夏の遠征費のまとめ/台湾を含む2018年「GR8EST」たち
夏だツアーだアニバーサリーだ!! とはしゃいではくたばって、泣いて笑って忙しない日々を駆け抜けているあいだにいつしかすっかりと秋になりましたね。ダイスキな関ジャニ∞、NEWS、そしてさすがに彼らなしではいまのわたしはないだろうと痛感しているほどに敬愛するB'zと、3グループともが現場を持つ、わたしにとってほかにない特別な夏でありました。
感想込みのブログは別に書く予定なので、ここではお金の計算をします。
お金があろうがなかろうが、どんな事情があろうが結局は、公演に入っていたか/いなかったか、でしかないのだろうと思う日々です。入るにしろ入らないにしろ入れないにしろ、自分が選んだ選択こそが自分にとって正しかったと思えるようにオタクとして年月を重ねたいですね。人生なにを優先するかは自分にしか決められないわけですから。というわけで、我慢できなかった欲望さえも全肯定のお時間です。
↑去年のツアーの遠征費のまとめです
変わった点
・手取りがざっくり7万くらい減った(やば)
・愛知県から広島県に転勤になりました
・生活がままならなくなったので軽自動車(新車)を購入しました
平成が終わるまでにいくらかは貯金をしたいと思っている社会人二年目ポンコツの遠征費まとめです。現地交通費の計上は適当。
関ジャニ∞が3大都市計6公演と台湾2公演、NEWSが2公演、B'z が1公演。すべて県外です。
◎札幌公演(7/15~7/16)
・チケット代 8,500円
・伊丹⇔新千歳 飛行機代 49,900円
・大阪までの往復交通費 17,400円
・宿泊費 8,100円
・交通費 3,000円
(・駐車場代 2,500円)
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86,900円
▽雑感
いま計算して「えっ!?」と声を上げてしまった。観光シーズン真っ只中の三連休というに北海道地獄のような日程(のおかげで参加できた社会人ですが)、当日入り翌日昼便の最安値で押さえてこの値段。ツアー発表が転勤になる辞令発表前だったため、てっきり大阪近辺には帰れるだろうと勝手に判断して伊丹からの飛行機を取りましたが、まさか広島に配属になるとは思いもしていなかったので(最寄りの駅前で連泊させた駐車場代が2000円くらい掛かっていたことをいま思い出した)、大阪までの交通費がじわじわと効いてきます。伊丹と新大阪の移動はバスでするべきですね。
個人的に当日入りは余裕がなさすぎるので、来年は日程次第では宿泊費を計上したとしても前日入りをするべきかな…と思ったりした。悪天候だったかなんだかで着陸が1時間くらい遅れたので。結局24時間も北海道にいなかった。
◎名古屋公演
大人しく働いていました。
(◎NEWS 8/10、11)
◎大阪公演(8/24~8/26)
・チケット代(3公演) 25,500円
・大阪までの交通費 11,800円
・現地交通費 3000円
(・駐車場代 2,500円)
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40,300円
▽雑感
大阪には実家があるので最高ですね、しかもドームまで片道500円くらい。予約制で広島新大阪間の安いプランがあることを知り、ひとつ賢くなります。23日の晩から帰ろうと画策していたところ、23日はご存知の通り台風だったため予約していた新幹線の運休が決まり、格安チケットをどぶに捨てる勢いで一本前の終電に乗るも、そもそも新大阪から地元までの電車も運休しているんじゃないかなど、てんやわんやでした(結局普通電車のみ運行していましたので帰れました)。
(◎B'z 9/2)
◎東京公演
さまざまなひとのレポによって生かされていました。
◎福岡公演(9/15.16)
・チケット代(2公演) 17,000円
・博多までの往復交通費 21,140円
・宿泊費 8,000円
・現地交通費 2,000円
・コインロッカー代 1,000円
(・駐車場代 2,500円)
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49,140円
▽雑感
広島だけれど広島じゃないのはもうすでにお察しかと思いますが、うかうかしていたら博多までの予約制格安プランが売り切れていましたので定価。反省点。駅のコインロッカーでも始発終電という換算ではなく日付が変わると料金加算されがちなので留意されたし。(実際はオーラス終演後帰る予定だったが友人の友人宅に泊めてもらったため、実際とは多少異なりますが、まあそれは計上しなくていいか)
◎台湾公演(9/22~24)
・オフィシャルツアー代金 155,390円
・9/22現地手配チケット代 10,548円
・広島名古屋往路 12,960円
・名古屋広島復路 10,270円
・Wi-Fi代(5280円÷2) 2,640円
(・駐車場代 2,800円)
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191,808円
▽雑感
オフィシャルツアーは9/22のセントレア発のコース。台湾の空港は桃園空港。往路9時55分発(集合時間は2時間前)。復路21時着(30分ほど搭乗が遅れた)。現地手配チケットは2800席。どちらも自名義&自力。観光なし。
前日の夜仕事終わりに大阪まで新幹線で移動、同行者の家に泊まって始発の新幹線でセントレアに向かい、復路はセントレア到着後(新大阪より先の終電には間に合わないと申し込み時から分かっていたので)名古屋発の夜行バスで岡山まで出てそこから新幹線を使って最寄りまで戻り、停めてあった車でそのまま出勤しました。
オフィシャルで申し込めるのなら申し込むべきだと思いますが、主要都市以外からの参加のハードルが高いのが難点(と思ったけれど、昼発昼着ならわりと健闘できるのでは?)。あと、1公演しかプランになかったのが残念(今回はプランによっては初日に間に合うものがあったのでよかった)。Wi-Fiは探せばもっと安かったはず。オフィシャル参加で元が取れてるとか損得がどうとか個人手配の場合とかも一切考えなかったので、相場としてどうなのかは不明。なんにせよ台湾は初めてだったので、航空券やホテル、チケット、空港からの移動手段、もろもろ手配してもらえていたのはとても楽だった。ただ出発の2週間前までホテルも往復飛行機の時間も会社も、当日の集合時間もわからないので、そのあたりに不安を抱くひとには不向き。オフィシャルツアーといっても団体行動はほとんどなく、ツアーデスクに都度頒布物やチケットを引き取りに行く、行きと帰りの集合時間を守って集合したら目的地まで移動するだけ、だったのでほかの参加者が気になるようなこともあまりなかったです*1。自由度高くてよかった。オフィシャルだからといって座席が優遇されているわけでもなさそうだった。そのあたりもいつも通りといえばいつも通りだけれど、今回に限っては一般販売が座席エリアごとの販売だったため、良し悪しがあったかもしれない。と将来のわたしのためにメモしておく。
・札幌1 86,900円
・大阪3 40,300円
・福岡2 49,140円
・台湾2 191,808円
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合計 368,148円
◎「NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 "Strawberry"」(8/11~8/12)
・チケット代 18,000円
・往復新幹線代 33,160円
・現地交通費 3,000円
・グッズ代 6,000円
・駐車場代(5泊)4,000円
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64,160円
▽雑感
お盆の連休をまるまる東京で過ごしたため(宿泊は友人のところに転がり込んだ)、駐車場代がそこそこ嵩んでいますが、往復の新幹線は往復割引で多少安い、多少ね。スマートEXの早割が取れればよかったんだろうけれどだめだった。現地の交通費はもう少し掛かったかもしれない、公演後の味スタからの道のりの長さは異常。
◎B'z 福岡公演9/2
・チケット代 10,446円
・往復新幹線 18,000円
・現地交通費 600円
・がちゃがちゃ 500円
(・駐車場代 700円)
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29,546円
▽雑感
日帰り。往路のみ格安プラン。復路は売り切れでしたが、結局開演が30分押したので買えていたとしても乗れていたのかは不明。ガチャガチャがコイン引き換えだったので固い意思で1回のみにとどめることができたのでよかった。S席。スタンドだった。ほとんど最後の先行抽選でのチケットぴあ当選分。
・関ジャニ∞ 368,148円
・NEWS 64,160円
・B'z 29,546円
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合計 461,854円
▽まとめ
今夏おつかれさまでございました。
私の熱量だとアニバーサリーが全部被っても最低限なら50万あれば足りるということですね。円盤買えばちょっとはみ出るけど。
正直台湾は金銭的な問題で発表時よりきっぱり行かない予定にしていたので、家計は火の車どころか自転車操業も良いところで、カードでのありとあらゆる支払いが5回払いになっています。そもそも貯金額がほとんど「ゼロ円」のところからの申し込みだったので…かろうじてB'zのチケットだけが4月末の引き落としでどうにか払い終わっている…というような状況。ネットで購入した新幹線代をすべてあとから分割払いにするほどのカツカツさです、現状。すべての原因は、車の頭金。頭金にしては少ない金額しか払えなかったけれど、あの金額さえあれば5回払いじゃなくて3回払いくらいで済んだような気はする。けれど車なしで駅まで行くことや会社に通うことはほとんど不可能だったのでしょうがない…いや台湾よ……。よく行こうと思ったね申し込み時のわたし、馬鹿だね、めちゃくちゃ感謝します。
関ジャニ∞は初の海外公演、の前に、初めての6人でのツアー。NEWSは15周年。B’zは30周年。なにひとつとして諦められなかった。金銭的な面ではもちろん諦めるべきだろうとは分かっていたけれど、だからって、ひとつでも諦めたら絶対に後悔することはわかっていたので、「最低限」を生活でも公演数でも何度も何度も自分に問うて心がけ、この平成最後の夏を終えました。馬鹿ゆえに生活費を考慮していなかったのであまりに浪費っぷりに打ちひしがれたり(9月初旬に限界を悟ったので社会人になって始めた定額貯金をそうそうに下ろすことに決めました)そもそも給与額の減り方に絶望したり、体力的にままならなくなったり、ものすごい情緒不安定だった自覚はあるけれど、こうして終えてみて思うのは、「どの公演も入れてよかった!!」とただそれだけです。
現金が異様になかったので割り勘時に「頼むからクレカ切らせて…」とお願いしても快く了承してくれたり、台湾の支払いもお金のなさを考慮してくれたり、そもそもこれだけお金がないと公然と絶望しているにも関わらず現場に向かうわたしを止めないでいてくれたりしたさまざまな友人にはものすごく感謝しています。ありがとう。結局は人の縁なんだなと痛感する夏でしたね。
何度も何度も異様にお金がないことを痛感する事案に遭遇しては、その都度自分の金銭感覚を恨んだりしたわけなんですが、あまりのやばさにたまらず母親に電話をしてしまうことがよくあり、そのたびに「お祭り行くために働いてるんやろ」*2 と諭されては「まあ…そうなんですけど……」と納得するばかりでした。
こういう大きな金額の必要となる初めての公演を経て、いろんなことを考えました。それでも行くことを選んでわたしはよかった、と思うし、さまざまな運の良さが重なって社会人として恥ずかしくない状態でいられたことは本当に、あえてはっきり言うけれど、「偶然」だったのだと自戒をもってこれを書いています。お金や時間、自分の体力面などなど。チケットもそう。
「お金を出した人が偉い」「(のもわかるけれどあまりにも暴論では?)」というような文言を台湾公演あたりからよく見かけるようになった。なんなんだろうなとおもう。お金を捻出した人も偉いし、生活のために欲を堪えられる人もめちゃくちゃ偉いよ。ちゃんとみなさん分かっていますか? この世には「生活」や「仕事」と「趣味」のだいたい2つがあって、みんなそれぞれにそれぞれのバランスがあって、どちらにも費やせるお金時間体力の限度があって、そのなかでどうにか生きているわけですから。24時間。定数のあるチケット。「生活」を投げ打ってから「ずるい」と言うならまだしも、ねえ。「生活」も「趣味」もどちらも尊いんだということを考えもせずに、前者だけを「ずるい」と呼ぶのはどうしてもいい加減にしてくれと思ってしまう。大人になって選べるようになったからこそ、どちらもめちゃくちゃ偉いこと、わたしはちゃんと知っていて、ジャニオタをしていたいなあと思う。「行かない」という選択の重みがどれほどなのかを社会人になってから日々痛感しています、感じたことありませんか? 労働のなかにいて改めてその「偉さ」に思いを馳せたりします、週末遠征後の週明けの言いようのない睡魔と戦いながら。そういう意味ではわたしはまだまだ軽すぎる。なにも考えずに行くのが一番欲望的には楽チンだからね。すり減るけど。まあ、お金を出すのもタダじゃないわけですからね。
いまのところ、あとは平成が終わる前にへいせいじゃんぷに一度お目にかかりたいぐらいで、それよりほかはおとなしく慎ましく、この夏の思い出を胸に抱いて働くだけです。
最高の夏でした。わたしを生かしてくれてありがとう。