路横の座席を引いたとき、有り余るほどの銀テが取れたので、銀テ難民にはならずに済んだ。さて、わたしの手元には自分の分を差し引いても余る綺麗な自担色の銀テープがありましたが、これを会場のそと(会場内近くにいた人たちはみんな充分なほど手にしていた)にいたファンにあげようと少しでも考えたでしょうか。あなただったらどうしますか。わたしはね、死んでも嫌だと思った。会場のそとに出たら待ち構えている「銀テープ譲ってください!!」と大声を張り上げて「銀テープ譲ってください。何色でも構いません」と書かれたスケッチブック(おうちから用意してきたのかな?)を持って立つ、せいぜい中高生くらいのファン。酷いと50人くらい並んでいる。係員が「立ち止まらないでください」とアナウンスしていても気にも留めずに我こそはと叫ぶ、そんなに叫びたいのならダブルアンコールで叫んでくれた方がまだ報われるんじゃないだろうかというくらい。あんな露骨に下品な集団に、運よく手にした銀テープをあげたくなるひとが果たしているんだろうか。騒がしい上に通行の妨げになるような人にあげるのなら、もうすでに持っているかもしれないツイッターでお世話になっている人たちに渡したほうがよっぽどいい。V6のファンはきっと「銀テープをあげたくなるようなファン」がたくさんいるのだろうと思うと心底羨ましかった。
オーラスしかダブルアンコールがない現状は、「慣習」と言ってしまえば聞こえはよいけれど「甘え」だよねえ、と思ったりもするけれど。でも、なんだかんだ本編で充分満足だったし、例年のアンコールでのシングルぶつ切りメドレーではなく、浴衣で披露する「純情恋花火」だったのでさらに大満足だった。「なんでこんなにたのしかったんだろう?」と首をひねらずにはいられないほど、満足度が高くて、不思議なきもちです。これで次のツアーのセトリが、どうしてこうなった?と思わずにはいられないような頓珍漢なものだったとしても愛せるかもしれない。関ジャニ∞がなりたい関ジャニ∞になるために駆け抜ける道の、先をファンはどうしたって見れないけれど、その軌跡はいつだって見せてくれるの、たのしくてたのしくて、そうして、たのしみで仕方がない。
それでも、やっぱり錦戸亮ちゃんのかおがかわいい。たのしい。これに尽きる。
冬の予定があるのならはやめに教えてください、ませ。今度こそ貯めてから臨みたい。