関ジャニ∞の元気が出るLIVE‼ 東京公演最終日に行ってきました

 

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 一週間ぶりです。12月20日の東京公演に行ってきました。今回は夜行バスに乗ってはるばる。夜行バスと飛行機のどちらが色々な意味でしんどいのだろう、と不毛なことを考えていたら寝ていました。そして、過去記事を貼るのだから、なんらか比較させたいんだろうなと思ってもらえるかと思うのですが、まさしくそうです。

 札幌公演に入った人が口をそろえて「東京楽しい」と言っていて、いやいやマジかよ、と半信半疑だった3日間。セトリの変更点も把握してました。でもだって、冒頭の曲は変わってないんでしょう? だったら、とか思っていたわたしが東京ドームで死にました。 めちゃくちゃ楽しかったです……びっくりした。

札幌公演のなにが(わたしにとって)だめだったのか

 分からなくなりました。分からなくなると思ったから、どうせこれ全部ツアー終わるころには見当違いなこと書いたことを反省するだろうなって思いながらも前回のブログを慌てて書いたんです。それが、自分的二公演目で、あっさりその通りになってしまった。東京という土地の持つエネルギー凄い。大勢の人が行くのに疲れないからなのかな(適当)。わたしは感じなかったのですが、札幌公演は毎年わりと静かなんだそうで。確かに、初日でこっちもあっちも緊張しているだろうし、付き添いの人も多いだろうし、たしかに、と今思えばわたしの前の座席だって結局最後まで空席だったし、と。にしてもなんだったんだろう。なにがだめだったんだろう、どうしてだめだと思ったんだろう。思い出せない。あとどうでもいいんですけど、札幌ドームではスタンド中腹でコートをさっさと脱いだ覚えがあるんですが、東京ドームの天井で(アリーナに入った去年も寒かった)公演中ずっとコートが脱げませんでした。札幌ドームより空調が寒いっていうの売りにしたらいいと思います。やっぱりめちゃくちゃ寒い。

 

札幌公演からの変更点

 わたしが覚えている限りでは

・LIFE(後半→前半)と侍唄(途中→最後)の曲順変更

・宇宙に言ったライオン、オモイダマの消失

・バリンタンとキャンジャニちゃんの「素敵な人」映像の順番が入れ替わっていた

くらいですかねオープニング映像以外で、大きいのは。よく考えると、それくらいなんですよね。それ以外は覚えていないので、意識の外で作用したんでしょうね。

 にしても侍唄をラストの曲にされたのは個人的に感慨深いものがありました。以前、すばるさんがコンサート最後の挨拶で「こんなクソみたいな時代ですけど、生き抜きましょう」といったようなことを言っていて、わたしはそれを聞きながら「関ジャニ∞がいるってだけで素晴らしいこの時代がクソなわけあるかい」と思っていたんです。いまでも当然思っています。それが、すばるさんの今回の挨拶を聞いたあとの、侍唄の「どの時代も越えて行けるよ」という歌詞で、なんでか妙にするりと数年越しに腑に落ちたんです。文字にしてしまうと、たったそれだけかい、と陳腐なものになってしまうのですが、個人的にとても良かったです。そもそも侍唄のイントロを弾いているのが錦戸亮ちゃんだっていうことが、音楽にも楽器にもなんにも詳しくないわたしのような人間でも分かるので、ドームに自担の弾いている音だけが鳴っている状況で必要以上に感傷的になってしまうことは避けられなかったんだと思います……。LIFEは自担が好きな曲に毎度毎度挙げるので、もちろんわたしだって大好きです!!という気持ちで毎公演入らせてもらっています。選抜漏れなくてよかった。欲目だと思うけど、この曲は聞き飽きない。

 っていうか、札幌公演もそうでしたけど、錦子ちゃんへの歓声が錦戸相手に出す歓声じゃないだろってくらい大きくて楽しいですね。普段錦戸さんへ言いたくてたまらなかった「可愛い~!!」の歓声を、女装しているという免罪符のもとで、思う存分叫ぶことができてわたしは幸せです。我慢できないっていうのもありますが。普段だってめちゃくちゃかっこいいしかわいいんだけれど、いざコンサートで叫ぶかって言われると、そんな動的な衝動にならないんですよね、不思議です。ふにゃん、と気が抜けちゃう。全体的にキャンジャニちゃんへの歓声が馬鹿みたいに大きくて、こういうの嫌いじゃないと思いながら、周りの迷惑だろうなって分かってるのに一挙手一投足に打ち震えて衝動のまま叫んでいる自分がいます。三十路のおっさんだって、分かってるのに。

 

 東京公演、始まってから終わるまで、正直ずうっと楽しかったです。札幌でわたしが感じた、何とも言えない微妙な感覚を東京公演で一つも感じなくて、驚いています。札幌公演終わってみて文句も言ったけれど結局楽しくて、それで、楽しいと分かっているからこんなに心の底から楽しめたのかな、と一瞬邪推したりしたのですが、なんか、そうでもない。本当に楽しかった。アルバムの一曲目二曲目、めちゃくちゃ盛り上がっていて、楽しかったポイントを書き出そうとするとキリがないので、こんな誰も得しない感想文を書いているのですが、ペンライト持ってもないのに腕を思いっきり挙げて「わーい」ってやるしかなかったのが本当に楽しくて、関ジャニ∞楽しいわ、と改めても思いました。MCも滑ってなかったし。ただ足から冷えてくるね、東京ドーム。

 札幌公演が文句もあるけどそれ以上に楽しかった公演だとすれば、東京公演は文句はあるかもしれないけれど公演中に忘れるくらい楽しかった公演でした。いろいろ歌詞は間違え過ぎだけど。ダブルアンコールないの切ないけど。錦戸亮ちゃんの曲前挨拶が、ちゃんとしてて、なのに締め方だけへたくそで、実はこの人ちゃんと完璧にできるのに完璧にできる自分の成長があまりにもあからさまにされると恥ずかしいとか思ってわざと誤魔化したんじゃないの、とかどうでもいいことに切なくなっていたりしました。関ジャニ∞さんの書く直筆の歌詞が、小学校の卒業文集のような丁寧さでモニターを見ながら少し笑ってしまいました。

 そもそも札幌公演がたのしくなかったんじゃなくて、わたしかつてはそういう冷めた見方ばかりしていた人間だったことを思い出して、ああ、感情の上限が取っ払われてしまったことが異常だったのかもしれない、と感じました。普通の「楽しい」を越える楽しさを知ってしまったから、普通じゃ満足できなくなったのかな。そうだとしたら、札幌公演のわたしは、ほんっとうにあり得ないくらい期待をしていたんだろうと思います。前髪下ろしてくれるかなとか。でも、そこにいたのは普段と変わりない関ジャニ∞で、普通じゃん、と思ってしまったのかもしれません。普通の関ジャニ∞が最高に好きなのにねえ。

 衣装がダサいっていうか、錦戸亮の体型が錦戸亮じゃないから、めちゃくちゃ違和感あったりしました。衣装はダサいけど。赤色のWASABIの衣装も、赤色じゃなきゃダメ? というなんというか絶妙なダサさ。オープニングの衣装も、なんか赤すぎない? という細やかなダサさ。新体操みたいな衣装(十祭のブリュレ等の衣装)じゃない分、特に取り立ててダサすぎるということもあまりないので、良しとするべきなのかもしれません。

 

結局楽しい

 錦戸亮さま、一公演でいいので前髪おろしてみましょうぜ。*1 あとさあ、絶対に教えてくれないでしょうけど、サックスの練習何年前からしてたの? 横山さんに「夢だ」と言われたときから、練習してたりしました? 数年前に横山さんが「いつか」と口にしたことが2015年で叶ってしまって、2016年から先の「叶うかわからないけど自担に叶えてもらいたいこと」がなくなってしまいました。それを「常時、前髪を下ろしてもらうこと」にするにはあまりにも切ないので、いま考えているところです。

 

 

 

 

*1:でも関ジャムの次回予告を見て前髪のある自担を一瞬誰だろうと思ってしまったほどなので、随分とならされてしまっている